無名人インタビュー:結局自分が1人になるのが嫌なんだと思います私の人
20代。私の20代はもう20年前なのか。いろいろできるし分かるのも当たり前かと。
ということで今回ご参加いただいたシロクマパンダさんは20代、しかも前半の方です。若いよね若い。ただ、思うんだけど、若いってこととその人の人間性はあんまり関係ないのかなとか思ったりします。若者だけど老人みたいな人もいるし、老人だけど若者みたいな人もいる。好奇心の強度と、肉体の頑健さの問題に過ぎない。過ぎないって、そんな軽々しく言っていいもの? だめじゃない?
さておき。シロクマパンダさんは、若者らしさと不思議とその年齢らしからぬ経験を積んだ人だなって思ってお話お伺いしましたとさ。
私、僕、俺、の彼の一人称の揺れはそのまま残した編集方針です。無名人インタビューはオーラルヒストリーの同時代人記者というわけです。今回もコンテンツ楽しんでいっていただければ幸いです! 神よ!
今回ご参加いただいたのは シロクマパンダ さんです!
Spoon
現在:輝きたい
[qbc]
どんなインタビューにしたいですか?
[シロクマパンダ]
僕の良さが伝わればいいなと思います。
[qbc]
わかりました。それでは、今、何をされている方でしょうか?
[シロクマパンダ]
厳密に言うと普通の会社員なんですけども、無名人インタビューに参加させてもらってインタビュアーとしての活動を始めました。プラスでスプーンというラジオ配信サイトで、不定期なんですけども配信をしています。
※タイトル未定って出ちゃうんですがシロクマパンダさんのSpoonアカウントです。
[qbc]
自分の中で大事なのはどっちですか?
[シロクマパンダ]
大事なのはラジオですかね。
[qbc]
年齢はおいくつでしたっけ?
[シロクマパンダ]
今年で23になりました。
[qbc]
若い。
[シロクマパンダ]
私、高卒で働かせてもらってまして、今の会社は3社目です。
1社目のときは多分、仕事が一番中心だったかなって思うんですけど、仕事だとそこじゃない感じがあって。
生きる意味じゃないですけど、なんか若気の至りじゃないですけど、仕事とは違うところで自分が必要とされたいなっていう思いがありまして、今ですかね。
[qbc]
なるほど。
[シロクマパンダ]
自分がどう必要とされたいのかを考える時期があって、生活するためには仕事は大切なんですけど、そこだけじゃなくて、仕事以外の部分で必要とされいと思って。
何かがあれば、もっとこう自分は輝けるのかな? とか。そんなこと思ってます。
[qbc]
スプーンのラジオ配信はどうですか?
[シロクマパンダ]
ちょっと不定期になっちゃってはいるんですけど、本当にラジオの感覚で、今日あったことだったりとか、ちょっとミニコーナーみたいのをやってみたりとか。
まだ始めて二、三ヶ月しか経ってないんですが、いろいろと変化しながら、僕の日常だったりとか、時事ネタだったりを話してます。そうするとリスナーの方がコメントしてきてくれたりして、私もそれにリアクションをしながらって感じのを続けてます。
[qbc]
楽しいですか?
[シロクマパンダ]
楽しいですね。
私、今ちょっと会社に2社所属してまして、一社は普通のIT企業に勤めていて、それから2社目を辞める時に友人と会社を興していて、そこの取締役もしています。肩書きだけで、ちょっと手伝ってるぐらいなもんなんですけど。
それもやっぱり、仕事なんですけど、お金じゃなくて、自分が何か輝けるんじゃないかとか、自分がそこにいたいと思ってる環境だからいる、みたいな感じです。
[qbc]
サラリーマンもやってる、友達とも会社をやってる。でもそれでも中心はスプーンやネットでの活動になるんですかね?
[シロクマパンダ]
そうですね。中心にしていきたいなと思ってます。自分の本当、ありのままを表現できるというか、何も左右されない、そういう感覚があります。
会社だと、契約とか取引先だったりとか、利害関係の方々がいるじゃないですか。
そういう中で何かを作らなきゃいけなかったり、何かを提供しなきゃならないって場所だと思うんですね。結局、利益を生まなきゃいけないとか。
[qbc]
うんうん。
[シロクマパンダ]
そういうとこだと、何かしらの”しがらみ”ってあるじゃないですか。社長になって好きなことやってても、取引先や株主から何か言われたりとか。しがらみが生まれて好きなことができないみたいな。それがなくて、自由に自分を出せて、その自由な自分を受け止めてくれる人たちがいるっていうその環境が好きというか。別にそれはネットじゃなくてもいいんですけど。
[qbc]
その感覚って、今まで経験したことのないような経験なんですかね? それとも、小さい頃は持ってたのに、今失われてしまった感覚?
[シロクマパンダ]
小学校とか中学校の時は持っていた感情だと思います。それが社会人になってから欠如してしまった。
仕事は仕事で好きだし、やることはやるんですけど、それだけで死にたくないなって思っちゃったんですよ。仕事だけをやって、60歳65歳になって仕事を辞めて、それで隠居生活とか、想像しにくくて。
だから、今のうちに何かしたい。
[qbc]
スプーンやってる時とか、どんな感覚なんですか?
[シロクマパンダ]
二つあって。目立ちたい自分と、聞きに来てくれた人を楽しませたいっていう自分ですね。
相手とか見えないんですけど、画面の向こうの人のためっていう。
[qbc]
どんな時が楽しいんですかね?
[シロクマパンダ]
リスナーからフィードバックがあったりとか、あとはやっぱり普段言えないことも言えちゃうみたいなのが、楽しいんだと思います。例えばブスとか、そういう普段なかなか言わない汚い言葉を使えるとか。
あと、ちょっと卑猥な話とか。普段、僕の内側でためこんでるものが全部出てるんじゃないかなって。
[qbc]
逆に、会社員としての自分の楽しさってなんですかね?
[シロクマパンダ]
やっぱり会社に認められることだと思ってます。会社に利益をもたらすとか、内側からよくするとか、いろいろな役割があるかと思うんですが、会社の中でもキーマンっているじゃないですか。それに成れてる自分っていうのは、やっぱり優越感に浸れますね。
[qbc]
今、会社員としては成功を感じられてるいると?
[シロクマパンダ]
そうですね。こんな若造がこんなこと言っていいのか分かんないですけど。
過去:厨二病、黒歴史
[qbc]
パンダさんは、どんなお子さんでしたか?
[シロクマパンダ]
活発な男の子だったと思います。
クラスのリーダーみたいなことをやっていて、文化祭とかでもこれやりたいこういうお店やりたいとか立案してましたね。自分のやりたいことをやりたいみたいに押し切るタイプでした。
[qbc]
はい。
[シロクマパンダ]
でも、中学校の頃は厨二病になってしまって、クールな方がかっこいいみたいな感じで、冷めてましたね。
冷めてる自分がかっこいいと思って演じてました。アニメがすごく好きで、当時のアニメの主人公に、そういうのが多かったんですよ。
だるい主人公っていうか。1年生にかっこつけてやっていたらやめられなくなっちゃって、僕のキャラとして定着してしまって。
中三の最後の方は自分の中でも何やってんだろみたいな感じでしたね。
[qbc]
性格的にはどんな感じでしたか?
[シロクマパンダ]
実は結構ネガティブな部分が多くて。考えこんじゃうというか、このこと言っちゃったら、この人に嫌われるんじゃないかとか。気にしすぎてメール打つのに10分かかっちゃうこととかあって。
[qbc]
そういう悩んじゃう性格で悩んでた時期って、ありますか?
[シロクマパンダ]
あります。社会人なりたての18とか19ぐらいですかね。
今は仕事の悩みとかないんですけど。でも私生活とかだと、なんていうんですかね、いつまでこの生活続けるだろうとか、何歳までnote書いたりとかバイク乗ったりとか、夜遅くまで1人でカラオケ行ったりとか友人と遊ぶのを続けられるんだろうみたいな。
[qbc]
あ、そういう生活を終えなきゃいけないと思っている?
[シロクマパンダ]
思っていますね。でも、そういう時間が好きだったりする自分もいるっていうか。
[qbc]
なるほど。ところで、無名人インタビューに、インタビュアーとして参加したいって言ってくれたじゃないですか。それはなんでだったんですかね?
[シロクマパンダ]
それから、人と対話をしたいというか。
[シロクマパンダ]
人を楽しませるだったりとか、自分を欲してもらいたいというか、自分を求められたいっていうのが、あったかなって思いますね。
自分のことを話すのも好きだし、人の意見を聞くのもすごく好きなんですよ。
[qbc]
なるほど。今の自分の流れみたいなのを、変えたいと思っている?
[シロクマパンダ]
思いますね。何か新しいことをして、気を紛らわせたいじゃないんですけど、そっちに注力してみたいとか。
自分の今やってるこれって、本当に自分のやりたいことなのかなって思って。付き合いでやってんじゃないかな、みたいな。だから、何かしら自分の中でこれだっていうのを見つけたいと。そういう思いはあるかもしれないですね。
[qbc]
なるほど。20代のよくある悩みなのかな。社会の中である程度、自分がこうしていけばいいんだなっていうのが分かると、今度はもっと自分を充実させたくなるというか。自分しかできないことにチャレンジしたくなるというか。社会人も3年経つとそんな感じなのかな。
[シロクマパンダ]
どうなんですかね。
[qbc]
何をするのが好きな人なんでしょうか? 本を読むのが好きとか、人と話すのが好きとかで言うと。
[シロクマパンダ]
僕は、人に依存しちゃうタイプかもしれないですね。友達が釣りしに行くわって言ったら俺も行って楽しめるし。一人の時はずっと家で本読んでますし。5人ぐらい集まったらボウリング行くとか。
結局、自分っていうものが無いんだと思います、あんまり。僕はこれみたいな、僕はこうこういうことをやってたみたいのがなくて。もともと、生き方がというか、人からどう思われてるんだろうかとか、人に何かをしてあげたいとか、そういう感じが多いです。
[qbc]
なるほど。
[シロクマパンダ]
率先してリーダーやりたいって言うと、非難されることって絶対あるんですよ。
悪口を言われたりとか。そういう時に、周りと合わせて笑ってた自分みたいな感じがあります。その時に自分を持ってる人だったら、多分怒ったりしていたと思うんですよね。実際自分もそういうリーダーを見てきたし。
でも僕は何とかその場が壊れないように、俺が憎まれていればいいやっていうタイプでした。
[qbc]
作品を作ったりとか、そういうこともお好きですか?
[シロクマパンダ]
短編小説を書いていた時がありました。14歳とか15歳ぐらいの頃。周りと違うのを好きなのがかっこいいと思ってて、洋楽聞いたりとか洋書読んでいたりしたんですよ。
シェークスピアにハマった時期があったりとか。
[qbc]
アニメはどんなのがお好きだったんですか?
[シロクマパンダ]
サイコパスってアニメが好きでしたね。ちょっとグロテスクなやつでした。
[qbc]
影響は大きかった?
[シロクマパンダ]
大きかったですね。それまでワンピースとかナルトしか知らなかったので、サイコパスは、自分しか知らない秘密基地みたいな、何このワクワク感みたいな。深夜アニメだったので、自分1人だけ起きて、自分だけこれ見てるみたいな感覚も背徳感があったし。
バンバン人が死んでいったりとか、どんどん精神異常をきたす同僚とか、そういうのが新鮮だったんですよ。それまでそういうのに全然触れてこなかった自分もいて。自分の中ではすごく大きなものだったんじゃないかなと思います。
未来:とりあえずあいつ呼ぼうぜの「とりあえずあいつ」になろうと思った
[qbc]
それでは未来についてお伺いします。5年後10年後のイメージはありますか? あるいは死ぬ時にこう思われていたいとか。
[シロクマパンダ]
死ぬ時はやっぱりこう、なんていうんですかね、やっぱり人に求められてる自分でありたいなって思います。悲しまれたい。
七つの習慣という本があるじゃないですか。自分が死ぬ時になんと言われたいかを想像しなさいみたいな有名な章があって。それで自分は何を言われたいかなって思った時に、パンダと一緒に仕事できてよかったとか、そういうことを言われたいなって思います。みんなそうだと思いますけど。
[qbc]
なるほど。
[シロクマパンダ]
直近の5年後10年後は、僕5年後に28になるので、会社で言えば課長とかになれたらなとか。
生活で言えば、ちょっと結婚もしてみたいな。もっと直近だと、無名人インタビュー、僕まだ一件もできていないので、インタビューしたいですね。
[qbc]
そだね。
[シロクマパンダ]
そういったことでみんなからちやほやされたいですね。
[qbc]
うーん。今までで一番辛かったことってなんですか?
[シロクマパンダ]
一番は、最初の会社で、入ってすぐにいじめに遭いまして。1ヶ月経たないぐらいで、そこから3ヶ月間ぐらい何も仕事がないっていう状態になったんです。それが辛かったですかね。出勤しても仕事がない。
本当に僕は何をしてるんだろうみたいな。
[qbc]
うん。
[シロクマパンダ]
その3ヶ月間ってのがすごくつらい時期で、高校出て、首都圏で一人暮らし始めた時で、誰も頼る人もいなくて、いじめられてるっていう状況で。最後の方は、逆転の発想じゃないですけど、仕事しなくても金もらえんじゃんってなってました。
大企業のしがらみか、管理職も見て見ぬふりだったんですが、部長が、見るに見かねて助け舟を出してくださったんですね。
僕自身、元々営業職を希望してたんですが、入社してみたらSE職だったんですよ。それで、部長に外に出たいって話をしたら、新しいプロジェクトが発足するから、一緒にやらないかって言っていただいて。会社のノウハウを使って、生産効率をいかに上げるかみたいなコンサルティングを売る営業をやることになったんです。
そこからすごく、僕の人生がらっと変わったかなって。
[qbc]
ちなみに、なんでSEになったの?
[シロクマパンダ]
僕、工業高校だったんですよ。同期に大卒しかいなくて、僕は普通に寮があって、そこそこ大きい規模の会社に入りたいなと思ったら、たまたまそこに入れて。大卒の募集だったんですけど、
高校に来た求人に、自分から取りに行くって方式の求人で、県外募集の新卒募集が出てて、学歴不問だったんですよその時は。受けたら受かって、それで。
[qbc]
なるほど。
では、もしもの未来について聞かせてください。今、色んなものにチャレンジしている時期だと思うのですが、仕事では友達と会社をやったりとか、プライベートではラジオ配信をやったりだとか。
もしも、そういうのが一切なかったら、今、何をやってましたかね?
[シロクマパンダ]
たぶん、自分の身の回りにいる人のために生きていたと思います。使い走りって言ったらあれですけど、とりあえずあいつ呼ぼうぜの「とりあえずあいつ」になろうと思ったんじゃないかな。
友人を増やそうとしたんじゃないかな。友達で自分の存在意義を賄うっていうか。
結局自分が1人になるのが嫌なんだと思います私。いろんなことをやったりとか、無名人インタビューやりますってqbcさんに声をかけたりとか、何ていうんすかね、友人の会社を手伝って、友人との関係性を持っておくみたいな。やっぱり、一人になるのが怖いんじゃないかなって、思います。
[qbc]
それは、なぜ?
[シロクマパンダ]
悲しいから? あ、いじめられてたからかもしんないっすね。社会人なりたての時に、仕事もらえなかったし。本当にずっと無視されてたし。その経験がもしかしたら、一番自分の中で尾を引いているというか。
[qbc]
その経験は良かった?
[シロクマパンダ]
今考えたら、良かったかなって思っちゃいますね。なんか自分で言うのも、あれなんですけど。器用貧乏な方で、何でもそこそこできてしまうタイプだから、多分いじめられなかったら、天狗になってたと思います。高校の時もちょっと天狗になってたんで。成績いいし、帰宅部なのに足速かったりとか。スポーツもめちゃくちゃ上手いわけじゃ全然ないんですけど、上手いって言われるくらいのレベルで。
だからいじめられた経験があったからこそ、本当の理不尽みたいなところに立たされたからこそ、今もずっと謙虚な気持ちで入れるんですよね。
[qbc]
シロクマパンダさんは、ポジティブかネガティブかって言われたら、自分はどっちだと思いますか?
[シロクマパンダ]
本当に本当はネガティブだと思います。だから子供の頃から、周りに嫌われないために自分を取り繕っていて、その取り繕っている自分の仮面がポジティブなだけな気がします。
[qbc]
最後に言い残したことは?
[シロクマパンダ]
あります。
ちょっと宣伝だけさせてもらえれば。私、シロクマパンダはnoteでも記事を書かせていただいてまして、それから無名人インタビューの中で未熟人インタビューというのをやらせてもらってます。私自身、未熟だからこそ聞けるものだったりとか、見つけられるものがあるんじゃないかなと思って始めさせてもらいました。参加、お待ちしています。
そして、ちょっと殻を破った自分ってことで、スプーンというアプリでラジオ配信もしています。ありのままの自分のようなものが出ているので、気になった方、見に来てください。よろしくお願いします。
[qbc]
ありがとうございました。
[シロクマパンダ]
ありがとうございました。
あとがき
あなたは感想を持ちましたか? ぜひ感想はコメントに残していってくださいね。
そして良かったらあなたもインタビューにご参加くださいませ。
「シロクマパンダ」というシロクマなんだかパンダなんだか、白なんだか黒なんだか、て。
つまり、仕事なのかプライベートなのか、ポジティブなのかネガティブなのか。そういう二面性の強い人なのかなと思ったり。
中二の時の厨二病、新卒の時のいじめ、それらと裏っ返しの明るい時代。悪い時も良い時も経験してるっていうことがね、シロクマパンダさんの、今のところの特徴なんだろうなって思いました。
厳しさを知っているからこそ優しさもある、みたいな。
インタビューではやっぱりその人の一面しか掘り下げられんよなあ。やっぱり全人的に知りたいわあとか、そうだよなあとか。
たぶんね、もっと奥行きがあるんだろうなと思う人でした。てか、まだこれからの人生長いし、楽しみな人ですね!
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