今の生活が続くといいなと思う人
冬が来るね。夏も来るね。春も秋も来るんだよね。
去年も一緒に季節を過ごしたね。今年も過ごすし、来年も過ごすんだね。ずっと続くんだね。思えば、もう、こんなに年が過ぎて行ったんだね。
tanoshikattane.嬉しかったよ、そして最&高だった。
アヒージョ食べたね。ワインとすごくマリアージュしてたね。
高級食材スーパーで買ったお魚で、ササっとアクアパッツァ作ったね。おいしかったね。
そして私たちは転生するのかもね。来世も一緒なのかもしれない。
というわけで、こんばんががが! みなさんは、ハマグリはお好きですか?
昔、秋葉原と御徒町の間くらいにハマグリだしのラーメン屋さんがあって、そこはアキハバラが近いこともあって、お店の人がほとんどコスチュームプレイの浴衣なんですね。あ、お店の人が女性なんです。
で、べろべろに酔ってた私は、深夜2時くらいにそのお店に入ってラーメンすすっていたわけです、ずるずる! そしたらですね、なんとお店の店員さん(ワンオペ)が、私と同じ酔客にからまれてるんです!! まったくもう、心配で私、見張ってました。
そのお店の名前は、チラナイサクラ。
今日の無名人インタビューもよろしくお願いしますねー!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】
今回ご参加いただいたのは chatnoir さんです!
現在:やっぱりちょっと変わってるみたいですね。

あるく:今、何をしている人でしょうか?
chatnoir:今、専業主婦ですね。田舎って言ったらあれですけど、地方で専業主婦をしておりまして、お掃除をしたりお洗濯をしたり、一般の主婦さんと同じことをやっています。ただ、小説を書くことをやっておりまして。で、今ちょっと、長編の連載をnoteの方に書かせていただいてます。
あるく:ありがとうございます。なんで小説を書こうって思ったんですか?
chatnoir:そうですね。昔からものを書くっていうのが割と好きで。で、中学生、高校生ぐらいから、いろいろ、詩とか短編小説とかを書いていたんですね。働き始めてやらなくなってしまったんですけど。また専業主婦として時間ができたので、昔やっていたことをやってみようかなと。いろいろやってみようと思って。で、歴史が好きだったので、少し設定を変えて、長編小説を書こうかなというふうに思いました。
あるく:どういった長編、長編小説に今取り組まれてますか?
chatnoir:箱館戦争をモチーフにして。地名とか名前とか、そういうのをガラッとちょっと西洋風に変えてしまっているんですね。黒田清隆の役の方を主人公に据えて、で、じゃあ幕府方の人間がどういうふうに見えているのか、なんていうのを、虚構なので大きく設定を変えながら書いて。
あるく:なるほど。小説書かれてるときって、何考えたりとか、どういうことを感じたりとかしながら書いてますか?
chatnoir:そうですね。やっぱり世界にどんと入り込んでしまうと、一般的でなくなってしまうんですね、なかなか。もうのめり込んでしまうっていうんですかね。
あるく:なるほど。
chatnoir:で、そこを極力気をつけるようにして。例えばこう風景の描写を入れてみたりだとか。ちょっとだけ視点を変えて、この人から見た黒田清隆の様子、黒田清隆っていう名前ではないんですけど、黒田清隆役の様子っていうのをちょっと取り入れてみようかとか。一直線に飛び込まないように気をつけて書いています。
あるく:なるほど、ありがとうございます。先ほどの、働かれてたときがあるっておっしゃったと思うんですけど。働かれてたときと、その専業主婦になってから、何が変化したとかどういう気持ちに変化したとかってありますか?
chatnoir:そうですね。あの、結婚退職だったもので、ガラッと大きく生活が変わりました。働いてた時代は実家から会社に通っていたんですけれども、結婚して当然家を出て。で、家事やそれにまつわるものを一切私がやるようになりまして。で、そうですね。野球部のマネージャーになったような感覚っていうんですかね。
あるく:なるほど。
chatnoir:なんか、運動をやってるような、そんなイメージだと思っていただけるといいと思います。
あるく:今、どういうイメージで野球部のマネージャーっていう表現をされたんですか?
chatnoir:プレイヤーが主人なんですけど。本当に忙しくって、飛び回っているような感じだと。で、それがちょっと試合をしている野球選手に、ちょっと、オーバーラップするような感じかなと思いまして。じゃあそれを支えている専業主婦の私にあたる部分っていうのは、その、マネジメントっていうんですかね。いろいろこう、動きを邪魔しないようにっていうんですかね。なんかこうサポートに回るっていうか、そんな感じでこう、野球部のマネージャーっていう表現をつかってみたんですけども。
あるく:なるほど、ありがとうございます。今はそういうふうに、メインのプレーヤーじゃない、今マネージャーやってるご自身に対しては、どう思ってますか?
こういうのは良かったなとか、逆にこうなりたいなとか。ご自身ではマネージャーであることどう思ってますか?
chatnoir:結婚する前までは共働きで…なんていうふうに考えていたんですけれど。やっぱり、家庭のことがきちんとしてないと、家族全員の、私と主人の生活のクオリティが落ちていってしまうっていうのが何となくわかってきて。じゃあその生活のクオリティを支えるっていうのが、どれだけ大切かっていうのが何となくこう、経験を積むにつれてわかってきたっていう感じなのかなというふうに思う。
あるく:chatnoirさんの今の生活とか自身のことをお聞きできたらなと思うんですけど。今の生活の中で何してるときが一番楽しいですか?
chatnoir:そうですね。やっぱり主人が、こう笑顔で帰ってきたときっていうのが1番の癒しなんで。
あるく:ええ、そうなんですね。すごい、仲のいい関係なんですか? 旦那さんと。
chatnoir:まあ、そうですね。何とか仲良く、今度5月1日で8年目に入るんですけど。喧嘩ってそんな全然しないですね。なんかもう、だいぶ仲良くやっていますね。
あるく:なるほど。次、ご自分では自分の性格についてどう思いますか?
chatnoir:私の性格。割と内向的で人見知りな方かなとは思っているんですが。一方で、何て言うんでしょうね。自分に無理のない範囲でチャレンジをするっていうんですかね。例えばこうやってインタビューを受けてみたりですとか、noteに小説を書いてみたりですとか。新しいことをちょっとずつ取り入れて、好奇心はあるかなというふうに思ってます。
あるく:周りからはどんな人っていうふうに性格の部分が言われることがありますか?
chatnoir:そうですね、やっぱりちょっと変わってるみたいですね。なんかあの、ちょっと変わった部分があるって。あの、人と同じことをしないっていう、そんな感じで見られているような気がします。何かもともと、音楽をやっていたりですとか、あと割と最近までショールームというアプリで歌を歌ってみたりですとか。そんなことをやってまして。あと、ちょっと今、停滞気味なんですけど、フランス語を少しかじって、TikTokの方にアップして。今日こんなこと勉強しましたみたいなことをあげていたりとか。一般の人がちょっとやらないようなことを、ぽっとやってみるっていうんですかね。というところが変わった部分なのかなというふうに思います。
あるく:すごいいろいろなさってると思うんですけど、chatnoirさんの趣味とか、興味っていうのは今はどういう部分なんですか?
chatnoir:そうですね、やっぱり今書いている小説が軸になってまして。音楽をもともと、ちっちゃい頃からやっていたので、音楽の方もわりと好きだったりしますし。でもやっぱり小説かな。歴史の本を調べたりとか。あと人の行き交う様子をじっくり観察していたりとか。小説のネタになりそうなことを集めて、書いていたりします。
あるく:そうなんですね。今は小説が一番の興味って感じですか?
chatnoir:そうですね。
あるく:ありがとうございます。今までどういう興味を持たれてますか?
chatnoir:他の興味ですか? 語学が割と好きだったりして。下手の横好きなんですけど、フランス語ちょびっとやってみたりだとか。フランス語に移る前は、ほんのちょびっとだけドイツ語かじってみたりとか。英語も勉強していた期間があって。語学がわりと好きかもしれないですね。あと歌なんかも好きですし。一番最近あげたTikTokの動画なんですけど、中国語の歌を歌うっていうのをやってました。
あるく:発信とか他の人に見てもらうことって結構多いんですか?
chatnoir:そうですね。割と好きだったりしますね。これは、結構新しい発見だったんですけど。いろいろやってみて、他の人から反応をもらえるっていうのがやっぱり自分の中で、すごく励みになっていたりとか。意外とこんなことやるんだって思ってもらえたりとか。そういうのが楽しいです。
あるく:なるほど。今までどういう反応をもらって、心が動きましたか? 楽しいとかでも、逆にネガティブな方でも、心が動いた瞬間っていつでした?
chatnoir:そうですね。フランス語をアップし続けてた期間に、やっぱり最初の頃よりもすごく上達したっていうふうに言ってもらえたときとか。あと歌上手いんですね、とかって言われたときも、やった、って思いますし。やっぱり褒めてもらうと素直に嬉しいですよね。
あるく:chatnoirさんが書かれてる小説だったりとか、歌だったりとかって旦那さんに見せたりとかしてるんですか?
chatnoir:いやあ、小説は見せたいんですけど。主人の方で何か、恥ずかしがっちゃって。なんかこっぱずかしいよとかって、逃げられてしまっているので。小説はまだ見せてないですね。歌の方は、動画をとってるところを見られてたりとかするんですけど。まあ、好きなことやっていいんじゃないの、っていうそんな感じで。止められたりとかないですね。なんかやってるって思われてると思います。
あるく:なるほど。ありがとうございます。なんかすごい聞いてて充実なさってる生活だったり、すごいいろいろなことに興味を持たれている感じがしてすごいキラキラした生活だなと思うんですけど。逆に、ご自身の今だったり、今の生活とかで、もっとこうしたいなとか、逆にこの部分嫌だな、みたいな感じの部分ってあるんですか?
chatnoir:やっぱりあの、自分からこう動かなければ、本当に専業主婦の生活って無言の生活になってしまうんですね。当然家の中でずっと1人でいますし。お買い物に行ったときも、そんなに店員さんと話す機会なんていうのはなくて。本当に自分からどんどん、ネットで発信したりとか、声かけたりとかしていかなければ、どんどん孤独の闇に落ちて行ってしまうっていうんですかね。そんな感じで、そこは嫌な部分っていうか、ちょっとこう注意したい部分ですよね。
あるく:うん。
chatnoir:あとやっぱり、当然なんですけど、収入がないっていう部分があって。働きながら、じゃあ生活のクオリティが下がってもいいと思うか、生活のクオリティをきちんとしつつ、ちょっとお金がないところは節約しながら、とかの2択だったんですけど。で、私は生活を選んだ感じなんですけど。でもやっぱり、たまにちょっとお小遣いぐらいはちょっと欲しいかなって思うことは正直ありますよね。
あるく:もしお小遣いとかがあったら、何につかいたいなと思ってます?
chatnoir:そうですね。やっぱり、例えば主人との記念日とかで、外食をして、おしゃれなプレゼントでも用意して、ちょっと特別な日常みたいなのを味わうことができるんじゃないかって思ったりですとか。あとやっぱりお金があったら、記念日なんかでも今、家計費少し使って、ちょっとささやかなお祝いぐらいしかしない。やっぱり、お小遣いためて、ちょっと大きなお祝いって言うんですかね。そんなことができるといいななんていうふうに思うこともあります。
あるく:なるほど。何かchatnoirさんご自身がどう使うんだろうと思ったら、ここで旦那さんに対してでてきてすごいびっくりしたんですけど。旦那さんとchatnoirさんって、どういう存在なんですか?
chatnoir:主人はなくてはならない存在ですよね。本当にこう、なんていうんでしょうね。結婚したときに、自分と真逆の性格の人を、実は選んだんですね。やっぱりこう、主人が不得意なところは私が得意で、私が得意なところは主人が不得意でって。で、お互いに分け合いながら生活ができるかな、なんていうふうに思ったりしていて。実のところそれがうまく回っているような状態で。本当にこう、ふたりでひとつ、って言ったらちょっと言い過ぎかもしれないですけど。なくてはならない存在だと思ってます。

あるく:どこで旦那さんに出会われたんですか?
chatnoir:あれなんですよ。結婚が行き遅れまして、婚活をしたんですよ。あの結婚相談所っていうんですか。
あるく:馴れ初め聞いてしまったんですけど大丈夫ですか? お聞きしても。
chatnoir:大丈夫ですよ。結婚相談所みたいなところに登録をして、向こうからお手紙が届いて、最初にお会いしたところがレストランで。お見合いほど硬い感じじゃないんですけど、自然な恋愛ではないですよね。ちょっとかしこまった感じでお会いしてっていう感じで。最初はそんな感じでしたね。
あるく:ありがとうございます。ちょっと戻るんですけど、先ほど言った生活のクオリティっていう言葉、何回かおっしゃったと思うんですけど。chatnoirさんにとってのその、生活のクオリティが高い、低い、って具体的にどういう生活なんですか?
chatnoir:やっぱりあの、掃除が行き届いていて、ごはんきちんと毎食作って。慌てて買い物に出なきゃいけなかったりとか、そういうことがないような状態。あの、主人も私も当たり前に生活できているような状態が一応、生活のクオリティが高いっていうふうに表現していて。私もバイトに出たことがあるんですけど、そういうふうにしてしまうと、例えばもう疲れ切ってしまっていて、夕飯はじゃあスーパーのお惣菜で我慢しちゃおうとか、あとお掃除が行き届いていなかったりとか。買い物もちょっと計画的ではなかったりとか。そうするとやっぱりあの、浪費にも繋がってしまうんですよね。当然自炊した方が、料理なんか安いですし。なんかこう、生活がうまく流れてない状態っていうのを、生活のクオリティが低いっていうふうに思っています。
過去 : アップダウンが意外とある人生だったなって思ってます。

あるく:子供のときはどんな子でしたか?
chatnoir:あの、喋り始めるのがちょっと遅かったんですよね、人より。口の立たない子供でちょっとおとなしいと思われていて。母親がすごく心配をして、私に3歳ぐらいの頃からピアノを習わせ始めたっていう経緯があって。で、そうですね、わりと本が好きだったんですよね。『オバケちゃんとむわむわむう』っていう絵本があったんですけど。それを暗記してしまったりとかするぐらいまで読み込んでいて。そんな子供でしたね。本当に幼稚園のときなんかは、本が大好きですし。ピアノを習っていたので、ピアノも好きで。で、運動がちょっと苦手だった。
あるく:お母様はなんで、そのピアノを選んだんですか?
chatnoir:うちの母親が独身時代に保育士をしてまして。指先が動いて、表現力がついて、で、昔の子供向けのピアノ教室って、歌を歌わせたりなんかもするんですよ。で、歌なんかも歌って。自分を表現する力がつけばいいな、なんて思った、っていうふうに聞いてます。
あるく:自分を表現する力。なるほど。ピアノやっててどうでしたか?
chatnoir:なんかちっちゃい頃は、自分はピアノしかできないって、思い込んでたんですよ。ピアノの先生に褒められて、家族共々、その気になってしまっているっていうのかな。で、もうピアノしかできないから、みたいな感じで、そう思っていて。でもある程度年数が経つと、自分は譜読みっていうのかな、譜面を読むんですけど、それが苦手だなっていうことに気づいてしまって。初見、初めて見た楽譜を見ながら弾いたりとかそういうのが全くできないんですね。で、これはピアノはちょっと限界があるかも知れないなって思って。じゃあ他にどんな道があるのかって模索し始めたのがだいたい中学校ぐらい。
あるく:はい。
chatnoir:だからピアノは好きですけど、そんなにじゃあ得意かって言われると、それはどうなのかなっていう部分が出てきてしまったっていう感じですね。自分の限界がだんだん見えてくる感じっていうのかな?一応、私、音楽短大を出てるんですけれども。
あるく:そうなんですね。
chatnoir:音楽短大が一番、ピアノの腕としては頑張れてたところで。やっぱり譜読みでつまずいたりなんかしているので、もうこれは無理だっていうか。あとやっぱり就職に失敗しまして。で、普通の学校に編入してしまって、それ以外ピアノを、お遊びで弾くことはあっても一生懸命練習することはなくなってしまったかな、という感じでいますね。
あるく:中学のときに限界を感じたっておっしゃったと思うんですけど、大学は短大に行ってらっしゃる、その間、中学校から大学生になるまでの間って、どういうこと考えてたり、何かあったりしたとか、ありますか?そのとき考えたこととか。
chatnoir:やっぱりあの、限界が見えてるけれども、じゃあその代わりになるものって自分には残っているか、っていうふうに一生懸命考えていて。でもやっぱりその時点では何も思いつかなかったんですね。で、なんていうんだろうな、譜面が読めなくても指が動いてしまうっていうんですかね。弾けてしまうので、ごまかすことはできたっていうんですかね。ごまかしがきいてしまったので、短大も受かってしまったんですけれども。挫折感みたいなものが何となくこう、自分の心の中にとどまっていて。でもそれをちょっと隠してるような、ごまかしてるような、そんな感じでしたね。もう何の疑問もなく努力して、っていう感じではなかったです。ちょっとこう自分の中に後ろぐらいものがあって、それをごまかしながら、ピアノの練習をしていたっていう、そんな感じでしたね。
あるく:じゃあ何してる時が楽しかったですか?
chatnoir:そうですね。意外と高校、ドラマ観てたりとか。そのとき、『踊る大捜査線』とか流行って。ああいうのを観てケラケラ笑っていたりとか。あとわりと、音楽って言ってもそっちのクラシック系じゃなくって、ポップスを聴いていたりとか。ちょうど小室ファミリーが、流行り、全盛期ですよね。もう流行りまくっていた時代で。真似して歌ってみたりとか。ちょうどカラオケにも行き始めて。覚えたりとか。わりと、だから、ミーハーだったかもしれません。
あるく:なるほど。さっき本が大好き、って言ってたと思うんですけど、どれぐらいでそのすごいのめり込んだりとか、すごい好きになったんですか?
chatnoir:そうですね。やっぱり中学ぐらいかな。ちょうど生意気な年頃になって、漫画を読んでいるのが恥ずかしいと思うようになってしまったんですね。今思うと何が恥ずかしいんだって感じなんですけど。で、小説を手に取るようになって。太宰治とか、ちょっと暗い系の本を読むようになって。わりとその、自分でも真似して書いてみたりとかして。だいたい中学ぐらいからですね。なんか書くものが全部暗いんですよね。
あるく:それは、chatnoirさんが書くものが?
chatnoir:そうそう。私が書くものも暗いですし、あと読んでる本もなんだかちょっと暗い感じの本ですし。それが、なんかかっこいいと勘違いしてた部分が多分あるんですよね。何かこう自分に浸ってたっていうのかな。なんかこう、太宰の、「恥の多い人生を過ごしてきました」とか、なんとなく一部、覚えてるんですよね。で、そういうのを真似して、自分で何か小説とか詩を書いたりしていて。中学時代ってそんな感じでしたね。高校になって、高校生が文学界の新人賞を取ったっていう、ちょっとした事件が起こって。わあすごい、読んでみたいと思って読んだら、すごく難しい小説で。わあこんなの書けるようになりたいな、なんて思いながら、一生懸命むさぼり読んでた記憶があります。
あるく:なんでそういう暗い小説とか、どういう傾向があって、どういう理由で?
chatnoir:やっぱりあの、ピアノの限界が見え始めたっていうのがちょっと大きかったのかなっていうふうに、今では思ってますね。自分にはこれしかないって思ってたものが、あれ、違うかも知れない、ていうふうに思ったときに、何かこう、自分の心の中に影みたいなものができて。それをうまく表現してくれる相手っていうのかな、それがちょうど太宰治であったりとか。大岡昇平の『野火』とか。本当、もうなんか暗い小説ばっかり読んでたんですよね。それが高校生ぐらいまでちょっと続いたかな。やっぱりあの、ピアノで生きて行けないかもしれない自分っていうのを、なんかこう、投影してる感じっていうのかな。何か、一生懸命こういう自分があって隠してるんだけど、でもちょっと表現したくて、ってそういう、太宰とか、そっち系に走らせたんじゃないかって思います。
あるく:なるほど。小説って、一章、二章、って章の分かれ目があるじゃないですか。chatnoirさんご自身の人生を振り返ったときに、ここが、章の区切れだなと思う部分ってどこですか?何個あってもいいんですけど。
chatnoir:そうですね。一応、小学生でひとつの区切れがあって。中学入ってから短大を出るぐらいまででひと区切りあって。新しい勉強をはじめてみた頃から大学を卒業するまででひと区切りあって。で、長い社会人期間でひと区切りで。今、専業主婦をやっている期間があるので、大体5章ぐらいですかね。
あるく:なるほど。まず小学校で切れるのはなんでですか?
chatnoir:そうですね。やっぱり、小学校の頃ぐらいはもう、自分はピアノの天才だぐらいに思ってて。なんか先生にも褒められてるし。合奏でもピアノを弾く役なんかも与えてもらえるし。もう私、天才かもね、ぐらいに思っていた時期がだいたい小学生ぐらいかなと思うので。で、小学生でひと区切りかなっていうふうに思ってます。
あるく:中学から短大はどういう章でしたか?
chatnoir:中学入って、まあちょっとピアノの限界が見え始めたりですとか、じゃあピアノ以外の世界を自分は持ってないんじゃないか?っていう、ちょっと焦りとか不安とか。葛藤みたいなものを抱えてた時代が、ちょうど中学から短大ぐらいかなっていうふうに。なんかちょっとこう、ドロドロした世界を抱えながら生きてた時代かな、なんていうふうに思ったりしてます。
あるく:なるほど。次のその、新しい勉強を始めるのは具体的に何を勉強されたんですか?
chatnoir:学科で言うと現代文化学部の地域文化学科なんですけれども。比較的新しい時代の、あの歴史や文学を、大雑把に学ぶ感じの学校だったんですね。やっぱり歴史なんかを学ぶようになったり、文学も、自分が読んでいたようなものばっかりじゃなくて、例えば宮沢賢治とか、芥川龍之介とか夏目漱石とか、ちょっと幅が広くなったっていうんですかね。その時代に読み始めたのも遠藤周作とか、今までとはちょっと色気の違う小説を読み始めたのもその時代だったりして。で、新しいものが入ってきた、っていう意味で、結構、新しい勉強を始めた、なんていうふうに考えていたりするんですけど。まあ、新しいものに触れて、自分が明るくなった時代でもありますよね。なんかこう、こんなことができるんじゃないかとか、こんな世界があったの知らなかったんだ今まで、とか。そんなふうに思っている時代ですね。
あるく:なるほど。
chatnoir:新しいことをやって、卒論も一応書いて。意外と評価が高かったんですね。内村鑑三の不敬事件のこと書いたんですけど。案外評価が高くて。こんなこと自分できるんだって。ピアノじゃなくてもこんなふうに、文章で表現したりとか、論文を書いたりとか、そんなこともできるじゃないか、っていうふうに、新しい世界が見えて。で、大学時代が終わったっていう、そんな感じですね。
あるく:なるほど。そして四つ目の仕事、専業主婦、それぞれ分かれるのはどういう理由ですか?
chatnoir:やっぱり仕事をしていた時代っていうのが、仕事に追われるっていうんですかね。私生活がストンってなくなってしまう感じだったんですね。わりと仕事に追われてしまっていて。で、自分に余裕がなくって。ピアノもやめてしまっているし。小説を書いたりいろいろ文章を作ったりすることももう、完全にしなくなってしまっていて。で、記憶に残ってることって言ったら何だろう、んっと、戸籍を読む仕事をしてたりとか、いろんな仕事ですけど、その戸籍の読み方とかで、あの、ちょびっとやってたんですよ。古い戸籍はこうやって読むとか。そんなことをやっていて。印象に残ってるって言ったらそれと、正社員で勤められたところっていうのがなかったので。キャリアアップっていうのをしてかなきゃいけないっていうので、あの簿記の資格を取ったりですとか、英語の勉強してたりですとか、なんだかんだで土日が潰れてしまうっていう。
ちょっと遊びが足らない、ちょっと余裕のない日常を送っていたのが、この社会人時代かなっていう。で、そこが専業主婦になって、自分に余裕ができた、っていうのが一番大きいですよね。大きく世界が変わったっていうんですかね。自分の時間を持てるようになって、人に目配り気配りができるようになって。人って言っても、主人一人だけなんですけれども。じゃあ自分の時間を使って、昔書いてたような、暗い小説じゃないですけど、まあちょっと小説を書いてみようかとか。で、じゃあ語学もそんな英語ばっかりじゃなくって、ちょっと新しいことをやってみようかとか。それで今がある感じですかね。
あるく:今、ご自身をふりかえってみて、何かどう感じたりとか、どう思ったりします?
chatnoir:そんなに変化に富んだ人生じゃないっていうふうに、自分では思っていたんですけど。言葉にしてみると、案外、山あり谷ありかな。まあ、思春期はちょっと落ち込んでたりとか。大学、勉強の学校に通ってきた時代はちょっと、自分の中では充実していたりとか。アップダウンが意外とある人生だったなって思ってます。
未来 : できれば、今の生活が続くといいな、というふうには考えているんですけど。

あるく:それでは、未来の質問に移りたいと思います。5年後10年後、あるいは死ぬときまで想像して、未来についてどういったイメージをお持ちですか?
chatnoir:うーん。できれば、今の生活が続くといいな、というふうには考えているんですけど。5年10年ぐらいだったら続くと思うんですよね。主人を支える生活をして、なおかつ自分の時間を持ってっていう。ただ、その主人が退職したときに、今度二人でどう生活を分割していくかっていうんですかね。こう二人で家にいるようになるので、例えば家事は分け合うのかとか、2人で一緒に楽しめる趣味を持つのかとか。2人で何か一緒にやるっていうのが、主人が退職した後の未来にあった方がいいな、なんていうふうに思いますね。
今ちょうど私が小説書いてる横で主人がゲームをしたり、わりとバラバラなことをやっていたりするので。一緒に楽しめる趣味を、今私43なんですけど、65になるぐらいまでに見つけた方がいいな、なんていうふうに思っていたりしますね。それが何かっていうのが、なかなか難しいですけどね。運動は私も主人も苦手だから、何か一緒に歌を歌ったり、一緒に絵を描いたりできないかな、なんて思っていたり。
あるく:やっぱりあれなんですね、ご自身だけっていうより必ず、旦那さんがいらっしゃるんですね。
chatnoir:そうですね。やっぱり結婚してから二人三脚っていうんですかね。自分1人の生活ではなくなったっていうのがすごく大きくって。やっぱり自分のコンディションが悪ければ、主人の生活にも響いてしまうし。その逆もありですし。だから、お互い支え合いながらどうやって生きていくか、っていうのを、手探りでやっていくうちに、そんな感じになったのかな、なんていうふうに思ってます。
あるく:ご主人さんの、どういう部分が好きとかって、聞いても大丈夫ですか?
chatnoir:そうですね。主人わりと、大雑把なんですよね。営業をやっているんですけど、知らない人の間にぽっと入れてしまうっていうんですかね。あの、私が一番尊敬してる部分なんですけど、本当にうまいんですよ。人の中にぽっと入って、輪を作ってしまうっていうかね。私はどっちかって言うと1人で突っ走っていってしまうタイプなので。大好きな部分でもあるし、見習いたい部分でもあるし。でもなかなか手に入らない部分でもあるんですよね。あれはすごい。本当に。あとそうですね。何がすごいと思うか。
ゲームが好きな部分も手伝ってると思うんですけど、意外と器用なんじゃないかって思うんですよね。機器を扱ったりとか、そういうのも私にはない部分なので、ああすごいなって思いながら見ていたりしますね。やっぱり真逆なんですよねそこが。うん、でもやっぱり、その対人能力っていうのは本当にすごいなって思いながら、見てますね。私はなかなか、対人関係結ぶのが苦手だったりするので、ああすごいなって思いながら見てます。そんなとこかな。
あるく:chatnoirさんご自身は、今後これがやりたいとかこうなりたいとかはありますか?
chatnoir:やっぱりちょっとずつですけど、自分で人との繋がりを持ったりとか、そういうことをやり始めているところなんですね。ゆくゆくは人前に出て、人との繋がりをもっと増やしていくっていうんですかね。今、「横濱KING會」っていう、ちょっといかつい名前なんですけど、野球の応援の会を結成していて。で、私がその九州のまとめ役みたいなことをしているんですね。九州支部長っていうふうに言われてるんですけど。で、そこから、九州の、横浜ベイスターズファンを増やしていって。たまには一緒に試合を見に行ったりとか、飲みに行ったりとか、そんな繋がりが、地元でもできるといいなと思いますし。KING會の本部が横浜にあるので、本部の人たちとも仲良くやっていけるといいな、なんて思ってますね。これ本当に立ち上げたばっかりの組織で、今、本当に手探りで、これどうすんだ、あれどうすんだ、って言いながらやってるんですけど。みんなで盛り上がれる會が出来上がるといいな、なんていうふうに思っていたりします。
あるく:誰かと一緒に、みたいなお話がすごい多いなと思うんですけど、人との関係とか、人に対してとかどういう、自分はこういう付き合い方だな、とか、人との距離ってこうだな、とか思うところありますか?
chatnoir:もともとそうですね、私、内弁慶なのかな。なんか最初、初対面の人と打ち解けるのがちょっと苦手だったりするんですよね。だから、うまく自分が思うように人と仲良くしづらかったりとかしてしまう部分が実はあったりするんですけど。そこをですね、ちょっとずつ、変えていきたいな、なんていうふうに思ってますね。やっぱり、適度な距離感っていうんですかね。離れすぎていても、あんまり、人ってうまくいかないですし。もちろん近すぎても、支障が出てきてしまう、喧嘩ばっかりになってしまうと思うんですけど。適度な距離感を作りながら、いろんな人と繋がれる、そんな感じにしていきたいですね。なんかこう、人によってね、遠い距離が好きな人もいるだろうし、近い距離が好きな人もいるだろうし。それはバラバラだと思うんですけど。いい距離感っていうのを探り探りやりながら、適度な距離感を作りながら、友達を増やしていけたらいいかな、なんていうふうに思ってます。
あるく:結構、人とお話するのとかは好きなんですか?
chatnoir:そうですね。嫌いではない。だから、インターネットの中とかで、初めましてこんにちは、みたいなことをやるのはわりと得意だったりするんですけど。なんていうのかな、やっぱり言葉が遅かったりするので、上手いこと思いつかなかったりとか。インターネットとかだと、あの、考える時間っていうのが、あるんですよね。この表現じゃこうだから、じゃあこういうふうにしてみようかとか。でも、実際の対人関係って言ったらあれですけど、対面になると、何喋ろうかって頭が真っ白になっちゃったりとかする。好きだけど苦手、っていうのかな。だから嫌いではないっていうのが、一番言えてるかな、なんていうふうに思います。
あるく:ありがとうございます。今のご自分の生活とか、今までの人生を振り返って、点数をつけるとしたら、何点つけます?
chatnoir:そうですね。80点かな。あまり高すぎてもちょっとおかしいですし。かといって、そんなに低い点数じゃないだろうと思うので。あと20点分は、努力ののりしろを残しておこうかなっていうのでマイナス20点で80点かなって思います。
あるく:ありがとうございます。じゃあ、もしもの質問なんですけど。今の旦那さんに出会っていなかったらどういう人生になってましたか?
chatnoir:いやあ、きつい人生だったと思いますね。本当にこう、仕事が嫌になっていて、なんかもうカンボジアにでも、青年海外協力隊にでも行きたいって思っていた時期が、実はあったりして。で、それが主人に会う前ぐらいだったんですけど。なんかもう、この仕事かなぐり捨ててカンボジア行きたい、なんて思いながら、毎日電車に乗って仕事をして。そんなことがありましたね。
だから、もしかしたら、海外を放浪していたかもしれないですし。会社を続けていたとしても、キャリアで成功していたとはちょっと思えないですね。むしろ失敗してたんじゃないかなって思ったりしちゃいますね。やっぱり結婚したのは、本当に良かったと思います。自分のメンタル面も良かったと思いますし、主人にとっても、良かったことだと思いたいです。
あるく:ありがとうございました。以上になるんですが、最後に言い残したこととかありますか?読者向けでも、自分に対してでも、感想でも、なんでもOKなんですが。
chatnoir:そうですね。意外と、このインタビュー時間っていうのが1時間っていうことでね、おお長いな、何喋ればいいんだろう、なんて思いながら、一生懸命考えて、昨日ぐらいから一生懸命考えてたんです。なんか途中でだんまりになっちゃったらどうしようかな、なんて思っていたんですが、案外喋れるもんだなって。こんなに喋れたんだって。意外な発見でした。あはは。本当、こんなに喋れるって思ってなかったですね。
あるく:ありがとうございます。インタビューはここまでになります。
chatnoir:ありがとうございました。
あとがき
質問のいくつかで、chatnoirさんに対しての質問のはずが自然と、本当に自然と、旦那さんのお話をしているのがとっても印象的でした。今の自分自身の一部を当たり前に旦那さんが構成していて、これからの未来の日々の一部にも旦那さんの存在が当たり前に不可欠なんだな、って思いました。
それってなんて素敵なんでしょう。
自分という人間の内側、そして自分のこれからの生活の中に入り込んでいる人がいるということ。自分の中と未来にいつも居てくれて、自分も自分を懸けて大切にしたいと確信できるということ。
結婚や家庭を持つということに対して色々な意見がある昨今ですが、私は結婚というものに強い憧れを持っていて、いつか結婚したいと思っています。お互いが大切にしたいと思いあえる方ができたら、結婚という時が来たら、chatnoirさんと旦那様のお話を思い出す気がします。
【インタビュー・あとがき:あるく】
【文字起こし:あおい】
【編集:のの】
#無名人インタビュー #インタビュー #自己紹介 #主婦 #結婚
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