自己紹介|面接の第一声は「note、やってますか?」
最近、noteを始めて思ったことがある。
人のことを、自分のことのように喜べる人が本当に多い。
誰かが受賞したら一緒に喜んで、記事が紹介されたら自分のことのように嬉しそうで、落ち込んでいる人がいたら自然と寄り添っている。
そんな場面を、何度も見てきた。
そのたびに、
「なんでこんなに優しい人が多いんだろう。」
と思う。
だから最近は、
こんな人たちと一緒に働けたら、幸せなんだろうな。
そんなことを考えるようになった。
───
前職は、私が初めて事業会社で経理として働いた会社だった。
IPO(上場)準備中で、毎月10〜15人ほど採用するようなスピード感のある会社だった。
私は経理一人目として入社した。
……前任者がいない理由は、お察しください。笑
ちなみに、管理部としても一人目だった。
その会社では、採用の適性検査で「相手の気持ちを汲み取れるか」という項目を、大切にしていた。
私は、適性検査をすべて信じているわけではない。
経費精算システムを新しく入れ替えることになったときのことだ。
営業部のある課長さんに、
「システムが変わるので、みなさんにはご迷惑をおかけします。」
と伝えた。
すると、その課長さんは笑顔でこう言ってくれた。
「全然構わないですよ。そういう変化にも柔軟に対応できる人しか集まっていませんから。」
その一言で、肩の力がふっと抜けた。
私が心配していたことを、その一言だけで受け止めてもらえた気がした。
そのとき、
「相手の気持ちを汲み取れる人」
を大切に採用していた理由が、分かった気がした。
───
ある日、経理職希望の女性の面接をした。
話しているうちに、なんとなく聞いてみた。
「何かマニアなことあります?」
すると、その子は笑いながら、
「なんで分かるんですか!」
と驚いていた。
分かったというより、なんとなく同じ匂いを感じた。
私は、マニアな人が好きだ。話を聞くのはもっと好きだ。
誰のためでもなく、自分のために、一つのことをどんどん深掘りしていく。
仕事も、同じなんじゃないかなと思う。
経理は、試算表の見方さえ分かれば、ある程度は誰でもできる仕事だと思っている。
その上で、「なんでこうなるんだろう」と好奇心を持って自主的に取り組めると、仕事も少し苦になりにくいんじゃないかなと思う。
その子は、「実はですね……」と話し始めると、私が止めないと止まらないくらい、好きなことを楽しそうに話してくれた。
一つのことを夢中で話す姿を見ていると、こちらまで楽しくなってくる。
気づけば、面接だということを忘れるくらい笑っていた。
今でも、とても思い出深い面接の一つだ。
入社してからも、その子は横でよく、
「あれ、なんでだろう。」
「こういうことかな。」
と、つぶやきながら数字の謎を追いかけていた。
その姿を見て、「やっぱりこの子らしいな」と思ったのを覚えている。
私がいる間に、管理部は15人ほどまで増えた。
ただ、会社の成長スピードがすごすぎて、だんだん私の体力がついていけなくなり、残念ながら辞めることになった。
───
最近、noteを読んでいて思う。
noteは、才能の宝庫だ。
ここでいう才能は、生まれ持った特別なものだけじゃない。
好きで続けてきたこと。
努力して身につけたこと。
自分なりに考えて、試行錯誤してきたこと。
同じような出来事でも、
「そんな見方があるんだ。」
「こんなふうに表現するんだ。」
と驚かされることがある。
文章だけじゃない。
写真やイラスト、小説、音楽、いろんな作品があって、その人にしかない個性がある。
綺麗だなと思ったり、惹かれたり、ときには思いがけず感動させられたりする。
好きなことを、びっくりするくらい深掘りしている人もいる。
自分のペースで、コツコツ続けている人もいる。
そして、誰かに嬉しいことがあれば、自分のことのように喜んでいる人もいる。
いろんな人の記事を読めば読むほど、
「この人たちと一緒に働いたら、どんな感じなんだろう。」
と、ちょっと想像してしまう。
得意なことも違う。
考え方も違う。
好きなことも違う。
だからこそ、そんな人たちが同じ場所に集まったら、なんだか楽しそうだ。
だから、もし私がまた面接をすることがあったら。
第一声は、これがいいのかもしれない。
「note、やってますか?」

───
追記🌸
そして本日、嬉しいことがもう一つ。
先日【第一回まる。の創作大賞】で大賞に選んでいただいた記事を、まる。さんが素敵にご紹介してくださいました✨
なんと、朗読動画まで作ってくださっています🥹
【まる。さんの記事はこちら☺️▼】
まる。さん、とっても素敵にご紹介してくださり、本当にありがとうございます🌸
皆さん、ぜひこちらもご覧になってください☺️
