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第29話 出来レース建築に喝。若者に未来を任せろ。


ぶち込むぜ。

みんな、知ってるか?
建設業界が
なんで、あんなにも
出来レース臭がするのか。

たとえば――
行政から
「1億円の建設物」の
見積もり依頼が来たとする。

当然、
見積書。
当然、
相見積もり

――ここまでは、建前だ。

次に何が起きるか。

設計屋の図面をもとに、
地獄の拾い出しが始まる。

コンセントのプレート何枚。
ビス一本。
数百円の部材を
延々と数える。

正直言って
異常だ。

拾い忘れたら?
即、赤字でアウト!

拾いすぎたら?
見積が高くなって
仕事はこない!

大きな建築になればなるほど、
見積を作るのに
1週間、10日、下手すりゃ1ヶ月。

全部、人件費。
全部、経費。


来るかどうかも分からない仕事のためにな。


ここだよ。
からくりは。

ここからは想像だが――
どこか一社が
「本命見積」を先に作る。

それを
数社に回して、
数字だけ変える。

そりゃそうだ。
そうすりゃ
見積作成の経費は抑えられる。

北茨城はやってねーと思うけどよ笑

出来レースだよ。


しかも、
田舎に行けば行くほど
濃くなる。

資材は
「必ず、あそこを使え」
部材は
「これは指定」

条件ガチガチ。

挙げ句の果てに
丸投げ

丸投げして
手間賃だけピンハネする
建設会社。

とんでもねぇ。

学校建設は
「専門家が入ってます」
って言うけどさ。

本当に
北茨城を分かって
土地も、人も、未来も
腹の底から考えてる建築家なら
まだいい。

でも――
俺が一番嫌いなのは、

「ただ仕事しました」
「納期守りました」
それだけの
センスのない
品のない
建設関連会社。

血税だぞ。

無駄遣い、いい加減やめろ。

そういえばさ。
「Kamos」だっけ?
あの情報誌。

あそこ、
センスあるよな。

たぶん
若手の集まりだろ。

だったらさ――
ああいう若い感性に
建築、
丸ごと任せりゃいいじゃねぇか。

地元の建築屋?
一回、我慢してもらえ。

比べりゃいいじゃん!
市民投票して
悪かったら
もう頼まなきゃいいじゃん。

でもずるいよな。
あれ関本のトレーニングセンターだっけ?

たぶん
totobigの補助うけて
1億だったかな。

前も記事にしたけど
だせーよな。

100円だっけ?
ジムっぽいの利用すんの。

クモの巣だらけ。
葉っぱだらけ。
屋根はテント生地。
※真っ黒、たぶん黒カビだなあれ。

設計屋も設計屋。
建築屋も建築屋。
行政も行政。

もーやめてくれよ。

かまわねーよ
建築は地元だってしゃーねーよ。

図面は
もっといるだろーよ。

番組名
「トコロさんの科学の里」だったかな。
隈研吾ちゃんつくってっただろ。
境町にも教えてもらえよ。
頭下げてよ。

金の流れ
うまくやれば
同じ予算でできたんじゃねーの!
いい建物がよ。

やる気がねーんだよ。
有名建築家に
アポの方法がわかんねーんだよな。
要するに。

故郷のために
死ぬ気でやれよ。
どーせ死なねーし。

いつまでも
出来レースばっか
やってんじゃねぇぞ。

同じ予算で
2倍いいものが出来るなら――

若者に任せろ。


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