第64話 ゴミ燃やした熱で、流れるプール作った街。——俺が言いたい「税金の使い方」って、こういうことだよ。
いやー
今朝「シューイチ!」見てたらよ
群馬県桐生市の
カリビアンビーチが出てきた。
知ってる人も多いだろ。
流れるプールがあって、
波のプールがあって、
一年中遊べるデカい室内温水プール。
でよ
これ、ただの市民プールじゃねーんだよ。
隣、ゴミ処理場、清掃センターなんだよ。
しかも、
ゴミを燃やしたときに出る余熱を利用して、プールを温めてる。
ここなんだよ。
前からこの記事を書きたかったんだけど、
なかなかまとまらなくてよ。
でも今朝テレビ見て、
「あー、やっぱこれだわ」
と思った。
ゴミ処理場を「嫌われる施設」で終わらせなかった。
ゴミ処理場って聞いて、
「よし!遊びに行こう!」
とは普通ならねーだろ(笑)
どちらかと言えば、
臭いんじゃないか。
トラックがいっぱい来るんじゃないか。
近所には欲しくない。
そんなイメージを持たれやすい施設だ。
ところが桐生は、
だったら、その熱を使って人が集まる場所を作ろう。
って考えた。
しかも中途半端じゃない。
流れるプールは1周150メートル。
波のプールまである。
「清掃センターの余熱利用施設です」
って小さな温水プールを申し訳程度に作ったんじゃねーんだ。
人がわざわざ遊びに来る施設にした。
俺は
行政の仕事って、
こういう発想なんじゃねーの?
と思うんだよ。
で、北茨城と高萩はどうなんだよ。
北茨城市と高萩市。
人口減ってるよな。
二つ合わせたって、
昔みたいな人口規模じゃねー。
これから突然、
「若者がバンバン移住して人口爆増!」
なんてことを本気で期待してるヤツ、
そんなにいねーだろ。
もちろん、
移住者が増えたら最高だ。
子どもが増えたらもっと最高だ。
でもよ
そのためにはまず、
「この街、ちょっと面白いな」
と思ってもらわなきゃ始まらねーだろ。
住んでもらう前に、
来てもらわなきゃなんねーんだよ。
高北あわせて7万人弱はいんだよ。
なんかもっとできんじゃねーの。
観光客、どうやって呼ぶんだよ。って話。
海があります。
山があります。
魚うまいです。
温泉あります。
六角堂あります。
五浦あります。
……で?
それをどうやって、
「わざわざ北茨城(茨城県北)まで行きたい」
に変えるんだよ。
ここなんだよな。
チームラボだって、1、2年で撤退するような
この町をよ
根本から変えんだよ。
そこは
行政の仕事だろ。
やるなら徹底的に街全体へ波及させりゃいい。
海水浴だってそう。
釣りだってそう。
宿泊だってそう。
「素材があります」
で終わったら観光じゃねーんだよ。
人が来て、
遊んで、
食って、
泊まって、
また来て、
初めて地域に金が落ちるんだろ。
道の駅だってねー。
市民プールも中途半端。
よう・そろーも、
もっともっと化ける可能性がある。
一個一個はあるんだよ。
でもよ。
全部が点なんだよな。
点を作って満足してんじゃねー。
線にしろよ。
面にしろよ。
それが都市計画じゃねーのかよ。
清掃センターを作る。それは必要だよ。
ゴミは毎日出る。
誰かが処理しなきゃならない。
だから新しい清掃施設が必要なのは分かる。
俺が言ってるのは、
「清掃センターなんか作るな」
じゃねーんだ。
逆だ。
どうせ巨額の税金を投入して、
何十年も使う施設を作るなら、
その施設から、もう一個価値を生み出せねーのか?
って話なんだよ。
清掃センターの総工費
116億円だっけか
そのうち
110億円ぐらいは
国からもらったんだとよ。
まっそのうち10億ぐらいは
後援会にでもいったのかな。
それとも裏にまわったのかな笑
ズブズブの談合建設業界で
道路工事の順番決めてるような連中がよ
道路作ったまま
そのあと
草ボーボーだって
ほったらかしよ。
景観損ねんなよ。
儲けてはいない?
適正価格だ?
バカいってんじゃねーよ。
儲けて悪いわけじゃねーけどよ
儲けすぎはよくねーべ。
なんであんなに一個人が金使えんだよ。
儲けすぎってからだっぺ。
だったらよ
道路作ったその後10年は
その会社に
年4回は草刈りさせろよ。
あの線路の上通した道
歩道はひび割れしてるし
草もそっからでてて
歩道じゃねーな、獣道だ。
代替わりしたら
もっと
社内のコミュニケーションが
辛くなったとよ笑
なーんてな。
ごめんなさい
横道それました。
話しもどります!!
桐生はそれをやった。やったんですよ。10万弱人口の市ができて
なんで北茨城・高萩ができねーの?
いつまでも昭和の図面と
ズブズブのコネクションで工事してっからだよな。
ゴミを燃やす。
↓
熱が出る。
↓
その熱を利用する。
↓
温水プールを作る。
↓
家族が遊びに来る。
↓
人が動く。

これだろ。
ゴミ処理を、
「ゴミを処理するだけ」で終わらせなかった。
ここが大事なんだよ。
だったら流れるプール作れよ。
俺だったら考えるよ。
清掃施設を作る。
だったら余熱利用も最初からセットで考える。
子どもが遊べる。
親も来る。
じいちゃんばあちゃんも健康づくりに使える。
雨の日も遊べる。
冬でも遊べる。
市外からも来る。
夏休みになったら、
「北茨城&高萩のプール行こうぜ!」
「茨城県北すげーな!」
って言われるくらいのモノを作る。
どうせ作るなら、
中途半端な25メートルプールじゃねーぞ。
流せ。
水を。
ぐるぐる流せ。
波も起こせ。
金ばっか
大人の都合で
表面だけ身内みてーな建設業界の連中で
流してんじゃねーの。
観光客が喜ぶ
金の流しかたをすんだよ。
子どもが
「また行きたい!」
って言うもの作んだよ。
それで昼になったら地元の魚食わせろ。
夕方になったら五浦行かせろ。
温泉入らせろ。
泊まってもらえ。
翌日は海見てもらえ。
市場寄って魚買って帰ってもらえ。
そこまで考えて、
初めて俺は
「観光政策」
だと思うぞ。
「子育て最高!」って言うなら、子どもがワクワクする街にしろよ。
キャッチコピーを作るのは簡単なんだよ。
パンフレット作るのも簡単。
ホームページに
「子育てしやすいまち」
って書くのも簡単。
でも子どもに聞いてみろよ。
「この街のどこが最高?」
って。
子どもが
「休みの日、あそこ行きたい!」
って言える場所、
いくつある?
親が
「今日は近場で一日遊べるな」
って思える場所、
いくつある?
あんのかよ!!!
そこだろ。
子育て支援って、
給付金だけじゃねーぞ。
医療費だけでもねー。
学校を新しくするだけでもねー。
この街で育った記憶そのものを豊かにすることだって、立派な子育て支援だ。
俺はそう思う。
学校だって同じだ。
新しい学校作りました。
ピカピカです。
最新設備です。
はい完成!
じゃねーんだよ。
その学校に、
10年後何人の子どもが通ってるんだ?
あの山奥のご立派な小中学校一体型。
なんで
全児童3-40人の子供らのために
600も700人も入る体育館2階建てつくんだよ。
聞けば
部活も2個だっけ?
小中一貫っぽいのに
なんで中学は
別の中学いくんだ?
中学校に部活が2個だかしかなけりゃ
そーなるわな。
20年後は?
30年後は?
人口どうなんの?
あんだけの建物50年後壊すの
だれの金で更地にすんだよ。
廃墟か廃墟、草ボーボーするぞ。
北茨城は
道路も公共施設も
草ボーボー、
清掃考えて建物つくらんから
クモの巣だらけ。
よく言うじゃん。
身の丈にあった金使えよって。
なんで
人口が減り続けるのに
学校ばっか
どんどんできてんの?
合併もちゃんとやってるって?
はっ?
おせーんだよ。
おせーの。
少人数校ばっかでもまれねーから
市外の高校にいったとたん
半年で学校やめてるやつ
オレが知ってる中だって
片手じゃ足らねーよ。
って
ごめんなさい。
また脱線しました。
ってことで
建物を作ることが目的になった瞬間、
行政は未来を見なくなる。
作った後どうする。
維持費はいくらだ。
人口が減ったらどう使う。
地域の人にも使えるのか。
観光や産業と結びつけられないのか。
建物じゃなく、その先を設計しろ。
それが政治だろ。
それが行政だろ。
それが都市計画だろ。
税金は「余った金」じゃねーぞ。
ここを忘れんなよ。
税金ってのは、
どっかから湧いてきた金じゃねーんだ。
俺らが働いて払った金だ。
会社が利益出して払った金だ。
買い物するたび払ってる金だ。
固定資産税だって、
住民税だって、
消費税だって、
全部そう。
国から補助金が来たって同じだ。
国の金だからタダ?
違うだろ。
それも元をたどれば、
俺たち国民の金だ。
だからこそ、
「補助金が出るから作ります」
じゃダメなんだよ。
その100億が、20年後、30年後の街に何を残すのか。
そこまで考えて使ってくれよ。
俺が桐生のカリビアンビーチを見て感じたのは、プールの話じゃねー。
人口減少。
少子化。
高齢化。
観光客不足。
税収減。
地方都市はこれから、
どこだって同じ問題にぶつかる。
だったら、
一つの施設に一つの役割しか持たせない時代は終わりじゃねーのか。
ゴミ処理場+観光。
学校+地域交流。
公園+イベント。
港+市場+飲食+宿泊。
海+スポーツ+教育。
掛け算しろよ。
金がねーなら、
なおさら頭使え。
金がある街と同じことして、
勝てるわけねーだろ。
人口が減るから、
何もしない。
じゃないんだよ
人口が減るからこそ、
一発の公共投資から、二つも三つも価値を生み出せ。
それがこれからの地方行政だと、
俺は思うね。
ただ作るのは簡単なんだよ。
完成式典やって、
テープ切って、
写真撮って、
広報誌載せて、
「完成しました!」
それで終わりじゃねー。
大事なのは、
その先なんだよ。
10年後。
20年後。
子どもたちが、
「この街で育ってよかった」
って言えるのか。
市外の人が、
「北茨城、また行こうぜ」
って言ってくれるのか。
そこまで考えて金使え。
税金は俺らの金だ。
未来の子どもたちの金でもある。
だから頼むから——
使い方、間違えんじゃねーぞ。
目の前の箱じゃねぇ。
未来を作れ。
金がねーなら、
頭つかえ。
知恵を出せ。
視察に行ったなら、
見て終わるな。
ホント
この視察だってよ
ただの旅行だよ旅行。
聞けば
視察先の宿の夜の席で
「どーせ無理・・」
「前例がないと・・」
「誰がやんの・・」
ばっかじゃねーかよ。
結局
どっかに裏の方に
金流すことしか考えねーんだよな。
繁盛してる街の魂ごと持って帰ってこいっつんだよ。
そしてこの街に合う形にして、
実現しろ。
頭つかえ!
このやろー!!
いつまでも
ごじゃっぺやってんじゃねーぞ。
#北茨城ごじゃっぺシリーズ
#北茨城
#北茨城市
#高萩
#高萩市
#茨城県
#ごじゃっぺ
#地方創生
#まちづくり
#地域活性化
#人口減少
#地方行政
#税金の使い方
#公共事業
#都市計画
#観光振興
#地域の未来
#カリビアンビーチ
#桐生市
#清掃センター
#余熱利用
#税金はみんなのお金
#未来に金を使え
#だったら流れるプール作れよ
#頭つかえこのやろー
