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ふらり縁結びの旅【京都】

ずっと気になっていた神社がある。
縁切りで有名な「安井金比羅宮」である。
色々なクチコミを見聞きして、興味はあるが、行くには躊躇われていたのである。

身近な人の話では、「よく行くが特に効果があったか不明」とか、「実際にお参りしたら、嫌な上司が左遷になった」などと、どっちが本当なんだろう? という疑念を抱いていた。
さらに、「一緒に行った人と疎遠になった」なんて聞いたらますます足が遠のいてしまった。

安井金比羅宮が京都の観光スポットど真ん中にあるということもネックだった。
わたしは知恩院の中の学校に通っていたことがあり、あの辺りはよく歩いた。
今よりも観光客は少なかったが、それでも辟易した記憶がある。
重ねて昨今のオーバーツーリズムである。ここ十数年、めっきり京都から足が遠のいていた。
さらに、京都まで電車で三十分、車でも一時間かからないという家の立地から、「いつでも行けるし」などと言って全く足が向かなかったのだ。

しかしこの度、頭のてっぺんから「安井金比羅宮に行きたい」という思いがぐさっと落ちてきた。
なんだか行かなきゃ、と強く思ったのである。
というわけで、満を持して安井金比羅宮へ向かったのである。

目的地へは、悩んだ結果車で行くことにした。
家から電車バスを乗り継いでも、車で行っても到着時間は変わらない。
土曜日で混むだろう京都行きの電車に乗ることを考えると途端にしんどくなったからだ。
それに神社には駐車場がある。朝早く出れば、駐車場難民にはならないはず。

少し渋滞にハマりながらもスムーズに到着した。
以前の職場が京都だったこともあり、通る道が懐かしく思えた。

鴨川が見えてきた
安井金比羅宮の有名なかんばん
駐車場

駐車場は交差点を曲がった細い道のすぐ横にあった。
一瞬見落としてしまったが無事駐車。
まだ朝九時なので、人も車も少ない。
なんだか、気が逸ってきた。緊張なのか、恐怖なのか分からない。落ち着かない気分で足早に歩けば、すぐあの有名なくぐれる岩が見えて、そっちに気を取られてしまい、手水舎で手を清めるのを忘れてしまった。

切り取り線?

あの有名なくぐれる岩はなんとなく撮っちゃいけない気がして撮らなかった。目に入ったときのインパクトはすごかったけれど、嫌な気持ちとかそんなのは感じなかった。

すいーっと吸い込まれるようにご本殿の前に立った。
先にお賽銭をいれて、鈴を鳴らしたら、その奥のご本殿の前に立ってお参りするそう。
ちょうど切りたい縁があったので、自分に返ってこないよう、相手が不幸にならないように、頭の中で文章を考えながら、なんとか祈った。
本当はご祈祷を申し込みたかったのだけれど、社務所にも案内が見当たらなかったので、岩をくぐってお札を貼らせてもらった。
縁切りに必死そうな人はとくに見当たらなくて、縁結びにきた若い子がきゃっきゃしてて安心した。
もしかしたら普通なように見えてみんな断ち切りたい何かがあるのかもしれないけど。

なんだか終始ふわふわした気分で、思考がまとまらず、神社に着いた瞬間、段取りがすべて吹っ飛んでしまった。
今度はもう少し気持ちを落ち着けてお参りに来たいと思っている。

それから少し歩いたところにある、崇徳天皇御廟を観に行った。
朝だったからか扉は閉まっており、間からちょっと覗いた。

香川に島流しにあって、都に戻りたくて写経して送ったのに、「お前の文章は穢らわしい」(要約)とか言われたらそら恨むわ、と思いました。

それから学生時代よく行った八坂神社にも足を伸ばす。
京都は観光地がコンパクトにまとまってて回りやすい。

よく行ったわりに中の記憶がほとんどない。
こんなに出店いっぱい出てたっけ? と、お祭りみたいになった参道を抜けると、おおきな広場にご拝殿と摂社、社務所が広がっていた。
朝十時だがガラガラである。たぶんみんな今から宿を出発とかそういうタイミングなんだろうな。
写真撮影禁止なの忘れて写真をとってしまい、(営利目的がダメみたい)念の為消しとこうとアルバムを開いたら、写真が消えていた。しかも八坂神社のだけ。
その時点でゾクゾク〜と鳥肌がたった。撮ったあと撮れてるか確認までしたのに、八坂神社の外のかんばんまで写真が消えていた。(アップしたのは撮り直したもの)
そのあとご拝殿にお参りして、摂社をぐるり。
とても心地のいい風が吹き始めて、参拝に来ている人たちがとてもいい表情をしていたのを見て、いい場所だなーと思った。

それからまだ時間があったので、もう一箇所だけ気になるところへ。

学生時代よく来た定食屋さん、まだあった

三条大橋に大きな駐車場ができたらしく、気になっていたのでそこに停める。
途中、学生時代の通学路を通って懐かしくも少し変わってしまったさみしさを覚える。
本当は目的地の近くに停めてもいいんだけど、久しぶりに三条を歩きたかったのだ。(運動不足解消のため)
目的地に行くには木屋町通りを歩いて二条方面へ。
夜の木屋町通りを歩くと言われたら「げげっ!」っとなるけど、二条向き昼間なら良いでしょう。

三条大橋を渡ります
鴨川降りたことないな
観光地っぽいかんばん撮ってみた

このへんは歩いたことがあるからなんとなくの土地勘で目的地のそばまでは行けた。
が、肝心の目的地への入り方が分からず、しばらく周りをうろうろ。

あった

場所を調べているとき、もう少し具体的に場所書いてほしいわ〜と思ったけど、来てみたらみんなこの画角の写真を撮る意味分かったかもしれない。
ていうかこの向きからしか撮れないわ。
場所は近くにセブンイレブンがあるのでそれの斜め前です! としか言えない。
というわけで菊野大明神です。

わたしも調べるまで知らなかったのだけれど、有名な縁切寺らしい。
弁護士に頼むより菊野大明神に頼むほうが早いとか。それで興味が湧きました。
クチコミ見てると、受付の方がかなりドライらしく、どんな塩対応されるのかドキドキしていったら、受付閉まってた。
用事で今日は受付していないみたい。残念。
お参りだけならインターホン鳴らさないでもいいらしいので、そのままGO。

参拝セットやってみたかった
よく見て覚える
この奥に菊野大明神さまがおられるので参拝する

敷地内は撮影禁止です。銅鑼を鳴らしてお祈りをしました。
中にあるおみくじは無料でひけます。壁の上に結果が載ってます。
安井金比羅宮ではおみくじ17番、ここでは7番、わたしのハンドルネームも7がつく。すごい7に縁のある日だ。

ここもまた受付が空いている時に再訪したい。
二条は会社が多いから平日でも空いてそう。(駐車場は平日は空いてなさそう)
自分的にはかなり歩いたほうなので、バテないうちに帰ります。

通っていたアイリッシュパブ、まだあった

駐車場の最大料金はどこも大体1500〜2000円くらいだから、三条大橋の駐車場に停めて、ちょこちょこ電車で観光したら車で帰れるのいいかもな。

意外と歩きやすかった、またね

そして歩いたので肉を許す。

お肉やわらかいね〜

もりもり食べて家に帰ってもまだ13時!
朝活京都巡り、また計画してみよう。

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