CPAO WORKS|企業の贈答を、つながりをつくる入口に
企業の贈答は、ただ物を渡すだけのものではありません。
お世話になった人へ、感謝を伝える。
これからも関係を続けたい相手へ、気持ちを届ける。
社内の人へ、ねぎらいや歓迎の思いを伝える。
贈り物には、人と人とのつながりを大切にする意味があります。
その一つにシーパオの商品を選んでいただくことで、贈る人と受け取る人の間に、若者や親の仕事、原材料を育てる人、地域で重ねてきた時間が重なります。
私たちは、企業の贈答を、つながりをつくる入口にしたいと考えています。
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シーパオがCPAO WORKSに取り組むのは、商品を売るためだけではありません。
生活が崩れているときに、すぐに仕事の話はできません。
まず、食べられること。
休めること。
子どもが安全に過ごせること。
落ち着いて話せること。
そうした暮らしの土台を整えることが必要です。
そのうえで、生活が少し落ち着いたあと、自分で選べる役割や仕事につながる道がないことがあります。
自分にもできることがある。
任されることがある。
自分の手で何かをつくれる。
そうした実感が、人を少しずつ支えることがあります。
もちろん、人の価値は、働けるかどうかや、誰かの役に立てるかどうかで決まるものではありません。
それでも、自分のペースで関われる役割や仕事があることが、暮らしを立て直す力になることがあります。
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CPAO WORKSでは、さまざまな仕事をつくっています。
野菜やハーブ、果物を育てる。
つながりの中で原材料を仕入れる。
収穫したものを加工する。
チョコレートをつくる。
コーヒーを焙煎する。
カフェで提供する。
商品を包み、届け、販売する。
一つの商品ができるまでには、いくつもの役割があります。
その役割を分けることで、長い時間働くことが難しい人や、最初から多くを任されることに不安がある人も、自分にできるところから関わることができます。
生活支援の先に、そうした役割や仕事をつくっていきたいと思っています。
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これは、
「かわいそうだから買ってほしい」
という話ではありません。
支援のおまけとして商品を置きたいわけでもありません。
きちんと仕事としてつくる。
きちんとおいしいものをつくる。
自分たちでも納得できるものをつくる。
そのうえで、商品として選んでもらう。
そこまでできて、初めて仕事になります。
商品が選ばれ、注文が続くことで、その役割や仕事も続いていきます。
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チョコレートの原材料にも、つくる人がいます。
カカオを育てる人。
砂糖や、ほかの素材をつくる人。
遠くの土地で、手をかけて生産している人たちがいます。
フェアトレードの考え方を大切にしたいのは、商品をつくる私たちの側だけでなく、原材料の生産現場も大切にしたいからです。
誰かの仕事や暮らしが、不当に安く扱われないこと。
人も、仕事も、使い捨てにしないこと。
その考え方は、シーパオがつくりたい仕事にもつながっています。
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商品だけでなく、パッケージにも、これまで重ねてきた地域との関係を残したいと思っています。
珠洲市で、子どもたちと続けている米づくりがあります。
そこで生まれた稲わらを使い、わら紙をつくり、パッケージに活用します。
ただ素材として使うのではありません。
どこで、誰と、どんな時間を重ねてきたのか。
そのことが、商品を通して見える形にしたいと思っています。
私たちは、これを「つながるチョコ」として育てていきたいと考えています。
贈る人。
受け取る人。
つくる人。
原材料を育てる人。
地域で一緒に時間を重ねてきた人。
一つの商品を通して、いくつものつながりが重なります。
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企業からの注文が、若者や親の役割や仕事につながります。
その仕事が、暮らしの足場になります。
親の暮らしが不安定であれば、その影響は子どもの毎日にも及びます。
反対に、親の暮らしが少し整うことは、子どもの安心にもつながります。
CPAO WORKSは、目の前の困りごとに応えるだけでなく、その困りごとが繰り返されないための足場をつくる試みでもあります。
原材料の向こうには、大切にされるべき仕事や暮らしがあります。
パッケージの向こうには、地域で重ねてきた時間があります。
そして、商品をつくる過程には、
「私にもできるかもしれない」
と思える瞬間があります。
贈答を、つながりをつくる入口にする。
その注文が、若者や親の仕事になり、子どもの暮らしへ返っていく。
シーパオは、そんな循環を、商品を通して少しずつ育てていきたいと思っています。
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