「薬=リスク」の真実。平均7種類を飲み干す現代人が知らない、体を蝕む化学物質と自然治癒力の分かれ道



「薬=リスク」の真実。平均7種類を飲み干す現代人が知らない、体を蝕む化学物質と自然治癒力の分かれ道

医療費48兆円の闇。なぜ私たちはこれほどまでに「薬」を信じ込むのか

現代の日本において、医療費の総額が48兆円にのぼり、そのうちのなんと「9兆円」が薬代に消えているという事実をご存知でしょうか。街を見渡せば調剤薬局があふれ、70歳を迎えた高齢者の多くは、平均して「7種類」もの薬を毎日処方されています。朝昼晩と合わせれば20錠以上の固形物を胃に流し込んでいる計算になり、それはもはや食事の一部かと思えるほどの異常な光景です。

「体に良いものだから」「医師が出してくれたから」と盲信し、手のひらいっぱいの薬を水で流し込む前に、一度立ち止まって考えてみてください。薬という漢字は「草」に「楽」と書きます。その語源は、体調が悪いときに特定の草を食べたら体が楽になったという原始的な体験にあります。英語の「drug(ドラッグ)」も、その語源は「dry herb(乾燥したハーブ)」です。つまり、人類の歴史において薬とは本来、大自然の恵みである植物そのものでした。

しかし、現代の私たちが口にしている「西洋医学の薬」は、それらとは全く異なる性質を持っています。

「石油から作られる化学物質」という現実と、漢方が持つ絶妙な調和

西洋医学の発展によって、人類は植物の中から「特に効果のある単一の成分」だけを抽出することに成功しました。その成分を化学的に分析し、分子構造を特定したのち、大量生産のために「人工的」に合成するようになったのです。その合成の主たる原料となっているのは、他でもない「石油」です。

薬を嫌う人々が「あんなものは石油の塊だ」と拒絶するのは、あながち極論ではありません。化学記号で表される人工物は、私たちの体に劇的な変化をもたらす一方で、必ず強力な反作用を伴います。「薬」をひっくり返して読むと「リスク」になるように、西洋薬と副作用は完全に表裏一体の存在なのです。

一方で、東洋の英知である「漢方」はアプローチが根本的に異なります。たとえば、激しい咳を鎮めるために使われる「麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)」という漢方には、「魔王(まおう)」という植物が含まれています。ここから抽出される「エフェドリン」という成分は、西洋医学でも強力な咳止めとして使われます。

では、なぜ漢方には副作用がほとんどないと言われるのでしょうか。

それは、植物としての「魔王」の中には、エフェドリンの効果を最大限に発揮させつつ、その副作用を相殺し、中和するための「別の成分」が最初から一緒に含まれているからです。大自然が作った絶妙なバランス(緩衝作用)をそのまま取り入れるため、体への害が最小限に抑えられます。これに対して西洋薬は、その干渉作用を持つ余計な成分を徹底的に排除し、一つの有効成分だけを剥き出しにして薬にするため、牙を剥くように強い副反応が体に現れてしまうのです。

2人の著名人が証明した「対極の生き方」と、89歳・93歳の結末

薬とどう付き合うかによって、人生の晩年は劇的に変わります。ここに、昭和の時代を駆け抜けた2人の著名な人物の、実に対照的な生き方があります。

1人目の政治家は、非常に純粋で情に厚く、良いと言われたものは何でもすぐに信じて取り入れる性格でした。医師からの勧めにも素直に従い、体調管理のためにあらゆる検査を受け、処方された薬を真面目に飲み続けました。2022年に89歳でその生涯を閉じたとき、自宅にはそれこそ山のような薬が残されていたといいます。

対してもう1人、現在93歳を迎えてなお元気に活躍している高名な知識人は、徹底した「薬嫌い・病院嫌い」として知られています。彼は少しでも体調が悪いと感じると、野生の犬や猫がそうするように、一切の食事を断ってじっと横になり、体が自然に回復するのを待ちます。

一方は現代医療の恩恵をフルに受け、もう一方は自然の摂理に身を委ねる。どちらの生き方が正解というわけではありません。現代医療を信じた政治家も、男性の平均寿命を大きく超える89歳まで立派に生き抜きました。しかし、私たちがここで学ぶべきは、薬漬けになることだけが長生きの選択肢ではない、という厳然たる事実です。

私自身、77歳になりますが、西洋の化学薬品は日常的に1錠も服用していません。お酒を飲みすぎた翌朝に、二日酔いを抑える漢方の「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」を飲むか、風邪の引き始めに「葛根湯(かっこんとう)」を少し嗜む程度です。基本的には、自分の体が持つ「治す力」を信じています。

英語の「Health」に隠された、病を寄せ付けない本当の秘密

私たちが目指すべきゴールは、薬で数値をコントロールすることではなく、根本的な「健康レベル」を引き上げることにあります。

健康を意味する英語「Health(ヘルス)」の語源を紐解くと、非常に興味深いロジックが見えてきます。末尾の「-th」は名詞化するための接尾辞であり、その本体は「Heal(ヒール)」という言葉です。ヒーリングという言葉でお馴染みの通り、これは「治す」「癒やす」という意味を持ちます。

つまり、語源から読み解けば、「健康であること」とは、自分の体を「自ら治す力(自然治癒力)を高めること」そのものを指しているのです。

薬に頼らず、未病の段階で体を整えるためのアプローチは、実は非常にシンプルです。それは現代人が忘れがちな「たった2つの習慣」を徹底することに集約されます。これを実践するだけで、眠っていた細胞が目覚め、血流が劇的に改善し、薬を必要としない強靭な肉体を手に入れることができるのです。

少しだけ有料記事の部分を一部紹介しよう。その2つの習慣とは、「意図的な空腹の時間を作ること」と「徹底的に体を温めること」です。これらを日々のルーティンに組み込むだけで、免疫力は跳ね上がります。

しかし、なぜ「空腹」と「体温」が、9兆円の薬産業を脅かすほどの効果を持つのか。そして、長年飲み続けてしまった薬の毒素を安全に排毒し、薬のいらない体へとシフトしていくための具体的な実践ステップとは一体どのようなものなのか。

続きの核心部分は、有料エリアで全て公開します。

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