医者の誇りを捨てた「腐った医者」たちへ。絶望の淵にいる患者を食い物にする、自由診療のあまりに醜い真実

医者の誇りを捨てた「腐った医者」たちへ。絶望の淵にいる患者を食い物にする、自由診療のあまりに醜い真実
暗く、冷たい絶望の淵に立たされたとき、人は一筋の光を求めて必死に手を伸ばします。「もうこの苦しみから解放されるなら、どんなことでもする」「いくら払ってでも、元の自分に戻りたい」。そんな、藁にもすがる思いで震える手を差し伸べる患者さんやそのご家族を、事もあろうに同じ「医師」という肩書きを持つ人間が、笑顔で食い物にしている。
私は今、猛烈な怒りに震えています。
精神科医として20年。現場で多くの苦悩に触れてきた私だからこそ、断言しなければならないことがあります。それは、今の日本の医療界には、医師としての「礼法(お作法)」を完全に投げ捨て、金儲けという名の泥沼にどっぷりと浸かった「腐ったお医者さん」が一定数存在する、という悲しい事実です。
特に、メンタル疾患や難病を抱える方々をターゲットにした、高額な「自由診療」の世界。そこには、良心のかけらもない、醜悪な搾取の構造が広がっています。
「一律料金」という日本医療が誇るべき最後の砦
まず、皆さんに知っておいていただきたいことがあります。日本の医療システムは、世界的に見ても極めて特殊で、そして素晴らしいものです。それは「保険診療」という仕組みによって、全国どこで受けても、どんな名医が担当しても、同じ治療には同じ値段が設定されているという点です。
スーパードクターの執刀:保険診療なら全国一律の公定価格
経験の浅い若手医師の執刀:同上の公定価格
本来、技術の差は価値の差として価格に反映されるべきかもしれません。しかし、日本では「誰もが等しく最善の医療を受けられるように」という理念のもと、儲け主義を排除するお作法が守られてきました。
精神科のカウンセリングも同様です。熟練の技術を持つ医師が10分間向き合っても、まだ経験の浅い医師が向き合っても、保険診療であればその対価は一律です。医師の世界には、「患者さんのために尽くすことが第一。お金は二の次、三の次」という、ある種の美学——すなわち「礼法」が脈々と受け継がれてきたのです。
礼法を捨て、あぐらをかく「ビジネス医師」の台頭
しかし、最近はこの「お作法」を一切無視する人々が増えています。その最たる例が、安易な美容外科への転向や、根拠の乏しい自由診療への誘導です。
もちろん、美容外科そのものに社会的ニーズがあることは否定しません。しかし、医師としての研鑽を積むプロセスを飛ばし、「とにかく稼げるから」という理由だけでその道を選ぶ、あるいは患者のコンプレックスを煽って不当に高額な契約を迫る。それは、神聖な葬儀の場で寝っ転がって「お経なんて意味がない」と放言するような、あまりに無作法で恥ずべき行為です。
特に私が許せないのは、精神的な苦痛や身体的な難病に対して、「独自の治療法」と称して高額な費用を請求する自由診療のクリニックです。
騙されてはいけない、甘い言葉の裏側
ここで、現在「自由診療」として横行している、科学的根拠が不十分な治療の正体を一部暴露しましょう。
謎の「幹細胞治療(ステムセル・セラピー)」 IPS細胞などの研究は進んでいますが、それはまだ研究段階の光です。しかし、どこから持ってきたかもわからない細胞を「これを打てば自閉症や麻痺が治る」と称し、1回数十万円という暴利を貪る医師がいます。
不透明な「免疫療法」 リンパ球を培養して体に戻すといった治療。既存の抗がん剤治療などと併用させ、「良くなれば自分の手柄、悪くなれば病気のせい」という卑怯なロジックで、数百万単位のお金を巻き上げます。
高額すぎるカウンセリングや脳刺激 1時間で数万円、あるいは10万円を超えるような自由診療枠。そこには「富裕層向け」という体裁を整えた、ただの選民意識と強欲が透けて見えます。
「少しだけ有料記事の部分を一部紹介しよう」として、情報の核心に触れますが、実は日本の保険診療内で認められている治療こそが、現在の人類がたどり着いた「最も信頼できる正解」なのです。保険診療でできないことが、自由診療で魔法のように解決することなど、現代医学においてあり得ません。
なぜ、地位も名誉も手に入れたはずの大学教授までもが、晩年にその名前を汚してまで自由診療のビジネスに手を染めるのか。そして、私たちがこれら「悪徳クリニック」の甘い誘惑から身を守り、真に健康を取り戻すために守るべき「たった一つの鉄則」とは何なのか。
続きの核心部分は、有料エリアで全て公開します。
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