扁桃腺が腫れる本当の理由と、体を優しく冷やす薬膳レシピ
はじめに
TikTokライブで、こんな質問がありました。
「扁桃腺は切ったほうがいいですか?医師から切るように勧められています」
扁桃腺が繰り返し腫れると、切除を勧められることがあります。でも、体に不必要なものはありません。切る前に、なぜ腫れるのかを知ることが大切です。
結論
扁桃腺は切ってはいけません。
体に不必要なものはひとつもありません。扁桃腺が腫れる原因を取り除くことが先決です。
理由
扁桃腺は「外堀を守る兵士」
中医学では、体の防衛機能を「衛気(えき)」と呼びます。外から入ってくる菌やウイルスから体を守る働きです。扁桃腺はその最前線に立っています。
お城に例えると分かりやすいです。扁桃腺は外堀を守る兵士です。兵士がいなくなれば、菌やウイルスは簡単にお城の中へ攻め込んできます。扁桃腺を切除することは、その兵士をいなくしてしまうことと同じです。
高熱は「防御システム」
高熱が出るのは、体が菌やウイルスを体の中に入らせないために働いている防御システムです。熱が怖いのではなく、高熱による脱水に注意することが大切です。
扁桃腺が過剰に腫れる原因は、水分の摂りすぎによるむくみや食べすぎです。体に余分なものがたまっている状態のときに、扁桃腺は過剰反応しやすくなります。
西洋医学的に見ると、扁桃腺はリンパ組織の一部で免疫機能を担っています。切除後は咽頭炎や気管支炎のリスクが上がることも報告されています。
間違えた養生をしてはいけない
熱が出たときに甘いジュースをがぶ飲みする方がいますが、これは逆効果です。糖質の多い飲み物は体の中の水分停滞を悪化させます。
水分は少しずつ、こまめに摂ることが大切です。
薬膳レシピ
5月の薬膳レシピ:豆腐と梅と鰹の出汁醤油がけ
体の中の余分な熱を優しく冷まし、潤いを補う一品です。火を使わずに作れるので、体がつらいときにも負担なく食べられます。
材料(2人分)
絹ごし豆腐 1丁
梅干し 2個
鰹節 ひとつかみ
出汁醤油 大さじ1
青ねぎ(小口切り) 少々
作り方
豆腐は水気を軽く切り、食べやすい大きさに切って器に盛る。
梅干しは種を取り除き、包丁で細かくたたく。
豆腐の上に梅・鰹節をのせ、出汁醤油をかける。
青ねぎを散らして完成。
薬膳ポイント
豆腐:体の余分な熱を冷まし、津液を補う食材です。消化に負担をかけず、弱った体に優しく働きかけます。
梅干し:殺菌作用があり、体の中の余分なものを排出する働きがあります。食欲が落ちているときにも食べやすい食材です。
鰹節:気を補い、体を動かすエネルギーを与えます。だしのうま味が食欲を引き出します。
まとめ
扁桃腺は菌やウイルスから体を守る最前線の兵士。切除すると防御機能が落ちる
高熱は体の防御システム。怖いのは熱そのものではなく、脱水
扁桃腺が過剰に反応する原因は水分の摂りすぎと食べすぎ。甘いジュースのがぶ飲みは逆効果
病気が怖いのではなく、知識がないことが怖い。体のサインの意味を知ることで、正しい対処ができるようになります。
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