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失業給付、“わかってるつもり”で知らなかった2つのこと


調べた…

そう、わたしなりに。

退職前の連載で、10話かけてお金のことと向き合って。

失業給付も、退職金も、保険も…。

「知らないまま辞めたくない」と思って、書きながら整理してきました。


それなのに。

実際に退職してみたら、「あれ、そういうこと?」がやっぱりあったんですよね。



知識と体験は、やっぱり別物でした。



▪️退職前の「働き方」が、給付額を決める

失業給付の日額は、退職前6ヶ月の給与をもとに計算します。

これは連載のときも調べていました。

でも、「給与」の中に夜勤手当や残業代も含まれることを、自分の数字で考えたことが、なかったんです。

つまり、こういうこと。


退職前に有給をまとめて消化すると、基本給は出ても、その月の夜勤手当や残業代は働いていない分、少なくなります。
すると、6ヶ月の合計額が下がるんです。

残業多かったり、夜勤をやっている人ほど、影響は大きいと思います。
(※失業給付の計算や手続きは、状況によって異なる場合があります。この記事は、わたし自身のケースをもとにまとめています。)

実際に、わたしがやった有休の取り方は…「毎月分散」です。


「職場との関係を壊さないため」にやっていたことだけど、給付額を守ることにもつながっていたなんて、そのとき考えてもいませんでした。




▪️ネットで調べたことが、わたしの地域では通じなかった


「退職したら翌日すぐハローワークへ行きましょう!」

連載を書くときも、こういう情報をSNSで何度も見ていました。離職票を待たずに仮申請できることも知っていました。

だから、わたしもそうするつもりでいました。

念のため、自分の管轄のハローワークに電話してみたら。

「退職日から12日経過後に来てください。それが、最短日です」

……え? 翌日じゃないの?


聞いてみると、こういうことでした。

離職票の到着には2週間程度かかること、特に、3月末退職者は1年のうちで最も多く、離職票の到着に1ヶ月ほどかかる場合もある。だから先に仮申請をしておいて、届いたら本申請をする、という流れになるそうです。

「仮申請」というのは、離職票がまだ届いていない段階でも、ハローワークで受付をしてもらえる制度のこと。(私の管轄のハローワークは最短12日後から可能でした)

これをしておくと、7日間の「待機期間」が先に始まります。

待機期間というのは、失業給付が出るまでに必ず経過しなければならない期間。さらに自己都合退職の場合は、待機期間のあとに1ヶ月の「給付制限期間」があります。
この間は給付は出ません。


図にすると👇


つまり、離職票を待ってから行くと、その分だけまるごと後ろにずれていく。

収入がなくなった生活の中では、「いつから給付が始まるか」は切実な問題です。

「12日」という日数が全国共通なのかはわかりません。言いたいことはひとつ。

ネットの情報を、そのまま信じないでください。


自分の管轄のハローワークに、電話して聞く。それだけです。





退職を考え始めたころ。
辞めた後はどんな気持ちなんだろう。
どうやって過ごしているんだろう。
お金のこと、みんなどうやってるの?
そんなことばかり検索していました。


そのころのわたしへ届くといいな、
と思いながら書いています。




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