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誰かの都合に合わせて生きてた

「急ぎで修正お願いできますか」 「来週までに見積もり出してもらえると助かります」 「今月中に納品できそうですか、先方が待ってて」

フリーランスなら、一度は見たことあるLINEだと思う。

で、このLINEたち。共通点、わかりますか。


全部、相手が主語。

お願いできますか。 助かります。 待ってて。

こっちの予定?知らん。

私はこれ、独立してから気づいた。

教員時代、時間は学校のものだった。始業時間、職員会議、学校行事、保護者対応。学校のカレンダーが先にあって、自分の予定はその隙間にねじ込むしかなかった。

子どもとの時間を増やしたくて、 今しか見れない成長を間近で見たくて、独立した。

「今度こそ自由になれる」そう思ってた。

気づいたら、クライアントのGoogleカレンダーに住んでた。

打ち合わせ。納期。修正。返信速度。
場所が変わっただけだった。
「誰かの都合に合わせて生きる」
このゲーム、続いてたんよ。

派手なブラック企業より、静かな支配の方が気づきにくい。しかも「自由になれる」と期待した後だから、余計に効く。
フリーランスは自由。これは半分、本当。

どこで働くか。 誰と働くか。 何時に起きるか。

そこは選べる。でも「いつ仕事するか」は、意外と選んでない。


納期が来る。 打ち合わせが入る。 修正依頼が飛んでくる。

全部、相手発信。
私はその波に乗ってる……というより、サーフィンの顔して漂流してた。

これがクライアントワークの正体だった。

「自分のペースで働ける」んじゃない。 「相手のペースに適応する能力が上がる」だった。


ここで必ず出てくる。

「嫌なら断れば?」はい。正論パンチ。

でも正論ってたまに、水没した車に向かって「アクセル踏めば?」くらい雑な時ある。

断れない理由は、意志の弱さじゃない。

収入の依存先が少ないからなんよ。


1社、2社で売上が回ってる時、断るって勇気じゃない。生活費との殴り合い。怖いに決まってる。

だから依存度が高いほど、相手が主導権を持つ。


でも受注を増やして分散しようとすると、今度は案件が増えすぎて首が回らなくなる構造。この辺からフリーランス、自由業というより綱渡りサーカス団になる。


でも受注を増やして分散しようとすると、今度は案件が増えすぎて首が回らなくなる構造。この辺からフリーランス、自由業というより綱渡りサーカス団になる。

しかも、私が「あ、まだ相手の都合で生きてる」と気づいた出来事があったんですよ。

子供の音楽発表会だった。前日から予定に入れてた。絶対行く、と決めてた。当日の朝、LINEが来た。嫌な予感って、通知音の時点でわかる。

「今日の午後、緊急でお時間いただけますか。急ぎで確認したくて」

……断れなかった。


発表会を途中で抜けて、Zoomに繋いだ。 画面越しに話しながら、ずっと思ってた。

私、誰のために独立したんだっけ。

あの時、自由って「ノートPC持ってカフェで働くこと」じゃなくて、「大事な日にちゃんとそこにいられること」なんだと知った出来事です。

音楽発表会の出来事も1つの引き金となり、構造を変え始めた。



自社商品だった。

自社商品って魔法じゃない。売れる保証もない。最初は小さい。 でも、決定権が全部自分。

いつ売るか。 いくらで売るか。 どう届けるか。

自分で決められる。


打ち合わせの日程調整がない。 修正依頼が来ない。 納期交渉がない。

つまり、相手の都合に人生ごと引っ張られる構造がないんですよ。


私がやったのは、自分の経験を商品にして、SNSから導線を作ったことです。

一度売ると、まとまったお金が入るので、案件を断れる。「相手のLINEに支配されない時間」が確保できるようになったんです。その時間で別のサービス(収入の柱)を作れました。

一度売ると、まとまったお金が入るので、案件を断れる。「相手のLINEに支配されない時間」が確保できるようになったんです。その時間で別のサービス(収入の柱)を作れました。

自社商品を作ってからは、相手の都合に引っ張られる構造から抜け出して、子供の行事を最後まで見られるようになった。



フリーランス=自由か。

これは半分だけ本当。

場所の自由は手に入る。時間の自由も、ある程度は手に入る。

でも、「誰の都合で動くか」を変えない限り、自由は完成しないんよ。


独立したら誰にも時間を決められなくなると思ってた。 でも実際は、支配者が変わっただけだった。


それを変えたのが、自社商品だった。

もし今、「自由になりたくて独立したのに、なんか思ってたのと違う」と感じてるなら。その違和感は間違ってない。

私のXでは、クライアントからの連絡で一日が決まる働き方から少しずつ抜けていく方法を発信しています。

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