BOOKOFF巡回記⑧
じゃない方を選ぶ編
本当はブックオフでブルーハーツの“Dug Out”を購入する予定でした。開店して割と早い時間に店に入って、しばらく気になるコーナーをぶらぶら回って、“Dug Out”を回収する。これが当初考えていたことでした。
入店後、すぐにレコードコーナーに足を動かします。エレカシの1stのレコードが静かに座っていました。44,000円。帯付きです。ふーん、と思って、CDコーナーへ。
お目立てのブルーハーツの“Dug Out”を発見。帯付きでした。値段は税込で990円。税抜金額の方が税込金額よりも大きく、買う側からしたら、ややこしいというか、ちょっとした心理的駆け引きを仕掛けられたような感覚になります。
税込は990円だけど、税抜では900円だから、これは買いじゃない的な。“Dug Out”の魅力はあのジャケットの美しい青さです。私はその美しさを確認します。
んっ、うっふ。
シミが、染みが、She Meがついているじゃあないかあ。それもぽつぽつと。目を凝らしましたが、見れば見るほどそのShe Meのショックは強く、棚にそそくさと戻します。
私の脳内でほぼ書き上がっていたブックオフ巡回記の打ち込み文字があっというまに消えてゆきます。さて、どうしようか。とりあえず550円コーナーを見てから帰るか。
とテンションが下がった状態で、550円コーナーをディグします。HRのアルバムが増えています。ガンズのチャイニーズデモクラシー、デフレパードのヒステリア、スキッドロウの1st、この辺りは、私が持っていなくてかつ買いな値段です。
今はハードロックな気分じゃないんだよな。でも、今日は何か当たりを引けそうな気がする。おっ、来た。
で、引いたのが、ミートパペッツの骸骨百鬼目ジャケのモンスターズ。このアルバムはネット上でも、お店でもなかなか見かけません。以前、一度買おうかなと一瞬思ったことがあり、これっ!と選びました。
帰りの車の中で聴いていましたが、カート・コバーンが好きだったこともあり、カート・コバーン味があります。やや音圧が低かったのが気になりましたが、まあ、それは大した問題ではありません。(了)
