note副業5ヶ月目|燃えてもいない、やめてもいない、という話
副業を始めて5ヶ月が経ちました。
前回の記事では、4ヶ月目に「0→1」が生まれたことと、その先に見えた壁について書きました。
では、5ヶ月目はどうだったのか。
正直に言います。今月は、今までで一番書きづらい記事です。
大きな挫折があったわけではありません。劇的な成功があったわけでもありません。ただ、じわじわと何かが薄れていく感覚がありました。
まずは5ヶ月目の実績をまとめます。
■note
・公開記事134本
・フォロワー574人
・有料記事の売上2件
・記事公開連続80日達成
■X
・フォロワー1,060人と減少
・毎日投稿を継続中
4ヶ月目と比較してみます。
noteの記事数は80本から134本へ。
noteのフォロワーは500人から574人へ。
Xのフォロワーは1,072人から1,060人へ。
noteの記事数は大きく伸びました。連続80日という数字は、自分でも驚いています。しかし、Xのフォロワーはわずかに減少しています。増えたのではなく、減った。そして売上は2件。4ヶ月目の4件から半減しています。
数字だけ見れば、成長とは言えません。停滞、あるいは後退です。
それでは、5ヶ月目に感じたことを書いていきます。
1.惰性という名の敵
5ヶ月目に最も強く感じたのは、「惰性」でした。
1ヶ月目は、すべてが新鮮でした。2ヶ月目は、書くことが好きになりました。3ヶ月目は、複利という希望に出会いました。4ヶ月目は、0→1が生まれました。
では5ヶ月目は何があったのか。
何もありません。
正確には、「何もないと感じてしまう自分」がいました。毎日投稿は続けています。記事も書いています。フォロワーとの交流もしています。手は動いているのです。しかし、心が動いていない。
以前は、Xやnoteに投稿するたびに小さなワクワクがありました。「この投稿はどんな反応があるだろう」「フォロワーが増えたかな」そんな感覚が、いつの間にか消えていました。
ある日、Xの投稿を作っていたのですが、書く気が湧いてこない。結局、以前と似たような投稿をして画面を閉じました。それが「作業」だったと気づいたのは、閉じた後でした。
代わりにあるのは、「今日もやらなきゃ」という義務感です。
2ヶ月目の記事で、「続けることが歯磨きのようになった」と書きました。やらないと気持ちが悪くなる、と。あの頃はそれをポジティブに捉えていました。習慣化の証だと。
しかし5ヶ月目に気づいたのは、歯磨きには感動がないということです。歯を磨いて「楽しい」とは思いません。ただ磨くだけです。
副業もそうなりかけていました。ただ投稿するだけ。ただ書くだけ。ただ続けるだけ。
これが惰性の正体です。やめてはいない。でも、燃えてもいない。
1ヶ月目に怖かったのは「0円」という数字でした。5ヶ月目に怖いのは、「0円でも別にいいか」と思い始めている自分です。
2.Threadsという寄り道と、散らばった軸
5ヶ月目に、Threadsを始めました。XだけではなくThreadsにも投稿すれば、届く範囲が広がるのではないかと考えたからです。
結果、中途半端に終わりました。
数日間投稿してみたものの、Xとの使い分けがわからない。投稿の内容も似たようなものになってしまう。新しいプラットフォームに合わせた発信を考える余裕がない。気がつけば、Threadsの存在を忘れている日がありました。
これは、反省すべきことです。しかし、反省すべきなのは「Threadsを続けられなかったこと」ではありません。
反省すべきなのは、「何のためにやるのか」を考えずに始めてしまったことです。
4ヶ月目の記事で、「量から質と戦略のフェーズに移らなければならない」と書きました。しかし5ヶ月目にやったことは、戦略を練ることではなく、手を広げることでした。
noteに134本の記事がある。Xで毎日投稿している。Grokマガジンもある。Bar Vendrediもある。ショートストーリーもある。そしてThreads。
振り返ると、手を広げることで「何かやっている感」を得ようとしていたのかもしれません。本当に必要だったのは、広げることではなく、絞ることだったのではないか。
Threadsが教えてくれたのは、「目的のない行動は続かない」というシンプルな事実でした。そしてそれは、Threadsだけの話ではない気がしています。
3.連続80日の光と影
noteの記事公開が連続80日を達成しました。
これは紛れもなく、5ヶ月目の中で最も誇れる数字です。80日間、一日も休まず記事を公開し続けた。副業を始める前の自分には、想像もできなかったことです。
しかし、この80日間を正直に振り返ると、すべてが充実していたわけではありません。
「今日も書かなきゃ」と焦りながら、質よりも連続記録を優先してしまった日がありました。本当に届けたい内容ではなく、「とりあえず書けるもの」で埋めた日もありました。
3ヶ月目に「インプットの大切さに気づいた」と書きました。4ヶ月目に「走りながら地図を確認する」と書きました。しかし5ヶ月目の自分は、インプットの時間を十分に取れていたかと問われると、答えに詰まります。
134本の記事。この数字は立派です。しかし、134本の中で「これは本当に価値がある」と胸を張れる記事はいくつあるでしょうか。
連続記録は、自分を支えてくれるものでもあり、自分を縛るものでもある。80日という数字が、いつの間にか目的になっていたのかもしれません。
本来の目的は、良い記事を書いて、読者に届けて、収益につなげることです。連続記録はそのための手段であって、ゴールではない。頭ではわかっています。しかし、途切れさせるのが怖い。
この矛盾を、まだ解決できていません。
4.方向性を見失うということ
5ヶ月目を通して感じていたのは、「方向性がわからない」ということです。
副業を始めたとき、目標は明確でした。「1円でもいいから自分の力で稼ぐこと」
4ヶ月目にその目標は達成しました。では、その次は何を目指すのか。
「もっと稼ぐ」。それはそうです。しかし、「もっと」とは具体的にいくらなのか。そのためには何をすればいいのか。今やっていることの中で、何を続けて、何をやめるべきなのか。
この問いに答えられないまま、5ヶ月目を走ってしまいました。
地図を持たずに走り続けると、やがて足が止まります。止まるのではなく、走っているつもりなのに同じ場所をぐるぐる回っている。それが今の状態なのかもしれません。
4ヶ月目の記事で、「5ヶ月目は立ち止まって考える時間を取る」と書きました。しかし結局、立ち止まることができませんでした。立ち止まることが怖かったのかもしれません。止まったら、もう動けなくなるのではないかと。
でも、6ヶ月目こそは、本気で方向性を見直す月にしたいと思っています。
実は、これとほぼ同じことを4ヶ月目の記事にも書いています。書いたのに、できなかった。「やります」と宣言して、やらなかった。その事実を正直に認めるところから始めなければ、また同じ6ヶ月目を迎えてしまいます。
134本の記事を振り返って、どの記事に反応があったのかを分析すること。実際に収益化に成功している方々の記事を、今度こそ読み込むこと。「誰に向けて、何を届けるのか」に、自分なりの答えを出すこと。
走ることはもうできるようになりました。次は、走る方向を決める番です。
5.それでも残っている火
ここまで、重い話ばかり書いてきました。惰性、中途半端、方向性の喪失。5ヶ月目は、正直なところ、暗い月でした。
しかし、ひとつだけ、明確に「楽しい」と感じる瞬間がありました。
noteで新しい企画を考えているときです。
「こういうマガジンはどうだろう」
「このテーマで書いてみたらどうなるか」
「この切り口なら面白いかもしれない」
そう考えているとき、心が動いているのを感じます。惰性になりかけていた日々の中で、唯一、火が灯る瞬間です。
思い返せば、4ヶ月目に売れたのもGrokマガジンという「新しい企画」でした。Bar Vendrediも、新しい形を試してみようという気持ちから生まれました。
私が本当に好きなのは、「毎日投稿すること」ではなく、「新しい何かを生み出すこと」なのかもしれません。
散歩が好きなのも、読書が好きなのも、根っこは同じです。知らない場所に足を踏み入れる。知らない考えに触れる。その「未知との出会い」に心が動くのです。
であれば、毎日の投稿も、同じ形を繰り返すのではなく、小さな実験を重ねていく方が自分には合っているのかもしれません。
火が完全に消えていないこと。これが、5ヶ月目で見つけた、たったひとつの希望です。
おしまいに
5ヶ月間を振り返ると、こんな流れが見えてきます。
1ヶ月目、動き出しました。
2ヶ月目、書くことが好きになりました。
3ヶ月目、続ける理由を見つけました。
4ヶ月目、最初の成果が生まれました。
5ヶ月目、惰性と向き合いました。
これは右肩上がりの成長物語ではありません。上がって、少し下がって、また迷う。それが現実です。
Xのフォロワーは減りました。売上も減りました。モチベーションも落ちました。しかし、記事の連続公開は80日を超え、noteの記事は134本になりました。手は止まっていません。
5ヶ月前の自分は、noteの公開ボタンを押すことすら怖がっていました。今の自分は、134本の記事を書いて、「方向性をどう定めるか」を考えています。悩みのレベルが変わっているのです。それは確かに、前に進んでいる証拠だと思います。
6ヶ月目は、やみくもに走るのではなく、一度立ち止まって地図を広げます。新しい企画を考えるときの、あのワクワクする感覚を大切にしながら。火が残っている今のうちに、進む方向を決めます。
もし今、同じように惰性を感じている方がいたら、伝えたいことがあります。
惰性は、続けた人にだけ訪れる壁です。やめた人には、惰性すら感じる機会がありません。
だから、惰性を感じているあなたは、少なくとも「続けている人」です。それだけで、十分すごいことだと思います。
あとは、もう一度だけ、火の在り処を探してみてください。きっと、まだどこかで燃えているはずです。
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