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「このままでいいのだろうか」と悩むあなたへ。人生を主体的に変える「自分アジェンダ®」という考え方|Amazon書籍

元気のない時代を生きる私たち

「このままでいいのだろうか」 「自分らしく生きたいのに思うようにいかない」 「周りの目を気にして萎縮してしまう」

こんな思いで悶々とすることはありませんか?

電車の広告を見てください。不眠やうつ、悩みがある人のためのクリニックの宣伝が目立つようになりました。身近な人にも病院通いをしている人が多くなっています。「なにかがおかしい...」誰もが感じていることでしょう。

憂鬱な気持ち、元気がなくなる時を振り返ると、それは「どう評価されるか」を気にしている時、「結果」を気にしている時です。評価や結果を気にするあまり萎縮してしまい、行動よりも頭で悩んでいる時間の方が長くなってしまうのです。

でも、「どう評価されたっていい」とハラをくくり、とりあえず動き始めてしまうと、憂鬱な気持ちが減り、少しずつ元気が出てくることも経験しませんか?

「限定的な自分」という現代社会の罠

現代社会は「他より多く得る」という発想で動いています。他人より多くお金を稼ぎ、他人より良い評価を得て、他人より良い生活をする...常に「他との比較」で自分を測る。

この考え方を「限定的な自分」と呼びます。自分と他者を切り離して考え、価値は「他から奪うもの」「競争して勝ち取るもの」という発想です。

でも、この奪い合いの社会で、私たちは本当に幸せに生活しているでしょうか?

「内包的な自分」という新しい世界観

一方で、他人や環境を自分の一部として感じる意識があります。これを「内包的な自分」と呼びます。

「内包的な自分」では:

  • 他人の痛みを自分の痛みとして感じられる

  • 価値は「内から湧くもの」になる

  • 限られた資源は「分け合うもの」になる

  • 他に役立つことが結局自分の幸せにつながる

感謝を言うと相手が嬉しくなり、自分も嬉しくなる。知識を分かち合うと、それがさらに発展して新しい洞察となって戻ってくる。

この「やったことが返ってくる循環」を理解すると、「自分の利益は実は全体の利益、全体の利益は実は自分の利益」という新しい価値観が生まれます。

21世紀は「見えない時代」

20世紀は目標が与えられていた時代でした。よくわからないけれど指示に従っていれば、そこそこ生きていけました。

しかし21世紀は違います。人間社会だけでなく、自然現象も異常事態。なにをどうしていいのかわからない「見えない時代」です。

この時代に必要なのは、自分なりの「善き目標」を見つけ、小さくても意味のある「動き」を創り出していくことです。

困った状況を自力で解決する「自分アジェンダ®」4つのステップ

そのための実践的な方法が「自分アジェンダ®」です。

自分アジェンダ®の核心は、「もっともつらいのは、痛みを感じている自分である」という認識。だからこそ、その状況を変えるために最も強い動機を持っているのも自分なのです。

困っているのは自分 → 自分ゴト → 自分が行動しなければ変わらない → 自分によるリーダーシップ

ステップ1:方向性イメージを思い描く

問題にばかり注目するのではなく、「どうなりたいか」という理想の未来を描きます。

現実の制約は一度忘れて、心から望む状態をイメージしてください。

×「不快じゃない状態」
○「充実している状態」

×「うまくいかない関係じゃない状態」
○「家族との時間を大切にしながら、社会で役割を果たしている状態」

重要なのは、あなたの欲求の深さです:

  • 行動層:やっている(目に見える状態)

  • 判断層:やるべきだと考えている(理性的判断)

  • 感情層:やりたくてやっている(好きでやっている)

  • 存在層:やらずにはおれずにやっている(内から湧き上がる欲求)

深い層からの欲求ほど、持続的で自発的な行動につながります。

ステップ2:支援を探す

「自分一人で頑張らなければ」という思い込みを捨てましょう。

支援には2つあります:

  • 能力を高める支援:研修、書籍、メンター、オンライン学習・・・

  • 意欲・自信を高める支援:家族、友人、コミュニティでのつながり・・・

意外な人が意外な形で支援してくれることもあります。人だけでなく、情報や仕組み、過去の失敗体験さえも学びの宝庫として活用できます。

ステップ3:資源を選ぶ

「自分には何もない」ではなく、「相手が喜ぶものは何か」を考えてみてください。

誰もが何らかの資源を持っています:

パーソナルパワー

  • 人格力:ついていきたいと思わせる魅力

  • 情報力:相手に役立つ情報

  • 専門力:相手に役立つ専門性

同じことをするにしても、喜んでするか、イヤイヤするかで相手に与える印象は大きく変わります。責任を持つ姿勢、積極的に学ぶ態度、人とのつながりを大切にすること...これらすべてが資源になります。

ステップ4:リーダーシップを試行錯誤する

効果があれば前進、うまくいかなければ別の方法を試す。科学的な実験のように:

  1. 仮説を立てる

  2. 実行する

  3. 結果を検証する

  4. 改善する

完璧を求めず、小さな成功体験を積み重ねることが大切です。一回の失敗で諦めず、違う方法を試し続けることで、必ず次のステップが見つかります。

実際の活用例:家族関係の改善

状況:家族との関係がうまくいかず、お互いに疲れを感じている

ステップ1:「家族がお互いを尊重し合い、それぞれの個性を活かして支え合っている状態」をイメージ

ステップ2:家族関係の書籍、友人のアドバイス、カウンセリング、趣味での息抜きを支援として活用

ステップ3:素直に話を聞く姿勢(人格力)、家族の関心事についての情報(情報力)を資源として使用

ステップ4:週1回の家族会議から始めて、最終的に日常会話の中でも気持ちを表現できるように発展

「だれもがリーダー」という社会を目指して

自分アジェンダ®が目指すのは、「だれもがリーダー」という社会です。

誰もが主体的で、誰もが当事者意識を持ち、誰もが自分なりのビジョンを持っている力強く明るい社会。誰かが弱っているときも、誰かがフォローしてくれるチームワークのある社会です。

自分さえよければいいという考えから、他人や環境の痛みを自分の痛みとして感じられる社会への転換です。

アートとしての人生

自分アジェンダ®はアートです。客観的な評価基準はありません。

他人や社会が評価してくれなくても、まず自分が納得できること。とことん自分が納得いくまで突き詰めること。

結果(他人からの評価)を気にせずに行動できれば、「次はどういう風にしようか」と明るい未来が見えてきます。

人生は役立つ関係や場を探求するプロセス。ひとつひとつの「動き」が積み重ねられて人生になるのです。

今日からできる第一歩

自分アジェンダ®は特別な能力や資格を必要としません。日常の中で、少しずつ意識を変えていくだけで実践できる方法です。

重要なのは、一度で完璧な解決を求めるのではなく、試行錯誤を続けることで確実に前進していくこと。

置かれている状況を「自分ゴト」として捉え、自分自身がリーダーシップを発揮することで、困難な状況でも次のステップを見つけ出す力を身につけることができます。

「このままでいいのだろうか」と悩んでいるなら、まずは小さな一歩から始めてみませんか?


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競争社会から協調社会への意識転換、21世紀の「見えない時代」を自分らしく生き抜くための考え方を詳しく解説。現代社会の構造的問題から個人の内面的成長まで、包括的にカバーした一冊です。


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