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アニメ「ガンバレ!中村くん!!」第2話感想※ネタバレあり


第2話本編の感想

『ガンバレ!中村くん!!』第2話感想 ~ラブ弁!をバイブルにしても空回りするだけだった件~

第2話は、中村くんが恋のバイブルにしているBL漫画『ラブ弁!』が本格的に登場した回でした。この漫画内で、中村くんが特に憧れている「幕の内くん」役を山口勝平さん、「宅くん」役を竹内順子さんが演じています。数年前のオーディオドラマで中村くん(山口勝平さん)と広瀬(竹内順子さん)を演じていたお二人が、まさか漫画内のキャラクターとして再共演するとは……!
思ったより早い登場で驚きました。当初はまだキャスト未発表の先輩(田村や青木山)や広瀬の中学時代の同級生あたりで出てくるのかと思っていたので、予想をいい意味で裏切られました。しかも千葉繁さんまで登場してきて、さらにびっくり(笑)。

Aパートでは翌日、徹夜で『ラブ弁!』を読んで寝不足の中村くん。
一方その頃、腐女子トリオ(川村・浜岡・奥田)がBLトークで盛り上がっている最中に、人類の天敵・ゴキブリが教室に登場。クラスは大パニックに!そんな騒ぎを知らずに教室にやってきた中村くんは、無理やりゴキブリ退治係にされてしまいます。そこへ愛しの広瀬くんが登場。中村くんは『ラブ弁!』のシーンを脳内再生しながら「いいところを見せよう!」とノートを丸めてゴキブリを乗せ、外に逃がそうとします。……までは良かったのですが、浮かれてゴキブリをノートの上に放置してしまった瞬間、学ランの袖口からゴキブリが中村くんの服の中に侵入!
なすすべなく固まっている中村くんを、すぐさま広瀬くんが助けに入ります。広瀬くんは素手でゴキブリを掴み取り、外に逃がして一件落着。思いがけないハプニングでしたが、中村くんは「広瀬に身体中触れられた……!」と若干嬉しそうでした(笑)。
一方、素手でゴキブリを掴んだ広瀬くんは手を洗うだけで済んだのに対し、中村くんは服の中でゴキブリが這い回ったせいか、しばらく席の周りに「輪」ができるというオチでBパートへ。
Bパートでは、今日も『ラブ弁!』で恋のイメージトレーニングをする中村くん。しかし、ふとした拍子にバイブルである『ラブ弁!』を広瀬くんの前で落としてしまいます。
白を切る中村くんですが、広瀬くんが「クラスの誰かの落とし物じゃないか」とクラス全員に確認し始めたことで、ますます「自分の物だ」と言えなくなって……。自転車の届け出で職員室に行くと、そこでは担任の乙切先生が『ラブ弁!』を読んでいました。「面白いけど、恋愛に夢見過ぎだよな」という大人らしい現実的な感想を聞いて、中村くんはさらに自分の落とし物だと名乗り出られず……。帰り道、取り返せなかった『ラブ弁!』を買い直し(+新刊も)するため本屋に寄ると、そこに広瀬くんが!
学校外で2人きりで話すのは初めて。広瀬くんは中村くんの名前を覚えていてくれましたが、評価は「ゴキブリの中村」「俺のハンカチ踏んだ中村」「タコに墨吐かれた中村」など散々なもの(笑)。
でも悪気はなく、「超面白い奴」と好印象でした。
BLコーナーの前にいた+手に『ラブ弁!』を持っていたことで、ついにバレてしまう中村くん。
広瀬くんは「別に人の好みは人それぞれだし、読んでてもいいと思うよ」とフォローしてくれます。そこで中村くんは気づきます。「コソコソする必要なんてなかった。何も悪いことしてないんだ」と。さらに「で、何探してたの?」と聞かれ、慌てて手に取った本が自主規制レベルのかなりHな表紙の本だったため、さすがに広瀬くんも少し引いてしまいました(それでもちゃんとフォローは入れてくれます)。
第2話全体の印象は、「BL漫画を恋の参考書にするのは危険」という中村くん自身の結論そのものでした。
実際、BL漫画(に限らず少女漫画やTL漫画も)はファンタジー要素が強いので、現実の恋愛の「バイブル」にするのはおすすめしません(笑)。空回りしまくる中村くんが可愛くて、逆に癒されました。特に、広瀬くんの「人の好みは人それぞれ」発言が優しくて好印象。少しずつ距離が縮まっていく感じが楽しみです!

イントロの切ないメロディから一気に明るくなる「WON'T BE LONG」 中村くんの空回りした1日に寄り添うED

第2話のエンディングは、バブルガム・ブラザーズの「WON'T BE LONG」でした!1990年にリリースされた平成初期のヒット曲(作詞・作曲:Bro. KORN)。 冒頭で繰り返される「オリオリオリオー、イエイエイエイエー」(OLY OLY OLY OH! YELY YELY YELY YEAH!!)の掛け声がものすごく印象的で、多くの人がこの部分をサビだと覚えているのですが、実際のサビは「WON'T BE LONG!(WON'T BE LONG)」の繰り返しです。母曰く、私が物心つく前くらいにこの「ウォンビーロン」の部分ばかり歌ってたらしいです(笑)。
サビだけ聞くとパリピ全開のノリノリ曲!と思いきや、イントロは意外と切ない雰囲気でびっくりしました。特に刺さったのは

「たりない頭なら 知恵を盗みゃいい」

「ちょうじり合わすなら うそも必要さ」

という歌詞。恋愛経験ゼロの中村くんがBL漫画『ラブ弁!』から必死に知恵を盗もうとする姿と重なって最高にマッチしていました。
空回りしまくる中村くんに対して、曲のちょっと現実的(少しズルい?)なニュアンスが、乙切先生のコメントともリンクして面白いです。EXILE×倖田來未のカバー版(2007年)も有名ですが、アニメではオリジナル版のファンキーさと切なさが、本編のドタバタ後に心地よく締めくくってくれました。EDの入り方が秀逸で、コミカルな日常から少し大人っぽい余韻に変わるのが素敵。
この作品は毎週違う昭和〜平成の名曲がEDになるそうで、第1話の村下孝蔵「初恋」との対比も楽しめます。

まとめ

第2話を振り返ると、恋のバイブルにBL漫画を選んだ中村くんが、ひたすら空回りする姿が本当に可愛らしかったです。
本屋での失敗後の体育座りとうたた寝のED映像に、「夜は長くない、だから今を楽しめ」という「WON'T BE LONG」のメッセージが優しく重なり、心がほっこりしました。
毎週違う懐かしい名曲が中村くんの不器用な恋を包んでくれる……この演出が、このアニメの素敵なところだと思います。次回も楽しみです!







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