【エッセイ】息子、12歳。
「お兄ちゃん、大きいからいらないかもしれないけどいる? 」
ラーメンを食べ終え、レジに並んでいたらお店のお姉さんが声をかけてきた。
「あ。はい、いります」
息子はそう言って、箱から黄色い風船をとりだした。
まだ、いるの?
小さくてもあんた、12歳なんだよ。
帰りの道中。
「いやったぁ、風船ゲットぉ!」
と、息子は大喜びで風船をピラピラさせた。
ごめん、すごくいるんだね。
うどん
「おかえり、今日の学校どやった?」
息子
「わすれた」
毎度お馴染みの会話。
うどん
「じゃあ、誰とお話しした?」
息子
「それ言って僕になんのメリットがあるんですか?」
うどん
「教えてくれたら、夕食の唐揚げ一つ追加しますよ」
息子
「だからぁ、Tと、 Oと、Jだって」
しっかり覚えてるやん。
お昼ごはんにぶっかけうどんを作った。
でも、それだけじゃ物足りなくて冷蔵庫漁ってたらピザまんを見つけた。
ピザまんは3つ。
家族は4人。
欲しい人?って聞いたら全員手をあげた。
うどん
「みんな、ピザまん本当に食べたいの?!
じゃあ食べたい熱意をわたしにぶつけて!
プレゼンして熱量が少ない人が食べられません!!」
相変わらずのわたし。
息子
「じゃあ、僕からいきます!
えっとですねぇ、
ピザまんはフワフワでぇ、
甘さと酸味が絶妙でぇ、
○$♂▲∀Å∂…」
息子からほとばしる熱量を感じた。
ちなみに。
わたしはすんばらしいママなので、ピザまんは3人に与え、わたしは朝食の残りのロールパンをかじった。
そしておやつの時間。
某チョコレート菓子を食べようと一袋分をお皿にあけた。
いち、に、さん、し、…11本。
12本だったら1人3本ずつなのに…
1本足りない…。
・
・
・
うどん
「みんな、本当にチョコレート食べたいの?!」
うどん家の食欲は止まらない…。
