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映画『(LOVE SONG)』感想

さて、感想をどう纏めたらいいもんかと迷いながら、この一週間で既に六回見てきた。その分、仕事がめちゃめちゃ押しているのだが、まあ色々と考えない事にしようと思う。(駄目)
※映画鑑賞前にノベライズを読んだ人間だけど、ノベライズへの言及はあまりしてないつもりの感想です。


・まず、カイがメロすぎである。めろりんちょすぎる。
今回、ウィンくんのファンの方やBL好きの方などから出る感想として「向井康二ってあんなに格好いいの!?」というものが散見されるのだが、本当にカイがメロい。DGのジュンジには「美しい」とか「綺麗」とか「可愛い」という感情こそあれ「メロい」という気持ちは抱かなかったのだが、カイはとにかくずっとメロい。
そして、向井担としての感想なのだけど、DGでも強く感じた、表情の芝居が本当に良くて、もうしんどくてしんどくて……。(撮影順で行けばDGの半年前にLSを撮っているのだが)
かつてドハマりしたゲームで、ヒロインが海に身投げしてヒーローがそれを追った結果心中するというラストシーンがあって、私はそのシーンを百回以上見て百回以上泣いたというキモい経歴の持ち主なんだが、今回の映画でも今の所、六回中六回同じシーンで泣いているので、多分今後も同じ場所で泣き続ける気がする。
で、何処で泣いたかと言うと、カイの大学時代の回想=ソウタ、ヒカリと一緒に雨の中歩いていて、ソウタ母と出くわすシーン→現在の雨の中の慟哭である。
ここのカイの表情がもう、もう……。えっ、凄くない? シンプルに感動したんだが。ソウタの母を見止めた途端に強張る表情、ずっと硬いままで愛想笑い、ヒカリの傘に入るソウタを咄嗟に追いかける腕と寂しそうな目つき、キャッキャしてる空気とは裏腹に色々な考えが渦巻いて、でも無理やり口角を上げる所……。
からの現在の雨の中ですよ。泣いて、叫んで、髪を掻き乱し、ソウタの名前を何度も呟いて、行き場のない感情をどうにも出来ない絶望感に打ちひしがれる……。いやもう、これで泣かずに何処で泣くんだって話でさあ。(突然の江戸っ子)

・ところで、パンフの表紙だが、この服装が上記の大学時代の回想シーンのものである。それを踏まえると、表紙のソウタとカイの体勢と表情についても、また違った角度で見えてくるのではなかろうか。
本当はソウタをこうして抱き締めていたいのに、決して許されないと思っているカイの表情が、とんでもなく切ない。ソウタと同じ方向を見つめる事も出来ないのに、手だけはソウタをしっかりと抱き留めている。
個人的な解釈だけど、そもそもカイが何も言わずにソウタの前から去ったのは、自分が余計な事を言ってソウタに変な気苦労を負わせたくない、というのもあったんじゃないのかなと思っている。ソウタは自分の事を親友だと思っているだろうし、もしかしたら高校生の時のキスは思春期の戯れで、深い意味も無かったかも知れない。なのに自分はソウタを親友以上の気持ちで好きで、そもそもその感情自体が迷惑かも知れないし、もしもソウタが恋愛感情を持ってキスしてきていたとして、じゃあソウタの母に言われた事を話せば、今度はソウタと母の間に確執が生まれてしまう。
ソウタには笑っていてほしいからこそ、ソウタを害するものは全て遠ざけなければならない、という感情があって、じゃあソウタを害するもの=自分、という気持ちもあったのかなー、なんて。

・それにつけてもソウタが可愛い。
康二がずっと「ソウタ可愛い」と言っていて、まあカイが乗り移ってるから、より可愛く見えるんだろうなと思っていたんだが、普通にソウタが可愛い。おめめがきゅるきゅるすぎる。驚くぐらい「カイが好き」を隠さないキャラクターである。
ジンやルークに対しては世話焼きオカン系なのに、カイには面倒看てもらってしまうというギャップもいい。カイがそれを嫌がっていないのもいい。DGのヒルジュンもそうなんだけど、普段しっかりしてる感じの人が、恋人の前でだけ甘えられる環境にあるのがとても好きなので、カイが色々世話を焼いてくれるシーンは可愛いなあと思って見ていた。
またウィンくんのモノローグのアフレコが良くて、本当にぐっと来る。と言うか、予告の時からずっと思っていたんだが、森崎ウィン、声が良過ぎるな? 声が良過ぎるぞ? 声が良い人に敏感なので刺さりまくっている。
まあかなり情緒不安定ではあるんだが、それは時間の制約なのかな。ちょっと勿体ない。(ウィンくんがインタビューで言ってた「いきなりソウタがブチギレるんだけど、ヒートアップしすぎだろって思った」ってあのシーンだろうなと思いながら見てたら、やっぱヒートアップしすぎだった)

・バイクで送った後の口論シーンについて。
色んな感想を見ていて、多分一番困惑が多かったのはこのシーンだと思っていて、私も(ノベライズで先に補完していたとは言え)困惑したし、何なら役者本人たちも困惑していたのはちょっと笑ってしまった。
例えば、片付けが進んでいる部屋と積まれたダンボールをソウタが一瞬でも気にする素振りとか、あの口論シーンにモノローグ……は厳しくとも、もうちょっと心の動きが分かるような台詞があったら、また違ったのかなと思っている。
夜中のキスに応えて、朝もカイからキスをしてきて、甘い時間を過ごした後に、それでも部屋の片付けについて何も言ってくれない、何処かに行くという事を自発的に話してくれない→大学の時のようにまた何も言わずに消えてしまうのだろうか→俺から訊いたら「○○に行く」とか「○ヶ月で戻ってくる」とか教えてくれるかな?→「上手く言えないんだよ」で誤魔化されたんだけどなんだそりゃ……、というソウタの感情の動きは、何度か見て考えれば分かるけど、一度見ただけだと流石に伝わらないんじゃないか。
とは言え、この場面でもソウタから「好きだよ」って言えば良かったとも思うが。あれだけ言えるのに何故「好き」の一言が言えないのか。
逆に言えば、カイからすると「夜中はお前からキスしてきた癖に、俺のキスを避けなかった癖に、まだ親友とか言ってんのか?」って感じでもある。難しいね。
あと「二度と俺の前に現れないで」と言った後、帰国前にカイの家に行くのも結構不思議で、あそこに「もう居ないかも知れないけど、言い過ぎてごめんって謝らないとな……」とか「無意識の内に来ちゃったな……」とか、なんかそういう一言ぐらいあったら、ああソウタも言い過ぎたって後悔してるんだな、とか、会いたいんだな、と伝わると思うのだが。時間的制約に縛られたんだろうなと思う所の一つ一つが、ちょっと惜しい。

・そもそも、ソウタは自分の恋愛感情についてとても疎いのではないか。
あれだけちゅっちゅした後に「親友だと思ってる」とかのたまうソウタの気持ちを考えたんだけど、彼は友情と恋愛感情の境目が分からないまま大人になってしまった系なんじゃないかと。
しかも「同性に恋愛感情を抱く筈がない」という思い込みが手伝ってしまった可能性がある。ジンに語った「自分がどういうのかよく分かっていなかった」というのは、カイに対する感情が友愛なのか恋愛なのか分かっていなかった、という事だと受け取った。
ワタルに告白されて「俺は男だっての。君は男が好きなの?」と返していたが、これもナチュラルにソウタの「同性に恋愛感情は抱かない」という思考が滲み出ている所なのだと思う。咄嗟に返してしまう=無意識の内にソウタ自身でさえも思い込みがある、という。
ここでミソなのが、ソウタは(恐らくカイも)元々ゲイなのではなく、「性別は関係無くてカイだから好きになった」のタイプである。カイも同じく「ソウタだから好きになった」タイプなので、もしも自分が女になったら堂々と隣に居られるとしたら、迷わずそうなりたいと願いそうだなと思う。
(これで言うと、DGのジュンジは元々ゲイなので「ヒルが男だから好きになった」タイプだと解釈している)

・それにしても、カイはユキを好きにさせ過ぎではないか。
描かれていないだけで、断っても断ってもしつこく食らいついてくるのかな、或いは弱みでも握られてんのかな、と言うかそうでないと筋が通らんレベルで付き纏ってくる。最初の内は相手して(断って)たけど、段々面倒臭くなってなにも言わなくなった→その様子を見てソウタの勘違いが加速、という最悪パターンの可能性はありそう。
「それってあたしの歌?」に対して、せめて一言「違えよ」ぐらい言えよ。なあ。言えって。ソウタの目の前で訊かれてんだぞ、一旦否定しろよ。と、何度見ても思ってしまう。
地味に怖かったのが、ユキがいつもカイしか見ていなくて、一言も「ソウタ先輩」という言葉を発していないんだよな。普通に考えて、もしカイがソウタの事を恋愛感情で好きじゃなかったとしても、親友のソウタを尊重してくれない子を選ぶとは到底思えない。
そしてユキの進退についてはマジで謎のまま終わったんだけど、これ私が学生時代に「好きだった先輩が退学した一ヶ月後に自分も退学した」という女の子が同級生に居たので、単純にこのパターンかも知れない。当時は「えっ辞めたの!? マジで!? なんでそんな事で!?」と滅茶苦茶ビビったが、世の中にはそういう子も居る。多分。

・ちょっとラブシーンの話をさせてくれ!!!!!!!!!
各所でにわかに話題になっている「向井康二ってキスシーン上手過ぎない?」というアレ。なんかもう凄かった。マジで凄かった。特に深夜のキス。
一本前の記事にも書いたが、ノベライズを読んで「なんだこのえっちなキスシーンは……!?」と思っており、各所のインタビューで「ソウタからキスする以外決まってなかった」「気付いたらカイが上に居たよね」という情報を仕入れてドキドキしていたのだが、実際に劇場で見てひっくり返った。
最近だとDGでキスシーンを数回見たのだけど、DGは基本的に受け身のキスばかりだったので、まあがっつき具合が凄いなと……いや本当に凄いなと思って……。リビ松のキスシーンは二回とも凄く紳士だったので……。
「カイがずっと受け身でいるのも違うと思って」とは康二の談だが、十年以上前から好きだったソウタが、彼の母に祝福されなくて距離を取ったソウタが、もう会わないと思ってたのに六年ぶりの運命の再会を果たしたソウタが、向こうからキスをしてきてくれて、色々な細かい事は捨て置いて、止まらない衝動に身を任せる姿が、なんか本当にカイだなあと思ってぐっと来た。本当はずっとそうしたくて、でもひたすら我慢してたのに、ソウタからキスしてくれて長年抑え込んできた想いが溢れちゃったんだなと。
同時に、体勢をひっくり返されたソウタが、必死にカイの背に腕を回す所も、ソウタが酔いも手伝ってか半分夢だと思ってる事を踏まえるとまた味わい深い。夢だから細かい事を考えず存分に甘えてしがみつけるけど、もし最初から現実だと意識してたら、そこまで出来ただろうか。
(ところであんなキスしておいて途中で止まるもんかとずっと悩んでいたら、Xのフォロワーさんが「ソウタ寝落ちしたんじゃないか」という説をくれたので納得した。酔ってたし。あれだけ熱烈なちゅーをしている最中で、ふと気付いた時にソウタが寝落ちてたと思うと、なんか単純にカイが可哀想になってきた……)

・とは言え、時間的制約で色々足りないとかはまあそこまで深く考えてないのだけど、唯一どうしても受け入れられなかったのが『LOVE SONG』の歌詞である。
雑誌『タイドラマガイドD』のチャンプ監督のインタビューを踏まえるに、ベースにタイ語の歌詞があって日本語で練り直したのか、色々と擦り合わせて作っていったのかだと思うが、そこにプロの作詞家を入れ込むというひと手間をかけてほしかった。
プロの作詞家と言うのは、【歌詞】を書けるからプロなのである。脚本が書けても小説が書けても歌詞は書けない、とパターンは多い。作詞には語彙力+歌詞用のセンスが必要だし、歌った時の音のハマり方などもとても重要なのだ。言い回しももうちょっとどうにか……と思う所が多くて、どうしても毎回集中出来なくなる。
この映画は、歌が大きな力を持つ話なので、そこは妥協せず、本職を呼んできて【歌詞】を書いてほしかったなと思う。


あとはちょっとこまごまとした感想。


・ソウタ歯磨き強過ぎない? 歯茎大丈夫?

・自分が新規プロジェクトに入れられたと知ってあわあわするソウタの動き、ミュージカルで鍛えられた人の動きだな~と感じた。コミカルでかなり好き。

・ほんまにごめんなんだけど、会社のみんなで「頑張って~!」って言うシーン、めっちゃプリズムスタータイランドが脳裏をよぎって……。
DG見てた人はみんなそうなるのでは? 違う? どうなの?

・なんでジンがカール食べてたのかは謎のままである。西から密輸しないともう食べられないのにね……。(ノベライズだと珍しく売ってたって事になってたな)
と言うかジンお腹すきすぎてておもろい。食べる事はいい事だ。

・タイマッサージのシーン全体的にカイが色っぽ過ぎてドキドキした。目線がヤバい。

・ナイトマーケットは本来雨のシチュエーションじゃなかったらしいけど、相合傘という美味しいシチュになったので、結果的に正解。可愛かった。
しかしここで虫食うシーンが入ったがために、その後のなんか良さげな思い出のシーンでも芋虫がこんにちはしてくるのはちょっと辛かった。良い感じの思い出シーンでアップになる芋虫……。

・ところでスマイルことMusicちゃん、我らがDGイーンス様ことFondちゃんと同じ元BNK48である。それぞれの妹系キャラが同じアイドルグループ所属だったと思うと、謎に感慨深いものがある。

・謎リング風ベッドでジンがあわあわしてる時のサン、全体的にとても顔がいい。髪型もあるのだろうか。一番好きなヘアメイクがこのシーンだった。日本語の台詞ばかりで大変だったろうな……。(そういえば一ヶ所だけ、ジンと部屋で飲んでるシーンでどうしても聞き取れない台詞があった。なんて言ってたんだろう)

・居酒屋で解散する後、車で去るソウタにカイが軽く手を挙げるシーン、予告で見た時からずっと好きなんだけど、やっぱり何度見ても好き。美しい。ソウタに再会してしまった日から、カイはもう『LOVE SONG』を完成させる気だったんだろう。
その後、車窓に反射する街の灯りと切なげに外を見るソウタの表情も好き。アクシデントで車の窓が開かなかったらしいが、開かなくて逆に正解な気がする。

・トイいい男過ぎない? 顔もいいけど中身もいい。優男。
ライブ後に「もし僕の為に書いてくれたとしたら、死ぬほど好きになっちゃう」と言うシーン、その直前の一瞬の戸惑いとか表情から、(勿論本心ではあるんだけど)カイを口説くんじゃなくて励ましたいという気持ちが分かるのが更にいい。

・ソウタがヒカリと電話してるシーン、ルークが食べてるのってもしかしてムーピンですか? 塩分が高いからちゃんとお水もいっぱい飲まなきゃいけないよでお馴染みのムーピン?(DGからの偏った知識)

・ライブシーン、歌い始めに居なかった弦楽の皆さんが、いつの間にか座っててラスサビから入ってくるのめっちゃ笑ってしまった。あの規模のバンドで生ストリングス入るんだなとかそういうのはさて置き、最初から座っていても良かった気がする。「そんな途中で入ってきて座ってセットして演奏する事があるかいな!」と、何だか物凄く気になってしまった。

・あれだけ暴れるソウタ相手に全然怒らないジン、実はかなりの大物である。

・酔っぱらって宿が見つからなくても、ワタルの誘いに乗ったらややこしくなると分かっているソウタ、根っこの所で几帳面さが出ていていい。(ところで、ウィンくんのクランクインってこのシーンだよね?)

・酔ったソウタの「じゃあ世話になるわ~」の言い方がなんか知らんけどめっちゃおもろい。毎回笑ってしまう。

・ベッドでのキスシーンもだけど、酔ったソウタの耳を触るのもアドリブだと聞いて震え上がった。怖すぎ。(褒めてる)
向井康二の恋愛芝居って、本当に相手の事が愛しくて愛しくて仕方ない、っていうのが、目つきと指先から表現されるのだ。好き。

・チャンプ監督の監修と言うかタイ風の脚本を元に作ってるからだと思うんだけど、ちょいちょい日本語にする時にもう少し変えた方がという台詞があって、特に強く感じたのが、朝のカイチアウシーンで一度目のキスの話をした時のソウタの「覚えてたのかよ」である。
ニュアンスが色々あると思うんだけど、個人的には「起きてたのかよ」とか「気付いてたのかよ」の方がしっくり来る。ソウタは自分がカイにキスした事を、カイが知っているとは思っていない筈なので。(知ってたのならまた話が変わってくるぞ)

・ところで朝のカイチアウのキスシーン、絶対カイの服の裾にご飯ついてるよね。どうしても気になっちゃう。

・キスの後、カイチアウの味の言及する所はアドリブだと踏んでるんだけど、どうでしょうか。(「美味いな」「そっちのはちょっとしょっぱいね」「なんでしょっぱいの?」の所)

・ヒカリの漢字は「星」である。そもそも「ヒカリ」という名前からして、カイにとっては「太陽であるソウタとお似合い」という思いが強かったんだろうな。それにしても、母に歓迎されてる二人を見る時の表情が……。(まだ語る)

・無邪気に抱き着いてくるワタルが可愛すぎた。めんこい。あれは健気ワンコ受け。
ラボでの「男が好き……です」の言い方と顔、あまりにも色っぽいのでは? 凄いな? リビ松のたいゆくんしか知らないので、こんなキャワワなお顔しちゃうんだ~って軽率にキュンとした。

・ジンとサンがムエタイやってる時のグローブ、色がそれぞれカイとソウタだ。黄色(オレンジ)とターコイズ。ずっと本作のテーマカラーだと思ってたけど、これソウタが海のターコイズブルーで、カイが太陽=サンフラワーの黄色なのかな。逆かな。どっちだろう。
ソウタがターコイズでカイが黄色なら、それぞれ相手のカラーをイメージしている事になるし、カイがターコイズでソウタが黄色ならキャラクターのイメージ通りなので、どちらにしても美味しいなと思う。

・帰国後のソウタが前髪を上げていて、ちょっとディーンフジオカに見えた。似てない?

・ノベライズ読んでて再会シーンで「いやそんなリアルな幻覚見るか?」と思ってたんだけど、映画見たら想像してたよりも頻繁にソウタがカイの幻覚見てるもんだから、そりゃ幻覚と見間違うよなと思った。
後にウィンくんが舞台挨拶で「帰国してからラボでカイの幻影見るシーンなんかは、もうソウタ狂っちゃってた(意訳)」と言っていて、やっぱり情緒不安定だなあと……。

・再会シーンで二人とも前髪を上げているのは、時間経過の表れと言うよりかは、顔を上げて互いに向き合うという事の暗喩なのかな、と。
雑誌『Ray』でウィンくんが「カイがアドリブで涙を拭ってくれて、その愛情表現にキュンとした(意訳)」みたいな事を言っていたけど、恐らくこのシーンの事だろう。

・全体的に、カイが突然鼻歌を歌い過ぎな所がちょっと面白ポイントである。

・最後にタイトルの()が取れる演出が、とてもいいなと思った。
本編中のライブシーンではソウタに伝わらなかったカイの『LOVE SONG』が、想いを通わせた事によって、ようやくきちんと伝わったんだと分かる演出。ラストの二人きりになるライブ会場は、そういう比喩なんだなと捉えた。

・ここで聞くomoinotakeの『Gravity』があまりにも良過ぎる。こんなにも合う歌を頂いて本当に嬉しい。歌詞をじっくり聞きながら余韻に浸るのが最高過ぎた。

・エンドロール後の写真めちゃめちゃ良かった。カイの愛情が伝わってくる。康二が写真を撮るからこそ出来る技でもある。(向井担は一目見て「これ康二の写真だ」って分かるのもいいね)

・ところで、パンフ6ページ(表紙から数えると8ページ)中段左のカットって、もしかして本編で使われなかった幻の「撮り直す前の深夜のカイチアウ」のシーンではなかろうか。服装とセットがそうだと思うんだが。(撮り直した深夜のカイチアウは、急いでダイニングのロケーションを探したそうだ)(ので、カイの家の間取りを考えようとすると、ちょっとおかしな事になる気がする)


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