#273 子どもの本の紹介㊾『絵くんとことばくん』
小学校の学校司書です。
4年生の「図書の時間」に読み聞かせした本をご紹介します。
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『絵くんとことばくん』
(天野祐吉/作、大槻あかね/絵、福音館書店、2006年)
4年生の国語「アップとルーズで伝える」の単元末に紹介されている本です。(教科書は光村図書)
テーマは「伝える」ということ。
主人公の小学4年生男子。
お母さんにおこづかいをあげてもらいたい。
さて、どう伝えたら、
お母さんにわかってもらえるだろう?
「口ではかなわない」と、男の子は考えます。
ポスターをつくって、それをキッチンにはって、それでお母さんにうったえようと思う。
ここから、どんなポスタ―にするかについて、
男の子の脳内会議が始まります。
会議の登場人物は、
絵くんとことばくんです。
言葉で考えるのが得意なことばくん。
まず、こんなことばを提案します。
〈自分ばっかりつかわないで、こどものこづかいふやせ!〉
そこにダメだしをしてくるのが、絵くんです。
絵くんは絵で考えるのが得意。
ユーモアをプラスした絵を提案します。
ことばくんも、負けずに、さらなる提案返しを!
そうやって、お互いにアイデアを出し合うのですが、
途中、絵にしにくいアイデアも出てきます。
ディスカッション!ディスカッション!
ことばと絵。
ことばだけでも、絵だけでも伝わらない。
たくさんのアイデアをカタチにしてみます。
できたポスターは15枚。
もっとも伝わるのはさあ、どれだ?
・・・・・・
結局16枚目を作成。
さいごは、直球勝負に落ち着きました。
これで、お母さんがおこづかいをあげてくれるかは、
神のみぞ知る です(笑)
ぜひ、本を手に取って、絵くんとことばくんの攻防をお楽しみください!
ちなみに、主人公の男の子のおこづかいは500円。
それを1000円にあげてほしいというストーリーなのですが。
わが校の子どもたちは、1000円は高すぎるでしょという反応でした。
ワタクシ、我が子がいないもので、小学生のおこづかいの妥当な額がどれくらいなのか、よくわかっておりません。
私が子どもの頃もらっていた額も覚えてませんが、
本代は別でした!
あらためて感謝いたします。
ありがとう!お父さん、お母さん!
(そういえば父自身も、「本代は別」な人だった。家計のやりくり、母は大変だったと思います。)
今日も読んでくださって、ありがとうございました。
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