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三題噺に、愛はあるんか


「落語って、めっちゃ文章に似てるんですよ」と言ったら、3人中2人は「へぇ」と言って、1人はもうスマホでパズドラしてた。

わかる、わかるよ。こっちだって、さっきまで「書きたいこと」じゃなくて、「GWのモンハンイベント」のことを考えてたんだ。うん、話を戻そう。

落語には「三題噺(さんだいばなし)」というジャンルがある。これは、ランダムな3つのお題を渡され、それらを物語の中でうまく回収して笑わせる、という知恵の大運動会みたいなものだ。

たとえばこうだ。

「サンタクロース」
「離婚届」
「うまい棒(たこ焼き味)」

これで一本、笑って泣ける話をつくれと言われると、普通はお茶を吹く。でも、ここからがおもしろいところ。

無理やりな三題があると、書き手の創作スイッチは謎に入るのだ。なぜなら、「書けそうにない」から「書きたくなる」という、バグみたいな心理がそこに生まれる。ほら、毎日投稿企画66日ライティングがいい例で。

で、これを、放課後ライティング倶楽部でやってほしいのです。《追記・メンバーじゃなくても、どなたでもご参加いただけます!》

いやちょっと待って、逃げないで。添削は私がするから!(いらんって?)
完成した文章に「→ここの伏線、回収できてないです」って言うから!(こわいって?)

でもたぶん、書き上がったあなたの文章には、もっと面白いミスがある。

「サンタクロースが離婚届を出した理由があまりにも切ない」とか、「たこ焼き味のうまい棒で人を救うエピソードが予想外に泣ける」とか。

三題噺は、偶然と制約が手を組んで、才能を引きずり出すという、ちょっと意地悪な仕組みです。

でも、意地悪な課題って、大体あとで「やってよかったなぁ」と思うやつ。

そしてこれは文章の修行でもある。

オチを考えてから書く人には「途中でお題が足を引っ張る」という学びがあるし、
ノープランで書く人には「無理やりでも全部回収する粘り強さ」が身につく。

そして今回のお題は、これでいこうと思ってます。

ドンッ!!!

『幽霊』
『卒業アルバム』
『サイゼリヤのミラノ風ドリア』


ね? 地獄でしょ? でも絶対おもしろい。
ぜひ、あなたの中の「落語的回収欲」を呼び起こして、書いてみてください。とりあえず4月23日まで。

もし書けなかったとしても、それはそれでOK。

だって、人生もある意味、三題噺みたいなもんだから。

「失恋」「老後資金」「納豆アレルギー」みたいな、脈絡なきテーマが突然目の前に出されて、それでもなんとか笑えるオチをつけようと、みんな今日も「自分の物語」を生きているのだ。

さあ、あなたのオチのつけ方、そろそろ見せてよ。


[画像協力:さちわ]

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