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かっこよく書くためにプロ作家が書く文の文末とつなぎを見る

楽しむために読むのと、学ぶために読むのは別。ヤスです、こんにちは。

「どうしてこの作家の文章は惹きこまれて一気に読めるんだろう」

おもしろい本に出会うと必ず考えてしまいます。
 

内容がおもしろいのはもちろんある。でも内容がよくても文の見映えがよくないと読むのが苦痛になる。
 

たとえばこんなエピソード。
 

バナナの皮が道に落ちていた。踏むと本当に滑るのか試したくなり踏んだら足が滑った。
 

しょうもない出来事でも芸人さんが話せばおもしろくなるはずなんです。(バナナの皮はキツイか……)
 

素材をどういかすか。
 

文章発信の良し悪しは、文の読みやすさと情景描写が大きな割合をしめるでしょうね。
 

放課後ライティング倶楽部のメンバーさんが書く記事の添削を毎日しています。私好みの文にする添削ではなく、書き手の個性をいかしたまま、読みにくい箇所をなおしていくんです。
 

添削のはじめのころに最も多い修正箇所は「こと」です。とことん「こと」を連発してしまうんですね。
 

ひとつの文に2つ以上の「こと」が入っている場合もあるんです。
 

使い勝手がいいんですよね、「こと」は。
 

「私が好きなことは本を読んだりすることです。」
 

こういう文です。「私が好きなのは本を読むことです。」もしくは「本を読むのが好きです。」がいいかな。
 

つぎに多いのが「ひとつの文が長い」。
 

接続助詞を使いすぎるんです。「が」「ので」「から」「けれど」などです。
 

特に気をつけるのは「が」。これが出てくるとどんどん文が長くなるんです。避けるのは順接の「が」です。逆説ならOK。
 

「私は読書が好きですが書くのも好きです。」これが順接の「が」です。つなぎのためだけにつかう接続助詞です。逆説の「が」なら「私は読書は好きですが動画視聴は苦手です。」
 

で、文が長くなるデメリットは、主語と述語がわからなくなる。読んでいてリズムが悪い。何を伝えたいのかわからない。
 

……でもね。
 

プロの文を見ておりますと、文が長かったりしますし、「が」も「こと」も入っているんですよ。
 

だから必ずしも「こと」がないのが良いわけではありません。「が」が入っていてもいいんです。
 

読んだときのリズムです。心地よく読めるか。詰まることなく最後まで一気に読めるか。読んで即意味がわかるか、です。

 

[画像協力:さちわ]
[サロン開始から1116日]
 

◆サロンメンバーさんの近況

能登清文さん
和の心を愛する人生100年時代のお金の専門家(6冊目の著書絶賛発売中!)。日本人向けの『米国債投資』とは?チャンネル登録者数10000人!視聴者累計100万人!
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