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ブラッド・メルドーのコンサートへ🎹

ぜひ一度ちゃんと一流をこの耳で聴きたいと思って観に行ってきました。忘れない内に軽く感想を。

「上質」

色んな意味・意図を込めて、この一言に集約されました。

  • 彼らの音楽の素晴らしさを言語化できない結果、苦し紛れの言葉「上質」

  • ハーモニーやタッチ、端正で丁寧な演奏という意味での「上質」

  • ジャズクラブではなく音響の良いホールという環境を指しての「上質」

何かの良さがわからない時、酸っぱい葡萄としてそれを否定するのではなく、自分がその良さを理解するために、足りていないものがあるという風に考えたい。その意味で、自分の音楽性の未熟さを痛感させられました。

メルドーが対位法的なアプローチで左手と右手の両方で自在にソロを取っていて、すんごいなあと。単純ながら、バッハをちゃんとやらないとなあという気持ちに。あと右足でリズム取りながらペダリングもしてて、どうなってんだろうと思いました。(通常ジャズピアニストは空いてる左足でリズム取ってるイメージ)ちょうど最近 Bozhanov を聴いてたので、彼のようにめっちゃ浅く踏んだり、特殊なペダリングしてたりするんだろうか、と気になりました。

やっぱりドラムもベースもめちゃめちゃかっこいい。ホールでベースの音を聴くと、低音がすんごいズンズンと響いて美しかった。ドラムはスティックやブラシなども変えながら、自在な音色を聴かせてくれて、リズムだけでない、音色の楽器なんだということを再確認。

トリオの内、二人が五十代。こんな渋くてイケてるオヤジになりたいという気持ちを改めて再確認。二十年あれば、自分でもこんなになれるだろうか。観客には、白髪まじりの玄人ジャズファンの方々が結構いましたが、意外に若い学生さんくらいの人もいて、ジャズは衰退しているという話を聞く一方で、いい音楽に年齢は関係なく人の心を掴むのだなと実感。

音楽界の巨匠たちも、いつまで演奏しているか分かりませんから、これからも聴ける間にどんどん聴きに行こうという気持ちです。ライブは録音と違って、その時代でしか聴けませんから。ホロヴィッツが生きている時代に生まれたかった。。。