3本の矢(Wayland+Cage+Foot)は折れない-あれは嘘だ(Arch Linux使いへの道13)
あくまでもコパイロット先生に従う。kmscon再チャレンジや!
前回、AMDのGPU が fbterm と根本的に非互換という理由で、コパイロット先生からfbterm環境はあきらめて、一度失敗したkmscon環境に再チャレしようぜ!という陽キャに騙される陰キャみたいなやりとりよろしく、私はkmscon環境に再チャレンジすることにいたしました・・・・・。
さ・・・・先に結果をお伝えするぜ・・・・。やはりというか、当然というか・・・・真っ黒い画面の左上でカーソル点滅するだけでうんともすんとも言わなかった(前々回の状況と一緒)。先生は全力でAMDGPUのせいにする解説を披露。

そして先生は代替案を2つ出してきました。

それはもはやGUIでは?
WaylandはGUI環境の下地だと何かで見た気がしたので、「それはもはやGUIでは?」とコパイロット先生に問いかけたところ、
・cage + foot は GUI ではあるけれど、一般的なデスクトップ環境とはまったく別物
・GNOME や KDE のような重い GUIではない
・ウィンドウマネージャもパネルも壁紙もない
・アプリも起動しない
・ただ 1 個の端末だけをフルスクリーンで表示するだけ
・見た目も操作感も ほぼ TTY と同じ。でも内部的には Wayland を使うので、DRM と相性が良く、フォントも日本語も動画も全部動く
とのことでした。ウーム、デスクトップ環境ではないのでセフセフ。GUI 技術を使った TTY の代替ということらしい。
そこで当然の如く、次のやりとりをしました!

Cage+Footをインスコするぜ!
とりあえず、先生の推すCage+Footをインスコすることにしました。pacmanで2つのパッケージをインスコです。
sudo pacman -S foot cageこれができれば、Cage+Footを起動
cage -s footここでエラー!フォントが現れないとのエラーメッセージが!先生曰く、footが探しているフォント名とシステム中のフォント名が異なっているからだとのこと。この辺の修正指示を実行しようとしたら、デフォルトのCage+Foot環境では、キーボードがUSになっていて、なかなか打ち込みが難しい状況でした。先生からは、~/.config/foot/foot.iniファイルに次の記述を入れろとのことでした。
[main]
font=Terminus:size=28
[keyboard]
xkb-layout=jp
xkb-model=jp106このようにfoot.iniを書き換えてリブート・・・。今度は「invalid section name: keyboard」というエラーが!!先生は冷静にこう言いました・・。

環境変数を設定してFootを起動すればよいとのこと(やり方は割愛します)で、それをこなしたらまた新たなエラーが!!!今度は「seatd」を導入することが解決策とのことでした。seatdは、tty環境からWayland環境への橋渡しの役を果たすみたい。言われるがままseatdパッケージをpacmanで導入したら、今度はseatのパーミッションエラーが出て・・・という感じでまたもやエラーエラーエラー。それでも小一時間以上かけて先生との対話を続けたら、なんとかCage+Foot環境が動くところまで行きました!やったぜ!!!!
ばんざーーーい・・・・無しよ!
苦難の道を進み、いよいよたどり着いた新たなCUI環境!心は晴れ晴れです!そして、このCUI環境では日本語を使うつもりでした。日本語表示の環境は整っていますが、日本語「入力」の環境はまだないので、これを導入してみます。コパイロット先生にやり方を尋ねたところ、衝撃の答えが!

初心者の私でも、LinuxでWayland+Swayは、最新の軽量GUI環境だというのが事前学習の成果だったので、さすがにそれはGUI環境やんけ?と先生に訊いてみたところ、答えは「GUI っぽいけど、実際には “GUI ではない」 と宣いました。さらに、
Waylandについて
・Wayland は ただの描画プロトコル
・ウィンドウマネージャではない
・デスクトップ環境ではない
・パネルもメニューも持たない
・アプリを管理しない
・ただ「画面にピクセルを出す仕組み」だけ
Swayについて
・sway は Wayland 上で動く最小限のウィンドウマネージャ
・でも GNOME や KDE のような GUI とは全く違う
・パネルなし
・メニューなし
・アイコンなし
・マウス操作前提ではない
・完全にキーボード操作
・設定はテキストファイル
・見た目は “黒い画面に端末が1つ” だけ
・つまり GUI ではなく、CUI を拡張したような環境
Wayland+Sway環境の落とし穴
もうこうなりゃ毒を食らわば皿までよ!!ということで、Wayland+Sway環境を構築しました。これもエラーの連続で数時間を要する大工事でした。)コパイロット先生とのログを見ても技術的に難し過ぎて話を簡略化できません・・・とにかくいろいろな設定ファイルを弄りました)。あっちの設定をこちょこちょ、こっちの設定をガシャガシャやっていたら・・・なぜかシステム立ち上がりからSway環境になってしまいました(つまりtty1がSwayに)。なんかいろいろな設定ファイルをいじくっている間に、一つの設定ファイルの設定を消しても、どこかにそれを生かす設定が残っていて、思ったように全体の状況を変えられなくなってしまい、先生も「見えない場所に設定が残っている」とか言い出す始末。

そうしてようやく動き出したWayland+Sway環境は、更なる悲劇を生みます。まず、日本語の文字の上部分が切れた状態になりました。行開始前の改行幅が狭すぎるって感じの状況ですね。コパイロット先生も、フォントの上下余白が足りていないと言っていました。
先生の指示通りに複数の設定ファイルを弄ったら、今度は改行幅がほぼゼロになるような行の重なりが多重に発生・・・。もう文字が読めやしない!
精魂尽き果てかけた私の頭の中にあるカタカナ4文字がちらつくようになりました・・・。
それでも根気よく作業を続けたら、今度はすごい小さなフォントで表示がされるように・・・。そこも直すべく設定ファイルを先生の指示で弄りまくったら、Swayのconfigが構文エラーになって立ち上がらなくなってしまいました。完全にThe Itachigokko。嫌気がさした私はついに・・・

これだけ設定ファイルを弄繰り回した結果のエラー多発なので、もうリセットして最初から考えるしかないという結論に至ったのですが、いつの間にか私のことを「呼び捨て」で呼ぶほどになった先生は、あれだけ私がCUI環境にこだわってきたことを全く覚えていないという蛮行に出たのです!

この後いろいろ細かな作業の提案がありましたが、もう、Arch Linuxごと消して、一から環境構築をやり直すことにしました。
今回わかったこと
・設定ファイルは気軽に弄るものじゃない
