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残菊物語を見に行こう!

お正月のパルシネマ。国宝もやってたけど。残菊物語のポスターがカッコイイ!

1939年の作品。80年以上前。無声映画からトーキへそしてカラーへと変化している時。芝居から映画へ。観客も、映画の意識が強くなっていった時。戦争の匂いがしていた時。そんな中で、こんな映画が仕上がったのかと思うと、すごい時代なんでしょうね。

ここパルシネマで、チャップリンとかキートンとかの映画をよく見に行くのだがその時から数十年で日本でもこんな映画が作られていたのかと。

パルシネマ、55周年ということで、いい映画が並んでます。

学生の頃、映画雑誌なので溝口健二監督が紹介されていて、興味はあったがなかなか上映されることもなく、雨月物語を見たような気がします。溝口健二さんは1956年に亡くなってるので、雨月物語が最後の作品なのかなあ。
それと比べると残菊物語はまだ若い時代の一番活気のある時の作品なのかなあ。詳しいことはわかりません。
デジタル修復版で画像はきれいだったけど、音声は聞き取りにくい部分もあったけど、それ以上の満足感はありました。
詳しいことはわからないけど、モノクロだけど、光と影はカラー作品よりも新鮮に感じられます。ワンカットワンカットも無駄がなく、今作られている映画よりも新鮮です。

今の作品ってカメラや他の技術的なものは数弾進んだけど、その分人間の熱量みたいなものが減ってしまってるようで、何か薄っぺらいものになってるような気がします。

それと、2代目尾上菊之助を描いてる。その歌舞伎の舞台の映像がすごく新しい。バックの大道具や小道具も斬新であの時代にもうこんな舞台を組んでいたのかと感心するばかり。

80年以上前の作品を見て、つくづく人間って基本的な部分は成長しないんだなあって変に感心させられた映画でした。


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