短い夏の花の命を慈しむ。涼やかな「フローティングフラワー」で気づいたガーデニングの奥深さ
連日30度を超えるような厳しい暑さが続くようになってきましたね。皆さんのご自宅の植物たちは元気にお過ごしでしょうか。
私の庭では、嬉しいことにバラの2番花が咲き始めました。次々と蕾がほころぶ様子を見るのはガーデナーとして至福のひとときですが、同時に少しばかりの切なさも感じています。というのも、春の穏やかな気候の中ではゆっくりと長く咲き誇ってくれる花たちも、この夏の猛暑の中ではあっという間にピークを過ぎてしまい、寿命がとても短くなってしまうからです。
「せっかく綺麗に咲いてくれたお花たちを、この暑さの中でもどうにかして長く、そして美しく楽しむことはできないだろうか?」
そんなふうに考えて、今回初めての試みに挑戦してみました。

涼を呼ぶ「フローティングフラワー」でおめかし
今回やってみたのは、庭で咲いた花をそっと摘んで、透明な器の水に浮かべる「フローティングフラワー」です。
ガラスの器に水を張り、そこに色鮮やかな花々を浮かべてみると……どうでしょう。ただ花瓶に生けるのとはまた違った、ハッとするような美しさがありました。
暑い季節だからこそ、透明な水面で揺れる花びらを眺めているだけで、スッと風が吹き抜けるような涼しさを感じます。強い日差しを浴びて庭で咲いていた時とは違い、水に包まれた花たちはどこかみずみずしく、いつもとは違う柔らかな表情を見せてくれました。
少し手間はかかりますが、この涼やかな美しさを目の当たりにすると「やってみる意味は十分にあるなぁ」と心から思えます。
【今回使用した花たち】
* レウカンセマム
* シュリンクス(バラ)
* フランシスバーネット(バラ)
* アルゴノーツ(バラ)
* カーペットローズ(バラ)
* ヘリオプシス
* ジニア

「咲かせる喜び」と「鑑賞する喜び」
今回フローティングフラワーを作ってみて、改めて気づかされたことがあります。
ガーデニングの楽しさというのは、土づくりや水やり、剪定などを通して「いかに美しい花を咲かせるか」というプロセスが一番の醍醐味ではあります。でも、実はそれだけではないんですよね。
手塩にかけて育て、無事に咲いてくれた花を「どうやって美しく鑑賞するのか」。これもまた、ガーデニングが持つ大きな魅力であり、楽しさの1つなのだと実感しました。
我が家では、フローティングフラワー以外にも、例えば庭で咲いたひまわりをドライフラワーにして玄関に飾ったり、切り花にして部屋の中のあちこちに飾ったりして楽しんでいます。庭という「外」の空間だけでなく、自分たちの暮らす「内」の空間にも花の彩りを取り入れることで、植物との関わり方はもっと豊かになります。

寿命が短い夏だからこそ、新しい楽しみ方を
猛暑で花の命が短くなってしまう夏。
ガーデニングには少し過酷な季節かもしれませんが、だからこそ「どうやってこの限られた美しさを鑑賞しようか」と工夫を凝らす楽しさがあります。
庭で咲き終わるのをただ待つのではなく、一番綺麗な瞬間に摘み取って、水に浮かべてみたり、ドライにしてみたり。これからも、季節や気候に合わせた花の楽しみ方をいろいろと試していきたいなと思っています。
皆さんも、もしお庭やベランダで咲いているお花があれば、お気に入りのガラスの器に浮かべて、夏の涼を感じてみてはいかがでしょうか?

#ガーデニング #花のある暮らし #フローティングフラワー #夏の庭 #庭づくり
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