朝読書
朝読書っていい活動…
かつての勤務校で図書課にいたこともあり、「朝読書」は有意義なものだと思っている。
朝、静かに書に触れ、自分の気持ちを落ち着け文章を読む。
これ以上に自分のマインドを整える有効な5分(または7分)はないだろう、と思う。そして、担任としても生徒に推奨したい。
のだが。
現実は、そんなに簡単なものではなく。
本当に本を読んでいる生徒もいれば、教科書を読んでお茶を濁している生徒。
それならまだいい方で、ぼーっと時間が過ぎるのを口をあけて(誇張ではなく)待っている生徒や、何やらごそごそとしている生徒もいて、本当に落ち着かない。中にはともすると、沈黙が絶えられなくて、私語を始めて場の空気を壊す生徒もいる。
正直ぶち壊しである。
そもそも、本を読むことを強制するのは違う。
あくまでも自分の為であり、書物を楽しむためでもある。
だけど、どうしてか、彼らのマインドでは「やらされている」。
まあ、そうなるよね…
それでも頑張ってみた。
1学期はそれでも、「朝読書」を習慣づけるために、読書記録を付けてもらったりした。しかし、それすらも「適当」「汚い字で雑に書く」何よりもがっかりしたのが、「読んでもないのに、感想を書く」ことである。
もう、こうなると彼らを信じていいのか、わからなくなってしまう。
我慢のち噴火
朝読書に限らず、授業の雰囲気も最悪。まさに学級崩壊、いや陥落である。
そんな彼らの現状を目の当たりにして、
だーれが「いい先生」なんかでいてやるもんか。
日々、説諭、説諭、また説諭(マイルドに書いてます。実際のところは御想像にお任せします)を繰り返していると、前述の朝読書の惨状に嫌気も指していた。
本、読まないんでしょ?
他人に迷惑かけているという発想がないからやらかすんだよね?
話の聞き方も、受け答えの仕方もわからないから、できないんだよね?
だったら、その5分は「考える」時間にしたらいいじゃんね。
朝読書→朝活動
Google Classroom に毎朝フォームを使って投げかける質問に答えさせる。
その前段に、私からのメッセージがあるときもあれば、ただ一言、近況を答えさせるものもある。
やり始めてそろそろ1か月が経つ頃だろうか。
正直成果など大層なことは求めてない。
ただただ目標は
①朝の5~10分を静かな環境で
②自分で考えたり学んだりすることで
③自分を整えること
だからである。
でも学校的には「朝読書」の時間なので、記事や私が読ませたい本の一節を貼り付けて読ませて、感想や意見を書かせるようにはしている。
①の段階でとん挫しないように、少しでも私語が聞こえたら、即座に注意。
②はそれぞれの作業なので、極力邪魔しない。終わったら読書または勉強していい、と言っておくので。
③は、とりあえず彼ら自身の問題だけど、その後のSHRの連絡事項は入りやすくなったかな。
朝活動のテーマ
来年の受験を見据えて、できるだけ時事的なトピックは新しめのもので、彼らのボキャブラリーでもわかる内容のものを選ぶ。例えば、「高校生新聞」とか。
最近は、「この子ら、勉強の仕方、わからんのじゃね?」という気づきから、勉強法に関する読み物を紹介したり。
それだけじゃつまらないので、迫りくる定期テストの目標と具体的な勉強計画を書かせた。
あんたら、具体的って言葉知ってる?
と突っ込みたくなるような回答だったが、おかげでSHRでの説諭(これはマイルドなやつ)のネタができたのでよかった。やる気を鼓舞するようなやつね(受け止め方は人それぞれだけど)。
結果として、生徒の教育活動への一環としながら、私が生徒とコミュニケーションをとる手段になってるのかも、と思いつつ、次のネタは何かなぁと、実は楽しんで考えるのでした。
