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#393 まず話し始めること

仕事をしていると、「何か意見ありますか?」
と求められる場面は少なくありません。

そのとき、私が大切だと思っているのは、
完璧な答えよりも「まず話し始めること」です。


Ⅰ.沈黙が、いちばん疲れる

20代後半、マネージャーになりたての頃。
私はこれができませんでした。
・間違えたらどうしよう
・浅いことを言ったらどうしよう
・もっと整理してから話そう

そう思っているうちに、会議は進み、タイミングを逃し、結果的にほとんど発言できない。

するとどうなるか。

終わったあと、どっと疲れるのです。何もしていないのに、疲れる。

これは今振り返ると明確で、「頭の中だけで戦っていた」からだと思います。

Ⅱ.心は行動に引っ張られる

よく「心と体はつながっている」と言いますが、これはスピリチュアルな話ではなく、心理学でも支持されている考え方です。

感情が行動を左右するだけでなく、「行動が感情をつくる」ことも多くの研究で示唆されています。

つまり、自信があるから話すのではなく、話すから自信がついてくる。

発言することで、
・場に参加している実感が生まれる
・自分の存在価値を感じられる
・議論の流れが読めるようになる

沈黙しているときより、確実にメンタルは整います。

Ⅲ.中身よりも「接続」が大事な場面もある

もちろん仕事は中身ありきです。

ただ、会議や打ち合わせでは、必ずしも完璧な答えが求められているわけではありません。

多くの場合、
「どう考えているのか」「どこを見ているのか」

という接続を求められています。

現場でも同じです。

私がMCをするときも、最初の一言が場の空気を決めたりします。

完璧な導入よりも、まず声を出すこと。

そこから流れはつくられていきます。

Ⅳ.発言は、自分のためでもある

発言は、評価のためだけではありません。
自分のためでもあります。
・沈黙して終わる会議
・小さくても参加できた会議

後者のほうが、確実に充実感が残る。

発言することで、自分の中に責任も生まれる。

そしてその積み重ねが、存在感をつくっていく。

結びに

私自身、若い頃は沈黙で消耗しました。
だからこそ今は思います。

完璧でなくていい。まず話し始めること。

求められたら、あるいは発言できる空気があるなら、一歩だけ前に出る。

それは周囲のため以上に、自分の未来のためになる。

小さな発言の積み重ねが、一年後の立ち位置を変えているかもしれません。


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マイプロフィール:土橋昇平(㈱ペルソン エバンジェリスト)


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