衝動的島甘蕉
小ぶりの箱を開けてみると
島バナナがまだ青い状態のまま入っていた
傷らしい傷もなく、マットな質感で
黄緑色に青を少し混ぜたような きれいな色
友人宅の庭で育った島バナナ
おすそ分けでいただきました
青いままの島バナナなんて
宮古島にいた時はもらったような気もするけど
最後に我が家に来た島バナナ・・思い出せない
紐でくくって吊るしておく
しばらくぶり過ぎて
追熟にどれくらいかかるのかさっぱり忘れている
まぁ、そのうちのお楽しみだ~

と、のんきに構えていたら
3日目にうっすらとした黄の気配
えっ!
びくともしないくらいの青緑だったのに
黄の侵入、あっという間かもしれない
・・描かなきゃ
描くつもりは全くなかったけど
なんだかものすごいことを逃してしまう気になって
慌てて手を動かした
さくっと行きたいので
紙の大きさは、ポストカードサイズ
さぁ、どうやって紙に収める?
ラフを二枚くらい描いたけど
バナナの全体像が鎮座する構図は
落ち着いた静物画みたいな構図は
なんか違った
はみだしてしまえ
あとは写し取るのみと手を動かしていると
奥さんが病気で亡くなる
その姿を描いているモネの言葉が浮かんできた
『(・・・)あれほど心底から愛情を感じていた者の特徴をとらえたいという気持ちよりも先に、まず色彩の衝撃によって手が勝手に動き出していたという具合だったのだ』(出典:モネー印象派の誕生)
・・わたしが描いているのは、島バナナだ
不謹慎だろうか
不謹慎かもしれない
色鉛筆でガシガシと
水彩絵の具を置いて のばして
脳内で椎名林檎氏が歌い始めた
あれは能動的だったじゃないか?
なんなのもう
描き終わるころには
島バナナはさらに黄色の気配が増していた
いやぁ、危なかったなぁ・・

こちらも『ちぃさい展』に持っていこうと思いますが
フレーム・・どれに入れるべき?!
ぜひ、会場に観にきてください
::::: おおむらひろみ『ちぃさい展』:::::
と き:2026年3月7日㈯、8日㈰
ところ:那覇ブロードウェイ 入口ギャラリー
那覇市牧志3-3-8 八軒通り内
※作家ゆらりと在廊します
※物販コーナー
◆はがきサイズを中心としたオリジナル作品
◆手づくり布フレーム作品
◆絵入マグネット
◆ポストカード、などなど
