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【つながる旅行記#329】四国の偉人がよりどりみどりな『高松平家物語歴史館』へ【ろう人形】

前回は高松城を巡り、天守情報を学びつつ鯛を見た。

……そんな自分は今、超絶有名人と相対している。

手にしている五鈷杵を見ればわかるように、この方は日本に密教を伝えた空海さん。

自分の旅行記でも度々弘法大師として登場しており、どんだけ日本中移動してんだこの人と思わずには居られない存在だが、まさか香川でお姿を拝見することになるとは……!

だがそれもそのはず。
空海は讃岐国多度郡(今の善通寺市)に生まれたのだ。

まさに香川が誇る偉人であり、ここに居るのも納得である。

……というわけで、今居るのは『高松平家物語歴史館』だ。

「空海と平家物語に何の関係が…?」と思ってしまうわけだが、この建物は平家物語以外にも、四国の偉人たちを広く紹介してくれているのである。

しかも、等身大のろう人形で……!!


そう、どうやら自分は「ろう人形って良いなぁ…!!」と思う部類の人間だったようで、ろう人形が置いてある場所が香川にあるという情報を見つけた途端、博物館やら他の全てをかなぐり捨ててここに来てしまったのだ。

(ちなみに、ろう人形の良さを知ったのは伊豆の大室山に行った時(#267くらい)にろう人形美術館に入ってからなのだが、その美術館は撮影が完全NGだったため、旅行記ではばっさりカットしている)

カットされた伊豆のろう人形美術館

左から、岩崎弥太郎(高知出身、日本郵船・三菱財閥)
原安三郎(徳島出身、日本化薬・東洋火災海上保険)
大社義規(香川出身、日本ハム株式会社)

いやしかし、やっぱりろう人形はいいなぁ……!!

伊豆のろう人形美術館の方では、いきなり天皇家勢揃いだったり世界の有名人がいたりと度肝を抜かれたが、こちらは日本の偉人を中心に集めてくれているので、これもまた良い感じだ。

吉田茂
板垣退助
政治家勢揃い

しかし実際に大物政治家に会うとオーラが凄いという話は聞いたことがあるが、なんだかろう人形なのに威圧感を感じる

考えてみれば、これほどの大物政治家集団に囲まれるのも普通じゃ出来ない経験だ。

やはりここに来る選択をしたのは正解だったな……!


なおもちろん政治家だけでなく、スポーツ選手歌手など、様々な偉人が展示されている。

藤田元司 水原茂 中西太
笠置シヅ子(東京ブギウギの人)
武原はん(舞踊家)

……いやもちろん自分の無知ゆえに全然知らない人もいっぱいだ。

でもほら、こういうのは一応出会っておくことが後々効いてくるもんだからね……!

幸徳秋水
正岡子規
モラエス
中浜万次郎(ジョン万次郎)
猪熊弦一郎
二宮忠八

こうして見ていくと、ちらほらと知っている偉人が居たりして、何だか今までの勉強の成果が試されているようだ。

個人的には、二宮忠八が居たことにちょっと感動。

愛媛県の八幡浜に訪れた際、市立図書館の2階にある二宮忠八コーナーで知った二宮忠八だが、なんとも辛い経験をしているのだ。

世界で初めて空を飛んだライト兄弟よりも12年も前に動力飛行機の原理を解明し、試作機の製作を通して既に改善方法も見えていた二宮忠八だが、日露戦争への出兵や上官の反対で飛行機開発は頓挫してしまう。

その後自力で資金を貯めてエンジン開発を本格化しようとしたその矢先、ライト兄弟が空を飛んだニュースが舞い込む。

それを知った二宮忠八は、開発途中だった試作機を自らの手で破壊したのだった――。

……うーむ、やっぱり悲しい話である。

でもここにある解説文を見ると、大日本製薬の役員やら大阪製薬の社長になったりと、別方面でバッチリ活躍している人だったらしく、何だかちょっと救われた気もする。

(やっぱり何かを成し遂げる人って別方面でも凄かったりするんだな…)


そしてやはり四国の偉人といえば坂本龍馬も欠かせない。
ここではあの有名な写真の姿が見事にろう人形化されている。

思えばつい昨日、高知の桂浜で銅像の龍馬を見てきたわけだが、ろう人形だと等身大かつカラーなのも相まって、凄く良いぞ……!!

中岡慎太郎もいるよ

というわけで、四国の偉人紹介コーナーを見終わり、いよいよ平家物語ゾーンへと入っていく。

ジオラマも最高だが、ろう人形も良いものである。


新たな趣味に目覚めた気がしつつ、次回へ続く……!!


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