【つながる旅行記#349】久々の札幌で芸術に触れつつブラブラする【ゴッホ】
前回は鳥取県の米子市でサイクリングを楽しみつつ、皆生温泉でクレスト付型人工リーフを学んだ。
そして、自分は今……!


札幌に来ていた。


いやしかし9月ともなると、札幌はもう15℃なのか……。
さすがは北海道、寒くなるのが早い。

いやー、でも北海道ってやっぱり良いなぁ……!!
自分はわりと都会が苦手な人間なのだが、札幌はすぐ近くに山があったり、大通公園や北大の自然要素のおかげか、他の都会よりも自然要素を感じやすい『良い都会』だなと感じている。
(北海道に住むとしたら、やっぱり札幌が良いかもな……)
とまあそんな自分は久々の休日を使って、美術館でも行こうということで札幌の街に繰り出したのだ。
なにやらちょうどゴッホ展がやっているらしいので。

最近は博物館ばっかり行っていた気もするし、そろそろ美術成分を摂取する頃合いだろう。
いやまあ全然美術知識はないのだが、なんだか時々行きたくなるのだ。


(いや凄まじい行列が形成されているような……?)

そんなこんなで展示を見終わったわけだが……。
くっ……!
やっぱり都会は嫌いだ……!!
せっかくの美術作品をじっくり楽しむ暇もないッ!!
(混み具合は東京よりはマシだったけども)

まあでもゴッホ展はともかく、北海道美術50は「北海道に関連したオススメな作品」を学芸員15人が選んだ企画で、なかなか良かった。
美術館や博物館の展示は、それに携わる人たちの想いがあるということを再認識させて貰った感じだ。
こういう裏方的な人の活躍を知るのが自分は好きなのかもしれない。



そんなこんなで混雑が苦手な自分は早々に美術館をあとにしたのだった。
うーむ、自分にはゴッホの世界はまだ早かったかな……?
とはいえ、そのときはわけがわからなくてもとりあえず接点を作っておくのが大事だったりするのだ。
思えば学生時代にふらっと寄ったヤン・シュヴァンクマイエルの展覧会は、最高にわけがわからなかったし奇妙だったが、今でもやけに覚えていたりする。
芸術にはそういうことがあるのだ。
きっと今日の経験と出費は無駄ではない。
(……と信じたい)

ふぅ……やっぱり木があると癒やされるな!(田舎者感)
こうやって公園でのんびりしていても変質者扱いされないのだと思うと、歳を取って老人になるのも悪くないのかもしれない……。
そんな事を考えつつふと顔を上げると、そこにはまだ青さを保った葉っぱたちの姿があった。
もうすぐこれらも色づいて散っていくのだろう……。



(この公園は衣服を枝にかけるのが流行っているのか……?)




貴重な昼ご飯をご当地バーガーではなくゆで太郎で済ませつつ、次の目的地へと向かう。
いや、なんだかそばの気分だったからつい……。

そしてたどり着いたのは『札幌市資料館』。
この建物は旧札幌控訴院時代の建築物で、2020年には国の重要文化財に指定されることになるのだ。
また、戦後は札幌高等裁判所として長い事使用されていたらしいのだが、それが今では資料館になっている。

そして入口上部にある目隠しをした女性の彫刻は何なのかというと、『正義の女神テミス』である。
なんで目隠しをしているのか、気になったので調べてみると……?
『目隠し』は彼女が前に立つ者の顔を見ないことを示し、
法は貧富や権力の有無に関わらず、万人に等しく適用されるという「法の下の平等」の法理念を表す。
おぉ……やはり物事にはちゃんと理由があるんだな……!
(目で見ることで得られる情報もある気はするが)
……そういえば、かつて東京でニートをしていた頃に「暇だから裁判の傍聴でも行こうかな」と思ったことがあったっけ。
だがあくまでも思っただけで、自分はそのあと引きこもってゲームとアニメ三昧という実に残念な選択をしたため、裁判の傍聴は結局できていない。
せっかくのあらゆる機会に溢れまくりな都会生活を、自分はどれだけ無駄にしてしまったのだろう……。
……いや、過去を気にしても仕方がない。
ここはひとつ、「もしあのとき傍聴に行っていたら、交通事故で吹き飛ばされる運命だった」と思うことにしよう。(強引なポジティブシンキング)

さて、どうやら看板を見るにここにも芸術的な展示があるようだ。
ちょうどいい。先程の美術館で吸収しそこねた分をここで補充していくとしよう……!
果たして『札幌市資料館』はどんな知識と経験を与えてくれるのか。
次回へ続く!
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