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「老けない男、死なない噂 ― サンジェルマン伯爵という名のバグ」

第一章

「名刺を出したら全員ザワついた男」

18世紀ヨーロッパ。
貴族の社交界といえば、もうね、マウント合戦の最前線ですよ。

「我が家は代々なんちゃら公爵でして」
「いやいや、うちは十字軍から帰ってきた先祖がですね」

そんな場に、ある日スッ…と現れる男。

「サンジェルマン伯爵と申します」

……誰???

家系図?不明。
領地?不明。
爵位の証明?ない。

なのにね、不思議なことに――
誰も追い出せない。

なぜか。

・話が面白い
・教養が異常
・しかも金を持ってる
・加えて、やたら上品

怪しさ満点なのに、
「うわぁ…なんかスゴい人来た…」
って空気になる。

これ、もうホラーの入り口です。

第二章

「その知識、Wikipediaより先に来てません?」

伯爵、喋る。

喋る喋る。

・古代エジプトの儀式
・ギリシャ哲学
・中世錬金術
・宝石の加工技術
・音楽理論

しかもね、

「ああ、それは当時ね…」

って言い方する。

当時!?

まるで
「いや〜あの時代は大変だったんですよ」
みたいなノリ。

聞いてる貴族たち、内心こうです。

(え? この人…何歳?)

で、さらに怖いのが、
何十年経っても顔が変わらない。

「若い頃に会った伯爵と同じ顔なんだけど…」
「いや、私も30年前に会ってるけど同じ…」

これもうね、
社交界がじわじわ凍るやつ。

第三章

「食べない男、でも死なない」

宴会。
豪華な料理がずらーっと並ぶ。

貴族たち、モグモグ。
伯爵、見てるだけ。

「伯爵、何か召し上がられないんですか?」

すると彼、微笑んで一言。

「ええ、私は特別な調合薬だけで十分なのです」

……いやいやいや。

それ、
錬金術師のセリフなのよ。

しかも、
ワインも肉も口にしない。

なのに元気。

肌ツヤいい。
目、ギラッギラ。

もはや
人間というより高性能家電。

第四章

「金を作るな、宝石を直せ」

ここから一気にオカルト加速します。

サンジェルマン伯爵、
錬金術の噂が広まります。

「金を作れるらしい」
「いや、宝石の欠陥を消した」
「ダイヤの色を変えたらしい」

しかも本人、否定しない。

「可能ですよ?」

軽い!!!

なんでそんなテンション低いの!?

普通ここ、
「フハハハ!我が力を見よ!」
とかでしょ?

なのに伯爵、
「まあ、やれと言われれば…」
くらいの温度。

この余裕、逆に怖い。

第五章

「王様たちが信用してしまう恐怖」

怪しい。
どう考えても怪しい。

なのに――

・ルイ15世
・ポンパドゥール夫人
・フリードリヒ大王

全員、伯爵を重用。

これが一番の謎。

王様ってね、
怪しいやつ嫌いなんですよ。
暗殺とかあるから。

なのにサンジェルマン伯爵だけは、

「まあ、彼ならいいか」

ってなる。

これ、
カリスマを超えて、洗脳一歩手前。

第六章

「死んだはずなのに、ちょいちょい出てくる」

1784年。
伯爵、死亡記録が残る。

……終わり?

いや終わらない。

・フランス革命期に目撃
・19世紀の神秘結社に出現
・「昨日会った」って証言がポロポロ出る

どうなってるの。

死亡したはずの人物が、
「普通に参加してた」
みたいな扱い。

これもう
都市伝説製造機。

第七章

「不死か、天才か、ただの化け物か」

オカルト界では、
サンジェルマン伯爵はこう呼ばれます。

・不死の賢者
・アセンデッド・マスター
・人類を導く存在

一方、現実的な見方だと、

・超人的な記憶力
・複数人説
・正体を隠した諜報員

どれもありそうで、
どれも決定打がない。

だから今も――
語られ続ける。

最終章

「結局、正体は何だったのか」

サンジェルマン伯爵は、
もしかするとこういう存在だったのかもしれません。

「人間がどこまで“不老不死”を夢見たか」
「知識がどこまで人を神に近づけるか」

その象徴。

だから彼は、
死んでも終わらない。

噂の中で、
目撃談の中で、
オカルトの中で――
今も生きている。

そして今日も、
どこかのサロンでこう言ってるかもしれません。

「え? 私の年齢ですか?」
「まあ……気にしないことです」

……いや、
めちゃくちゃ気になるわ!!!

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vandy|都市伝説・オカルト 最後まで付き合ってくれて、ありがとうございます。もしこの怪しい話を楽しんでもらえたら、チップで応援してもらえると嬉しいです。次の取材と、ちょっとマシなコーヒー代にさせてもらいます。もちろん、なしでも十分嬉しいですよ。