ちくわ天とブラックホールと銭入りおむすびと。
【252むすび】もがみ(西日暮里)ちくわ天
ち・く・わ! そう、あの穴の空いたちくわがおむすびの具になっている。けっこう珍しいと思いきや…
今から1000年ほど前の中世の遺跡からは、ちくわのように穴が空いた驚きの具が発見されていたのだ。
その具とは…
銭!
そう、お金の銭。銭形平次が投げているあれ。
なんと、日本の中世の遺跡からは、銭が埋め込まれたおむすびが出土しているらしいのだ。
おむすびの歴史を勉強しようと、市内の図書館に行ってみた。その時に出会った本が「おにぎりの文化史」。横浜市歴史博物館監修の立派な書籍だけど、いろいろ面白いことが書かれている。

この博物館では、何度か古代のおむすびの展示も行われたらしく(この本は、その展示や研究をまとめたもの)、その様子も博物館のブログで細かく載せてくれている。
その展示の中に、銭の入ったおむすびもあった。
ちょっと見てほしい。
(写真は、博物館のブログからお借りしてます)

本当に銭が入ってる!!!
越後屋、お主もワルだのう」を実際にやっていたのではなさそうだけど、何に使ったのだろう?
この銭入りおむすびの発見で、当時のおむすびの中にも、具が入ってたという推測ができるらしい。
1000日チャレンジとして、いろいろなおむすびを紹介してきているけど、まさかの1000年越しのおむすび紹介にもなっているようだ(笑)
ちくわに刻を戻そう。

西日暮里の駅近くに移転した「もがみ」。
地元の人に長い間愛されているおむすび屋さんだ。

ウインナーやえび天、鳥からあげ、豚の生姜焼きなど、胃袋ガッツリな具も多くて、嬉しい。
その中に、ちくわ天も!

これが、ちくわ天おむすび!
(背景は、弘前城の桜をPCの画面に。華やかに〜)
ボリュームがあって、美味しそう。

ちょっとかじると、中から穴の空いた銭ではなくて、ちくわが出てきた!
どうして、ちくわって揚げるとうまいのだろう。
ちくわの旨味が熱を加えることによって増幅されて、それが天ぷらの衣に移っていく。
さらには、その衣が、甘だれと一緒になって、おこめに絡んでいく。
まさに、おむすびブラックホール!
ちくわの穴から見えたのは、おむすびの持つ壮大な歴史と果てしなき広がりでした。
ご馳走たまでした!
未来のおむすびも、おかわりいかがですが?
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