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「発達障害は遺伝するか」についての見解(2)



(1)の続きです。

非科学的(?)な発達障害の話

こちらの方が圧倒的に大きな要因だと思います。

親から子へはDNAだけでなく、生活環境も受け継がれます。

食生活の遺伝

ひとつ目は食生活です。

僕はの実家では、食卓に結構な頻度でマグロの刺身が並んだり、朝食は必ずパンだったり、毎食牛乳を飲んでいました。

夕食は米がほとんどでしたが、週末の昼ごはんは必ずと言っていいほど麺類でした。

学校給食も米よりパンがずっと多かった記憶があります。

僕の青春時代は水銀とグルテン・カゼインのダブルパンチにやられた可能性があります。

これらが悪い食物だから今すぐやめましょう、という話ではありません。

「有害なケースが多い」物質は9割方出そろっていますが、どれをきちんと消化でき、どれをできないかは、酵素の働きによるので個人差が大きいです。

お酒に強い人・弱い人をイメージすると分かりやすいでしょう。

  に細かく書きましたが、発達障害/精神疾患系の症状は食生活を含めた複数の原因がからみ合って発症します。

しかも脳内・体内の状況は刻々と変化を続けます。

同じもの食べれば同じ症状が出る、というわけではありません。

ですが、子ども時代に家で身近にあったものは、大人になってもその人にとっての当たり前になります。

「刺身ってふつう外で飲んだときに食べるものじゃない?」とか
「朝はパンだよ。米なんかわざわざ炊かないでしょ」とか

みんなそれぞれの「普通」を持っています。
(結果、それは普通でもなんでもないですが。)

育った環境で食に対する感覚が「遺伝」するので、実はほとんどの人の食生活は偏っています。

大人になって変わる人もいますが、子ども時代は必ず家庭環境に依存するでしょう。

プラスで、他の様々な要因が悪い具合にからまりあうと、下図のような抜け出せない迷路が完成し、人生が一気に暗転します。

自分のケースです

上の項目群に食生活がからむ割合は大きいです。

僕が社会復帰した際の治療過程には、食事制限がいくつもありました。

発達障害が親から子へと伝わるとすれば、一番大きいのは食生活だと思います。

そして「あまり食べてはいけないもの」は、個人の疾患状況でかなり変わってきます。

なので、

食生活の「遺伝」によりなりやすさが変わる。

といったところでしょう。

ストレス環境の遺伝

もうひとつ「遺伝」するのはこちらです。

これは僕にとって「普通」だったことですが、結婚して長年連れ添っている夫婦が食卓で怒鳴りあうのは当たり前のことだと思っていました。

でも、そうでしょうか?

お互い小さな不満はあっても、それを悪い形で相手にぶつけることなく上手くやっている人たちもたくさんいると思います。

そして口論といっても頻度や程度といったものがあります。
そこで、何を「普通」とするかは、子ども時代の環境次第です。

「虐待を受けると、やがて自分の子も虐待するようになる」
というとても嫌な言葉があります。

トラウマ的な経験を重ね、メンタルが乱れやすくなると同時に、

大人がイラついて子どもを殴ったり痛めつけることが、その人にとって普通のことになる、

のだと思います。

過度のストレス環境は神経伝達物質の働きを乱し、発達障害/精神疾患の大きな要因になり得ます。

 詳しくはこちら)

いま僕は精神的な健康を取り戻し、両親との関係も修復できていますが、子ども時代の家庭環境はそこそこ荒れていたと思っています。

そのことに気がついたのは、大人になってからです。

自分の話をよく聞いてくれる友ができ、自分の「普通」を疑うことができました。

ですが、そういった人間はまだ恵まれている方なのかもしれません。

僕は決して真面目・品行方正なタイプではなく、「コレは絶対やってはいけないこと。理由はない」といった感覚はあまり持っていません。

そして子育ての苦労も経験したことがありません。

それでも、やはり子どもは理由なしに大事にしなければいけないと思います。

僕の見解は以上です。

お読みいただきありがとうございました。

2023/11/16 深夜。むかし親父がCDを毎日流していたため、母はうんざりし、子どもの僕は「古臭い歌だなあ」としか思わなかった中島みゆきに「これ何度聞いてもエモいわ…」と感動しつつ。


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