財政再建という視点だけから医師を減らそうとし、ベッド数を少なくしようとしたのが、危機を招いた。

後藤毅人.『銚子市立総合病院休止からリコールへ: マイナスからのスタート』.アクセス出版,2009年.ISBN: 978-4990264918.

上記書籍冒頭の
刊行に寄せてより 
四方 洋
町田市民病院事業管理者、元サンデー毎日編集長、元東邦大学教授

以下引用
「政治の動きが医療までむしばんでしまうこと、さらに市民が無関心であったり、自分の利害にばかり目が行っていると安全・安心の根幹がゆらぐような状況になるということである。医療の危機も、多分に政治の無定見や短慮によるものだった。財政再建という視点だけから医師を減らそうとし、ベッド数を少なくしようとしたのが、危機を招いた。その動きと銚子が持っていた事情が重なりあって、唯一つの公立病院、安心の拠点の消失に行ってしまった。この歴史は他の地域にとっても、他人事ではない。」
中略
「銚子から教訓を得るとしたら徹底した情報開示ではないかと思う。」


いいなと思ったら応援しよう!