レジ袋の5円から思うこと
― 優しさとは、どこを向いているか ―
コンビニでちょっとした買い物をしたときのこと。
「袋いりますか?」と聞かれて、なんとなく「大丈夫です」と言ってしまったんです。
でも、いざ商品を持ったら両手ふさがり。
もう一枚ほしいなと思ったころにはレジが混んでて言い出せず…。
——あの5円、安いようでけっこう高い(笑)
けど僕が言いたいのは、5円の話じゃなくて、
**この制度ってほんとに誰のためなんだろう?**ということなんです。
🌏 海のゴミと日本の現実
日本がレジ袋を有料化した理由は、「環境のため」「海を守るため」。
けど実際のデータを見てみると、
海に流れ出るプラスチックごみの8割以上はアジアの河川からなんだそうです。
とくにフィリピン、インド、インドネシア、中国がその多くを占め、
日本が占める割合はわずか0.3%ほど。
……え?じゃあこの5円って、いったいどこへ向かってるんでしょう。
🧃 ストローも、電気も、右往左往
ストローが紙になった時期がありましたよね。
あれ、すぐふにゃふにゃになる(笑)
エコって言葉の響きはいいけど、実際は使いづらい。
オール電化もそうです。
“エコで快適”って言ってたのに、今は電気代高騰で
「やっぱりガスがいいね」に逆戻り。
——つまり、“やってみてダメなら戻す”の繰り返しなんです。
人の自己満足で止まってしまっているんですよね。
なんか、ある意味現代の安く刷られた踏み絵みたいな…
しかもその裏では、ストローや袋を作って生計を立てていた人たちが
いきなり“環境の敵”みたいに扱われる。
それってほんとに“優しい社会”って言えるんですかね?
⚖️ 本気でやるなら覚悟を
「環境のために」って言葉はきれいですが、
やるなら中途半端じゃなくて、徹底的にやらなきゃ意味がないと思うんです。
飲酒運転が減ったのは、みんなが急に道徳的になったからじゃない。
法律と罰則が厳しくなったから。
同じように、ポイ捨てを本気でなくしたいなら、
シンガポールみたいに重罰化するくらいの覚悟がいる。
“やってる感”じゃなくて、“結果を出す制度”にしないと。
そして、
環境にもやさしく、そして人にも優しくを意識しないといけない。
世論を武器にして、誰かの“内なる想い”を封じ込めたうえで
「環境のため!」なんて叫んでも、
それはただのエゴだと僕は思うんです。
💡 技術と想いの両輪で
僕は、最終的には技術と想いの両輪だと思ってます。
たとえば、バイオプラスチックや核融合のような“夢の技術”。
こういうものにこそ、本気で力を注ぐべき。
便利にしていくことが悪いんじゃなくて、
**「誰のために便利にするのか」**を忘れた瞬間、社会は鈍くなる。
結局のところ、ネギ抜きボタンもセルフレジもレジ袋の5円も、
全部“人の思いやり”の話なんですよね。
優しさって、形じゃなくて向いている方向。
技術も制度も、ちゃんと人のほうを向いて動いてほしい。
僕は、そんな社会のほうが好きです。
