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アパートの住人から町の住人へ #未来のためにできること

社会の様相がどうであれ、
自分自身を発端にする主体的行動の意識が
大切と思います。

例えば家庭ゴミの収集。

私は古いアパートに住んでいて、
収集の曜日を間違えたり
ゴミを包むネットを被せない人も
ちらほらいらっしゃいました。

そんな状況を見て、
「誰かが直してくれないものかな」と
他人事のように無視していました。
あるいは誰が守っていないのか、
原因の人を探したい気持ちに
駆られたりもしました。

ある日の事です。
アパートの住人でもない隣家のご婦人が
散らかった私のアパートのゴミを
1箇所にまとめてネットを被せている
姿を見ました。

その時思いました。

「自分の家のゴミでもないのにも関わらず、
 ゴミの片づけをして下さった。
 大変ありがたいことだ。」と
感心したのでした。

誰かが直して下さるのを見るに至って初めて
これは自分の問題だという意識に立てました。

自分からする。

主体性を問われているという
気持ちになってから以降、
気が付いた時はゴミの収集場所をチェックして
乱れているようであれば直すことに決めました。

最初は慣れない手つきと
はにかみもありましたけれども、
何でも慣れかもしれません。

これは自分の仕事だ、
あるいは
気付いた人、できる人がすればいいのだ
という意志を持てるようになりました。

ある日、荒れているゴミの収集場所で
ネットをきちんとゴミに被せる
作業をしていますと、
アパートの住人さんが寄って来て

「なぜそこまでなさるのですか」と
問うてきました。

私は
「いえ、気付いた人がすればいいと
 思ってしているだけです」と
お答えしておきました。

それからというもの、
アパートのゴミ置き場が
整理されている状況が増えてきました。

ゴミの状況を改善したいという
「主体的思い」。

「町の人間」として
ゴミ収集のルールを守る意識が
大切であることを学びました。

社会への働きかけの
自分の始まりとなっています。

それからというもの、
ご近所さんと顔を合わせたら
会釈をしてみたり、
「おはようございます」と
言えるときは言ってみたり、
自分にとって住み良い環境、
状況作りの自覚が生まれた事は大きいですし
自分の町は自分で築いてゆくもの
という意識を持てたのは
社会への参画の第1歩となるのでした。

ゴミ収集ひとつ取って、
大変ありがたい日々を過ごしております次第です。

#未来のためにできること

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