走行経路確認用ETCフリーフローアンテナ 設置箇所一覧① 東名・名神・山陽道・中国道
走行経路確認用ETCフリーフローアンテナの設置箇所をまとめています。それぞれの簡単な紹介と、Google Mapsへのリンクを貼っています。情報をお持ちの方がいましたらコメント欄等にお願いします。
走行経路確認用ETCフリーフローアンテナについて
概要
NEXCO(など)では、高速道路の深夜割引制度の見直しを予定しています。改定のポイントはいくつかありますが、ここで重要なのは「対象時間帯に走行した距離のみを割引する」というものです。おおまかにいえば、ETCシステムを利用して高速道路の本線上に取り付けたアンテナを介して車両と通信し、それによってその車両が対象時間帯に走行した距離を算出するという仕組みとなっています。
入口IC~出口IC間の走行経路が複数存在する場合、通常料金の計算は最短経路の距離を前提として計算されますが、この新たな深夜料金は実際の走行経路から距離を判定します。この走行経路を判定するために近年高速道路の至る所に設置されているETC通信機器をここでは「走行経路確認用ETCフリーフローアンテナ」と呼んでいます。
特徴
走行経路確認用ETCフリーフローアンテナの設置箇所は、基本的にJCT通過後の本線上です。ただし「JCT通過後」の範囲は広く、JCTのランプが本線に合流した直後に設置されていることもあれば、JCTの次のICのランプが分岐する直前に設置されていることもあります。JCTから次のICまでの距離が短い場合はJCTの合流より手前のランプ・本線上にそれぞれ設置されている場合もあります。また、時間判定の正確さを期すためか、JCTからその次のJCTまでの距離が非常に長い(おおよそ100km以上?)場合、その中間地点に設置されていることがあります。なお、NEXCOの走行経路を判定するためのものなので、JCTといってもその接続道路との間に料金所があるような場合、すなわち無料高速や料金体系が独立している路線(外環道や名二環など)との接続点となっているJCTや、盲腸線との接続点となっているJCTは、必ずしも走行経路確認用ETCフリーフローアンテナの設置対象ではありません。
走行経路確認用ETCフリーフローアンテナを設置する具体の箇所は、なるべく片側2車線区間が好まれるようです。暫定2車線の対面通行区間に設置されることは稀で(無いわけではない)、そのような路線でもなるべく部分的に4車線となっている区間に設置するようにしているように思います。また、本線が3車線区間の場合は2箇所に設置されます(取りこぼしが発生する可能性があるからでしょうか)。その場合、併設カメラはどちらか片方にしかありません。
走行経路確認用ETCフリーフローアンテナの設置パターンは、既存の門型柱に追加で設置する場合と、専用の「Γ」型の片持柱を新規で設置する場合があります。どちらの場合も、通信アンテナ(白い正方形のもの)だけでなくカメラが併設されています。また、柱には「ETC 走行経路確認中」あるいは「ETC 試験中」と書かれたステッカーが貼られていることが多いです。しかし、ステッカーが貼られていない場合も結構あります。
走行経路確認用ETCフリーフローアンテナのほとんどは2024年度内に設置されました。しかし、それ以前から存在するETCフリーフローアンテナも存在し、例えば東名・新東名ではSA/PAの前後にしばしば設置されています。そうした既存のETCフリーフローアンテナもこの度の走行経路確認に用いられる可能性がありますが、本記事ではそれらは扱わず、2024年度前後に設置されたもののみを「走行経路確認用ETCフリーフローアンテナ」とします。
E1 東名高速道路
海老名JCT
上り線 ①、②
綾瀬スマートIC手前にあります。3車線区間なので2つ設置されています。
1つ目は「合流車線あと1.7km」、2つ目は綾瀬スマートIC行動点標識、どちらも既存の門型柱に取り付けられています。下り線 本線①、本線②、ランプ
本線は3車線区間なので2つ設置されているほか、海老名JCT~厚木IC間はランプが別線で平行しているのでそちらにも1つ設置されています。
本線の1つ目はJR相模線を越える高架橋の直後の電光掲示板、2つ目は相模川橋西端の厚木IC予告標識、ランプのものは相模川橋中間の電光掲示板、いずれも既存の門型柱に取り付けられています。
伊勢原JCT
上り線 ①、②
厚木IC手前にあります。3車線区間なので2つ設置されています。
1つ目は電光掲示板、2つ目は厚木IC&海老名JCT行動点標識、どちらも既存の門型柱に取り付けられています。下り線 ①、②
秦野中井IC手前にあります。3車線区間なので2つ設置されています。
1つ目は電光掲示板、2つ目は秦野中井IC行動点標識、どちらも既存の門型柱に取り付けられています。
御殿場JCT
上り線 ①、②
御殿場IC手前にあります。3車線区間なので2つ設置されています。
1つ目は電光掲示板、2つ目は御殿場IC行動点標識、どちらも既存の門型柱に取り付けられています。下り線
駒門PA手前にあります。
既存の「裾野IC 2km」の門型柱に取り付けられています。
清水JCT
上り線
興津川橋を過ぎた地点にあります。
既存の「由比PA 2km」の門型柱に取り付けられています。下り線 ①、②
3車線区間なので2つ設置されています。
1つ目は電光掲示板、2つ目は清水IC行動点標識、どちらも既存の門型柱に取り付けられています。(参考)E52 新東名清水連絡路 下り線
相良牧之原IC付近
清水JCT~三ヶ日JCT間の距離が長いため、その中間にもFFが設置されています。上下線とも相良牧之原IC通過後の次のICの直前に位置しています。
三ヶ日JCT
上り線
三ヶ日トンネル通過後にあります。
既存の「三ヶ日IC 2km」の門型柱に取り付けられています。下り線
新城PA手前にあります。
既存の新城PA行動点の門型柱に取り付けられています。(参考)E69 新東名引佐連絡路 下り線
豊田JCT
上り線
JCT合流直後、矢作川橋手前にあります。
既存の門型柱(下り線の電光掲示板)に取り付けられています。下り線 本線、ランプ
次の豊田上郷スマートICまでの距離が短いため、合流より手前にあります。
本線のものは「豊田上郷PA 1km」、ランプのものは「豊田上郷PA 500m」、どちらも既存の門型柱に取り付けられています。
小牧JCT
上り線 ①、②
3車線区間なので2つ設置されています。
1つ目は「春日井IC 600m」、2つ目は春日井IC予告標識、どちらも既存の門型柱に取り付けられています。下り線
既存の門型柱(上り線の電光掲示板)に取り付けられています。(参考)E19 中央道 上り線
E1 名神高速道路
一宮JCT
上り線 ①、②
一宮IC手前にあります。3車線区間なので2つ設置されています。
1つ目は「一宮IC 500m」、2つ目は一宮IC予告標識、どちらも既存の門型柱に取り付けられています。下り線
既存の門型柱(上り線の電光掲示板)に取り付けられています。(参考)E41 東海北陸道 下り線
養老JCT
米原JCT
草津JCT・瀬田東JCT
JCTが連続するので一体化して通過後に設置されています。
上り線 ①、②
栗東IC手前にあります。3車線区間なので2つ設置されています。
1つ目は電光掲示板、2つ目は栗東IC行動点標識、どちらも既存の門型柱に取り付けられています。下り線
既存の門型柱(上り線の図形案内標識)に取り付けられています。(参考)E88 京滋BP 下り線
大山崎JCT
上り線 ①、②
桂川PA通過直後にあります。3車線区間なので2つ設置されています。
1つ目は「京都南IC 2km/2.5km」、2つ目は京都南IC図形案内標識、どちらも既存の門型柱に取り付けられています。(参考)E88 京滋BP 上り線
久御山淀IC→久御山JCT間に設置されています。(参考)E9 京都縦貫道 下り線
長岡京ICオフランプ分岐後に設置されています。
高槻JCT
下り線 ①、②
茨木IC手前にあります。3車線区間なので2つ設置されています。
1つ目は「茨木IC 2km」、2つ目は電光掲示板、どちらも既存の門型柱に取り付けられています。(参考)E1A 新名神 下り線
E1A 新東名高速道路
海老名南JCT
伊勢原JCT
御殿場JCT
いまのところ上り線(御殿場JCT→新御殿場IC間)には設置されていないようです。
新清水JCT
上り線 ①、②
清水PA通過後にあります。3車線区間なので2つ設置されています。
1つ目は電光掲示板、2つ目は新清水IC行動点標識、どちらも既存の門型柱に取り付けられています。下り線 ①、②
3車線区間なので2つ設置されています。
1つ目は電光掲示板、2つ目は「新静岡IC 1km」、どちらも既存の門型柱に取り付けられています。(参考)E52 新東名清水連絡路 上り線
中部横断道側には設置されていません。
浜松いなさJCT
上り線
引佐高架橋の東端付近にあります。
既存の電光掲示板の門型柱に取り付けられています。下り線
合流直後にあります。
既存の門型柱(上り線の電光掲示板)に取り付けられています。(参考)E69 新東名引佐連絡路 上り線
三遠南信道側には設置されていません(浜松いなさ北料金所があります)。
豊田東JCT
E1A 伊勢湾岸自動車道
豊田東JCT
下り線 本線①、本線②、ランプ
次の豊田東ICまでの距離が短いため、合流より手前にあります。
本線の1つ目とランプのものは新規柱に設置されています。本線の2つ目は既存の大型案内図形板の門型柱に取り付けられています。(参考)E1A 新東名 上り線
(参考)C3 東海環状道 内回り
豊田JCT
上り線 ①、②
4車線区間なので2つ設置されています。
1つ目は電光掲示板、2つ目は豊田東IC行動点標識、どちらも既存の門型柱に取り付けられています。下り線 ①、②
豊田南IC手前にあります。3車線区間なので2つ設置されています。
1つ目は電光掲示板、2つ目は豊田南IC行動点標識、どちらも既存の門型柱に取り付けられています。
四日市JCT
上り線 ①、②
みえ朝日IC手前にあります。4車線区間なので2つ設置されています。
1つ目は「みえ朝日IC 500m」、2つ目は電光掲示板、どちらも既存の門型柱に取り付けられています。(参考)E1A 新名神 下り線
新四日市JCT合流直後にあります。
E1A 新名神高速道路
四日市JCT・新四日市JCT
JCTが連続するので一体化して通過後に設置されています。
亀山西JCT・亀山JCT
JCTが連続するので一体化して通過後に設置されています。
上り線 ①、②
現在は片側2車線ですが将来の3車線化を見越してなのか2つ設置されています。
野登トンネルの前後、どちらも新設の片持柱に設置されています。下り線 ①、②
土山SA通過直後にあります。3車線区間なので2つ設置されています。
1つ目は「甲賀土山IC 2km」、2つ目は「甲賀土山IC 1.5km」、どちらも既存の門型柱に取り付けられています。Uターンランプ
亀山西JCTは構造が特殊でUターンランプが設置されています。そのランプが本線から分岐する直後、既存の「亀山西JCT」の門型柱に取り付けられています。
草津JCT
上り線 ①、②
草津田上ICを越えて金勝山トンネル手前にあります。3車線区間なので2つ設置されています。
一つ目は既存の門型柱(トンネル情報の電光掲示板)、二つ目はその直後の新設された門型柱に取り付けられています。
高槻JCT
神戸JCT
E2 山陽道
神戸JCT
三木JCT
三木JCT→神戸西IC間にのみ設置されています。
木見支線 下り線
戸田トンネル手前、新設の片持柱に設置されています。
山陽姫路東IC
山陽道と播但道は管理会社が異なっていますが、山陽姫路東ICの山陽道~播但道間では料金所の設置を省略し、料金を一括徴収するシステムになっています。そのためNEXCO路線同士が接続するJCTと同様、このICも通過後の位置にフリーフローアンテナが設置されています。
上り線
新設の片持柱に設置されています。下り線
新設の片持柱に設置されています。山陽道→播但道ランプ
新設の片持柱に設置されています。
播磨JCT
上り線 本線、ランプ
次の龍野西SA/ICまでの距離が短いため、合流より手前にあります。
どちらも新設の片持柱に設置されています。下り線
相生トンネル通過後、新設の片持柱に設置されています。(参考)E29 播磨道 下り線
岡山JCT・倉敷JCT
JCTが連続するので一体化して通過後に設置されています。
尾道JCT付近
倉敷JCT~広島JCT間の距離が長いため、その中間にもFFが設置されています(尾道JCT・高屋JCTは無料路線との接続点なので走行経路確認用ETCフリーフローアンテナの設置箇所の対象外です)。上下線とも尾道JCTのすぐ東側のほぼ同じ位置に設置されています。
広島JCT
徳山西IC付近
広島JCT~山口JCT間の距離が長いため、その中間にもFFが設置されています(廿日市JCTは無料路線との接続点なので走行経路確認用ETCフリーフローアンテナの設置箇所の対象外です)。上り線と下り線で設置箇所が微妙に異なり、上り線は徳山西IC利用者(出入りとも)は通過しない位置にあるのに対して、下り線は徳山西IC出口利用者が通過する位置にあります。
山口JCT
E2A 中国自動車道
神戸JCT
上り線 ①、②
西宮北IC手前にあります。4車線区間なので2つ設置されています。
1つ目は電光掲示板、2つ目は西宮北IC予告標識、どちらも既存の門型柱に取り付けられています。下り線 ①、②
神戸三田IC手前にあります。3車線区間なので2つ設置されていますが、結構位置が離れています。
1つ目は「神戸三田IC 2km」、2つ目は電光掲示板、どちらも既存の門型柱に取り付けられています。(参考)E1A 新名神 上り線
吉川JCT
上り線 ①、②
神戸三田IC手前にあります。3車線区間なので2つ設置されています。
1つ目は既存の電光掲示板の門型柱に、2つ目は神戸三田IC行動点標識の直後の新規柱に取り付けられています。下り線
吉川IC手前にあります。
吉川IC行動点標識の手前、新設の片持柱に取り付けられています。(参考)E27 舞若道 下り線
宍粟JCT
勝央JCT付近
播磨JCT~北房JCT間の距離が長いため、その中間にもFFが設置されています(作用JCT・勝央JCTは無料路線との接続点、落合JCTは盲腸線との接続点なので走行経路確認用ETCフリーフローアンテナの設置箇所の対象外です)。上下線とも勝央JCTのすぐ東側に設置されています。
北房JCT
三次東JCT付近
北房JCT~千代田JCT間の距離が長いため、その中間にもFFが設置されています(三次東JCTは無料路線との接続点なので走行経路確認用ETCフリーフローアンテナの設置箇所の対象外です)。上下線とも三次東JCTのすぐ西側に設置されています。
千代田JCT・広島北JCT
JCTが連続するので一度に説明します。千代田JCTは盲腸線(浜田道)との接続点なので走行経路確認用ETCフリーフローアンテナの設置箇所の対象外のはずですが、不思議な位置に設置されています。
上り線
広島北JCTを越えたあと、千代田JCT分岐直前、新設の片持柱に設置されています。下り線 ①、②
1つ目はやや特殊で、千代田JCT行動点標識の直後、千代田JCT分岐の直前、新設の片持柱に設置されています。
2つ目は広島北JCT通過後に設置されています。(参考)E74 浜田道 上り線
なぜか千代田JCTの手前に設置されています。(参考)E74 広島道 上り線
六日市IC付近
広島北JCT~山口JCT間の距離が長いため、その中間にもFFが設置されています。上下線ともオフランプ分岐後→オンランプ合流手前、六日市IC利用者(出入りとも)は通過しない位置に設置されています。
山口JCT
山口JCT~北九州JCT間はそれなりに距離がありますが今のところ設置されていないようです。
