見出し画像

暮らすように旅をするというなら、旅をするように暮らしてみたいと思った話。

ヨーロッパの旅行記を書き終わったところで、あっさりと次の旅行が決まってしまったのですが、とはいえ旅行ばかりじゃない普段の私が最近考えていたことを備忘録として、つらつらと書いてみる。


暮らすように旅をする

最近よく聞く、「暮らすように旅をする」というフレーズ。観光地ばかりをせわしなく回るんじゃなくてローカルの人が行くような居酒屋や公園などでゆったり肩肘はらずに過ごす。
ホステルや民泊に長期滞在して、現地の人とも交流するようなイメージか。

わたしたちの旅行もそういう場面はあるのだけど、やっぱりせっかくヨーロッパまで来たのだからと複数都市を回りたくなり、各都市2泊ずつとかっていう旅程になってしまう。
いわゆる観光地というのも、やっぱりその都市の歴史のなかで重要な場所なことが多いから立ち寄りたいし、なにより2~3日おきに移動が入るのでスケジュールがタイトになって忙しない場面もある。
今の旅程の利点としては、短期間で都市を見比べることができてそれぞれの都市の相違がわかること、あとはなにより体力のある20代だからできる旅行スタイルだと思う。
人生100年時代、年をとったあとの旅行に「暮らすように旅をする」というのは先に取っておく楽しみでもいいのかもと思う。

こういうことを書いていたら、旅行中見かけたあるご夫婦を思い出した。昨年の夏の旅行(ハネムーン)ではバルセロナ+中欧を回ったのだがハンガリー・ブダペストでおそらく日本人のご夫婦をお見かけした。
シルバーヘアが素敵なお二人は、くさり橋のあたりからご一緒だったけど、すごく健脚で、私たちよりすいすいと漁夫の砦までのぼり、その後のナイトクルーズもご一緒だった。クルーズは、私たちはアプリで一人2000円ほどで予約したものだった。ご夫婦がどうやって予約したのかはわからなかったけれど、若者が多い船の中お二人で座る姿が素敵だった。年をとってもこんな風に旅行したい、観光したい、と思ったのだ。やっぱり足腰だな、というのと、歳をとっても仲良くいたい、というのと。

とうわけで、私が、私と夫が「暮らすように旅をする」ことはかなり先かもしれないし、もはやないかもしれない。
だけど、ふと「旅をするように暮らす」ことはできるのではないか。と思いついたのである。そうすれば毎日旅行中である。夫に言うとなんのこっちゃと言われたけれど。

旅をするように暮らす

これを思いついたのは並河駅へ向かう嵯峨野線の電車の中。嵯峨野線は嵯峨嵐山駅から馬堀駅までの車窓から保津川の峡谷が見える。トンネルと橋を繰り返しながら、蛇行する保津川を何度か見ることができるのだ。
我が家からはせいぜい1時間もかからない距離なのに、「なんだこれは、旅じゃないか」と思ったのだ。

旅をするように暮らす」ということは、まあつまり、そのまま旅行中のマインドで暮らしてみるということだ。

  • 近場でも行ったことない場所・お店へ行ってみる。

  • チェーン店もいいけれど地元の人が行く個人店へ行く。

  • 歩いていて、よいベンチを見つけたら、腰を下ろして周りの人を眺めてみる。

  • 前を通っておいしそうなごはん屋さんを見つけたらgoogle mapで評価を調べず入ってみる。

  • 新しいごはんやお酒を探して試してみる。

こんな感じか。
書いてみるとそれはただの生活では、、?と思ったが、いや、私の生活は、平日は仕事、週末は昼までゴロゴロし、適当に家事をして、一人なら食事はサイゼリヤで済ませ、デカトリスでハイボールをつくって飲むような繰り返しである。

暮らしに旅を織り込む。漫然とした暮らしを再考する、ということだ。

旅するような暮らし実践編

例えば行ったことのない駅まで(今回は並河)行き、初めてのイベント(今回は「次の電車が来るまで」にいき、とっても楽しかった)に行き、初めて会った人と話し(イベントの主催の方で、その方も嵯峨野線で保津川を見たら旅行気分になると言っていた)、初めての料理屋さんが出店しているごはんを食べる。
そのまま京都駅までもどってクラフトビールフェアで国内の飲んだことないビールまで飲めば、私たちのその週末は旅であった
せいぜい家から20km圏内だけど。

イベント会場は小さな平屋団地の集落。
モンゴルパン=モンパンおいしい
いい天気。いいビール。

時間的にも金銭的にも毎日こんなふうな旅ができるわけではないのだけど、そういう週末はすごく豊かだった。
平日でもぼんやり鴨川に座ったり、ルーフトップバーで風を浴びながらお酒を飲んだり、通ったことのない道を選んで散歩をしたり。
旅は小さい範囲でもできる。
とくに京都に住んでいるのだから、なおさら。
人生とは断続的な旅である。のかもしれない。


私の好きなもの

海老雲呑麺(ワンタンメン)

mak’s noodle 麦奀雲呑面世家のものです。

香港で食べまくりました。また旅行記に残します。書きます!

いいなと思ったら応援しよう!