「会社を100倍にする」と豪語した私が、目の前の1センチに絶望して見つけたもの【26卒慶大生 雄飛 #12】
こんにちは。26卒の雄飛です。
内定先の長期インターンに励み、1年が経過しました。今回は1年間の私の葛藤を赤裸々に公開します。
SPECでは、新卒時点で第二新卒レベルを目指します。就活は通過点です。内定獲得後にある時間はそのように定義されてます。
私は内定承諾した会社に相談し、2024年10月から実際に働き、年越しをしました。
新卒同期より、1年前に働き始めた事になります。入社する会社の初のケースでした。
1理想と現実の繋がりが見えない
ビッグドリームという名の傲慢
「この会社を10倍、100倍にする!」
私は就活では数多の選考を勝ち抜き、自信もありました。
「自分ならすぐにでも社会を動かす仕組みを作り、誰もが意志を取り戻せる世界を先導できる」と、本気で信じていたのです。
目の前に立ちはだかる「1センチ」の壁
しかし、現場で待っていたのは、泥臭い実務の連続でした。一件の電話、一通のメール、目の前の小さなタスク。
初めのうちは、愚直にこなしていましたが、長くは続きませんでした。
目の前の業務と、自分が描いていた壮大な未来との間に繋がりが見いだせなくなったのです。イメージしていた"魔法のような一足飛びの成長"など、そこには存在しなかったのです。
理想と現実の見えない「接続性」は、私に大きな精神的ショックを与えました。自分の存在価値が否定されたかのような錯覚に陥り、仕事だけでなく生活全体のパフォーマンスまで落ちていきました。
これはスタートから3ヶ月くらいのことです。
内定者アルバイト開始と同時に、一人暮らしを始めた私には大変つらい日々でした。
今思えば、「目の前の1センチ」を直視することから逃げていただけだったのかもしれません。
2自己防衛のためのレッテル
安全圏としての「理解者」と思い込み
当時の私は、無意識に周囲に対して「序列」をつけていました。「この人は自分を正しく評価してくれる」「この人には、話が通じない」と思い込み、相手にレッテルを貼り、自分が認められたい相手としか深く関わろうとしませんでした。
私は、素直に周囲の力を借りることができなかったのです。
それはなぜか。
相手をスペックや年次で判断し、勝手に「教わる価値があるかないか」を決めつけていたからだと振り返ります。この傲慢な序列意識は、自分が傷つかないための防御壁に過ぎませんでした。
閉ざされた世界と失われた機会
「どうせ理解されない」という諦めは、外側の世界に対して心を閉ざす結果を招きました。自分を高く評価してくれるごく一部のコミュニティに閉じこもることで、本来得られたはずの多様な視点や成長の機会を、自ら摘み取っていたことにある時気づきました。
振り返ると、過去にも同じような失敗はしていたように思います。同じ失敗を繰り返さないことは非常に難しいのだと体感しました。
3最後は「愛嬌」だよ
社長から贈られた助言
悩んでいた私を見透かしたように、社長からいただいた言葉があります。
「結局最後は、愛嬌だからね」
実はこの時、私は「またか」思いました。
なぜならこの言葉は、就活をしていた頃にSPECの学長からもいただいた言葉だったのです。
その簡単な一文をかみ砕くのに、私は長い時間を要しました。今もその途中です。
では「愛嬌」というキーワードの何が大事なのでしょう。皆さんは分かりますか?
「可愛げ」は他者が介在する隙を作る
日々、実務の壁にぶつかり続けておぼろげながら見えてきたものがあります。
愛嬌とは、決して「媚びること」ではありません。「自分の不完全さを認め、他者が介入する隙間を作ること」であると私は解釈しました。
<一人で完結しようとする傲慢さを捨て、不完全な自分をさらけ出す技術>と言い換えてもよいでしょう。
弱さを認め、「助けてください」と素直に言える人間に、他人は力を貸したいと思うのです。
私に足りなかったのは、周囲の力を借りて大きな仕事を動かすスキルである「愛嬌力」でした。
SPECでのメンタリング中でもこのスキルは重要視されています。なぜなら企業は一緒に働きたいと思う学生を採用しようと考えるからです。
4急成長という幻想を捨てる
目の前の積み上げが未来を作る
私と同じような人もいるかも知れません。そのような人に意識してほしいことをお伝えします。
劇的な変化ばかりを求めていた私は、足元の積み上げを軽視していました。ですが、一気に世界が変わるような魔法は存在しません。
あるのは、「相手の期待を1%超える」という日々プロセスだけです。
「先輩の仕事を率先して巻き取る」
「先輩のカレンダーやメールを見て、使えそうな資料をまとめておく」
「分からないことは素直に上司を頼る」
こうした「相手の期待を1%超える」活動を最速で繰り返すうちに、ようやく目の前の業務と未来のビッグドリームが、細い線で繋がり始めるのです。
答えを「拾いにいく側」の人間になる
自分の理想は待っていれば降りてくるものではありません。目の前にいるふがいない自分を認め、自ら行動し、気づきを一つずつ拾い上げていく。
その姿勢こそが上司やお客さんの心に響き、いつか社会をより良い方向へ動かすための、最も確かな土台になると考えております。
さいごに:Top 1%人材を目指す君へ
次世代の選抜コミュニティ「SPEC」では、これからの日本を牽引するような人材輩出を目指し、就活という切り口で運営されております。
私はド・ベンチャーに入口として就職しましたが、他のSPEC生も様々な進路を辿りました。
SPEC生の内定実績 代表例(25.12.25時点)
— 新型選抜コミュニティ SPEC『選抜学生の新たなPBL型大学』 (@spec_tsukuru) December 25, 2025
【外資系】
<戦コン>
Boston Consulting Group
McKinsey&Company
Bain&Company
PwC Strategy&
Arthur D Little
ほか
<外銀>
【IBD】
Morgan Stanley
Citi
Barklays
【GM】
Bank of America
Barklays
<その他>
アクセンチュア
P&G
ほか
【内資系】…
読者の中で大志を抱く人・抱きたい人に対し、
私がSPECを通じて培った価値観のコア部分を下記に記します。
「正解」を外側に求めない覚悟
もし皆さんが「Top 1%の人材」を目指すなら、まず「正解らしい答え」に飛びつくのをやめるべきだと考えます。
どの企業が正しいか、何が勝ち組か。そんな既成の答えに依存しているうちは、自分の意志から能動的に動くことはできません。
戦略的な環境選択の重要性
社会でトップパフォーマーになるためには、誰よりも速く「実践知を積み上げる」必要があります。しかし、会社のリソースは有限です。
だからこそ、自分のポテンシャルを信じ、機会の提供を約束してくれる環境を戦略的に選び取ってください。
選んだ場所を正解にする執念
大切なのは、どこへ行くかではなく、選んだ場所を自らの手で「正解」にすることです。提示された答えを待つのではなく、目の前のことに愚直に向き合い、改善を積み重ねていきます。PDDDDDDCA。
それが皆さんを誰も到達できない高みへと連れていく唯一の道だと私は信じています。
「PDDDDDDCA」については、下記記事でも触れております。
SPECの活動の1つである「バディ制度」が気になる方、ぜひご覧ください~
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この記事を書いた人
雄飛
仕組み屋として
社会をより良く
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【新入生募集(27卒、28卒、29卒…)】
SPECは、PBL型の選抜コミュニティです。
世の中の景色を変えていく熱量の高い仲間を募集しています。
ご興味ある方は、ご応募いただけましたら幸いです。
※就活は通過点という意識の方が対象です
【SPEC】さぁ、未来を一緒に設計しよう。入学エントリー アンケート
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