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百人一首の「名人の歌」に出会う。北摂・水無瀬神宮で触れた歴史と御朱印巡り。

はじまりは、

一枚の新聞記事から、地元の新聞(City Life 北摂EAST版)を眺めていて目が止まったのは、北摂の神社仏閣特集でした。特に「水無瀬神宮」の紹介に添えられた御朱印の美しさに惹かれ、大阪府三島郡島本町にある水無瀬駅へと向かうことにしました。阪急電車に揺られて、

阪急電車 水無瀬駅 西出口

水の郷へ今回は電車でののんびり旅。水無瀬駅は、すぐ横を新幹線が並走する風景が見られる、お気に入りの駅です。ホームで感じるスピード感と、各駅停車ならではの穏やかな時間の対比に、日常から少し離れるような心地よさがあります。駅から神社へと続く道中、かつての離宮があったこの地の空気を感じながら一歩ずつ歩くのも、電車旅ならではの楽しみです。

伝説の「手形」と、名水が育む静謐

神社の入口、登録文化財の「神門」には、大泥棒・石川五右衛門の手形が今も残されています。

水無瀬神宮 神門

神宝を盗もうとしたものの、神威に圧倒されて門内に入れず、手形を残して立ち去ったという伝説の場所です。

石川五右衛門の手形

実際にその柱を目の当たりにすると、歴史の厚みが肌に伝わってきます。また、境内には日本名水百選のひとつ「離宮の水」が湧き出ています。並んでポリタンクに水をたっぷり入れる方々の姿は、今も昔も変わらない「水の郷」の穏やかな風景でした。

「名人の歌」が隠された切り絵御朱印

今回いただいたのは、今月の限定御朱印。三条右大臣(藤原定方)の歌をテーマにした、それは見事な切り絵細工です。

月替わり 百人一首 御朱印

にしおはば 逢坂山の さねかづら
    に知られで くるよしもがな」

解説書によると、この歌は上の句の頭文字「名」と下の句の頭文字「人」をつなぐと「名人」になります。そのため、競技かるたの世界では「名人の歌」として親しまれているのだそうです。

終わりに

冬の澄んだ空気の中、歴史の厚みに触れることができた素晴らしい御朱印巡りとなりました。令和8年 (2026年) 1月18日の日付が入ったこの美しい御朱印は、新しい一年を彩る大切な宝物になりそうです。

水無瀬神宮 本殿

2026.1.18
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