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M&Aいまさら聞けない用語集――買い手・売り手必携50語


※約1,500字/初学者向けフィクション解説。同じ言葉でも専門家によってニュアンスが異なる場合があります。TSUGI & PARTNERSの現場感覚を交えて整理しました。

イントロ――横文字の壁を越える

初めてM&Aを検討する経営者が必ず戸惑うのが専門用語です。「EBITDA? LOI? のれん?」——聞き慣れない横文字が並ぶだけでハードルが上がります。本記事では50語を5カテゴリーに分け、できるだけ噛み砕いて解説しました。調べ直す手間を減らし、専門家との対話にスムーズに臨んでください。


A. 交渉フェーズ(10語)

  1. NDA(秘密保持契約):情報漏えいを防ぐ最初の書類。

  2. Teaser(案件概要書):社名非開示の“ちら見せ”資料。

  3. IM(インフォメモ):詳細版パンフレット。財務3期分などを掲載。

  4. LOI(基本合意書):買い手の“買います宣言”。拘束力は中程度。

  5. 排他的交渉権(Exclusive):期間中、他社と交渉しない約束。

  6. トップ面談:経営者同士の顔合わせ。本音を探る場。

  7. リバースデュー(売り手DD):売り手が買い手を調査する逆DD。

  8. キャップテーブル:株主構成表。スタートアップで重要。

  9. RWI(表明保証保険):瑕疵が後で出ても保険金で補填。

  10. クロージング:契約締結と対価支払いが完了する瞬間。

B. バリュエーション・財務(10語)

  1. EBITDA:営業利益+減価償却費。キャッシュ創出力の指標。

  2. DCF法:将来キャッシュを割引計算する理論値算定。

  3. マルチプル法:同業他社倍率を掛け算する簡便法。

  4. ネットデット:有利子負債 − 現預金。買収価格調整に使用。

  5. 運転資本調整(NWC調整):不足分は価格から引かれる。

  6. アーンアウト:業績達成で追加対価が支払われる仕組み。

  7. のれん(Goodwill):買収価格 − 純資産の差額。無形価値。

  8. PPA(Purchase Price Allocation):のれんを内訳化する会計処理。

  9. リキャップ:財務構造の組替え。PEファンドで多用。

  10. CFシナリオ:統合後キャッシュフロー予測。融資審査の核心。

C. デューデリジェンス(10語)

  1. 財務DD:帳簿と実態の乖離を確認。

  2. 法務DD:契約・規制・訴訟リスクを洗う。

  3. ビジネスDD:市場環境・競合優位を分析。

  4. 人事DD:就業規則・退職給付債務を確認。

  5. ITDD:システム老朽化やサイバーリスクを評価。

  6. 環境DD:土壌汚染や排水規制への対応を調査。

  7. レッドフラッグ:重大リスク項目の速報レポート。

  8. データルーム:オンライン資料共有スペース。

  9. Q&Aリスト:DD中の質問回答履歴。

  10. マテリアリティ:影響度が大きいかどうかの判断基準。

D. PMI・統合(10語)

  1. PMI(Post Merger Integration):買収後の統合プロセス全般。

  2. Day1プラン:クロージング翌日の行動計画。

  3. 100日プラン:最初の3ヶ月強で達成すべきKPI。

  4. TS(Target State):統合後の理想像。

  5. クイックウィン:早期に示す成果。士気を保つ。

  6. ガバナンスコード:内部統制ルールの統合版。

  7. カルチャーフィット:企業文化の適合度。

  8. コミュニケーションプラン:社員・取引先への説明戦略。

  9. シナジートラッキング:統合効果を数値で追うツール。

  10. TSUGIメソッド:理念×DXで“想いを倍化”させる独自PMI法。

E. 契約・税務(10語)

  1. SPA(株式譲渡契約):株式売買のメイン契約書。

  2. APA(事業譲渡契約):事業譲渡の場合の契約書。

  3. 表明保証:売り手が「隠れ負債はありません」と宣言。

  4. クローバック条項:追加損失が出たら対価を返還。

  5. みなし譲渡益課税:個人株主が負担する所得税。

  6. 事業譲渡税制:営業権譲渡で発生する消費税と所得税。

  7. 組織再編税制:合併・分割時の繰延税ルール。

  8. 負ののれん:買収価格が純資産を下回る特殊ケース。

  9. 資産調整条項(Closing Adjustment):クロージング日資産の増減精算。

  10. Earn-in / Earn-out:少額投資で徐々に株式比率を高める手法。


まとめと次の一手

M&Aの言語は難解に見えても、意味がわかれば交渉の武器になります。この記事をブックマークし、わからない単語が出てきたら即確認してください。TSUGI & PARTNERSは、専門用語を嚙み砕きながら“想いをつなぐM&A”を伴走します。ご不明点があればお気軽にコメント/DMへどうぞ!

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