溶岩と驚きから成る島、雄島【坂井市らしさフォトウォーク】
つみきのつ に あいすのあ
どうもつあです。
同世代で交流し、坂井市の魅力を知り、noteで発信する
#坂井市らしさフォトウォーク
令和7年6月28日にその記念すべき第1回が行われました。今回の舞台は、坂井市三国町安島にある「雄島(おしま)」。約1300万年前に溶岩からできたと言われ、神の島とも呼ばれています。島の南側では「柱状節理」を、北側では「板状節理」を見ることができます。

そんな雄島でのフォトウォークのカメラ講師は、tomosakiさん。プレイベントの講師であった吉田あきひろさんも駆けつけてくださいました。始めに、大湊神社にて宮司の松村典尚さんから雄島の歴史についてのお話を聞き、その後フォトウォークを行いました。今回のフォトウォークのテーマはこちら。

それでは、さっそく私が撮った写真を紹介していきます。
撮影した写真
赤い雄島橋を渡るとまず最初に目に入ってきたのがこちらです。

7つの石が積み重ねられています。テーマは「見過ごされそうなものの写真」。というのも、この石よりもう少し陸寄りの場所に原付がとめられており、他のフォトウォーク参加者はそちらにくぎ付けになっていて、私だけがこの石に気づいているような気がして写真を撮りました。大きな岩の大群と自然に囲われた中にポツンと佇むこの積み石はとても奇妙でした。積み石に何か意味があるのか調べると、どうやら”願いをこめる”意味があるようでした。誰かが願いを込めて石を7つ積み上げたのかなとも思いましたが、人が入れるのか怪しい場所に石が積み上げられており、少し不可解で、7つの石の不思議、七不思議と呼ぶことにしました。
雄島に入っていきます__________
雄島には島奥の灯台に向かうまでに大きく分けて3つの道があります。

私は行きは1のルートを、帰りは2のルートを通りました。
1のルートを進むと見えてきたのは、

1基の鳥居とその先に広がる絶景でした。テーマは「自然が会話をしているような写真」と「額縁構図の写真」。写真上部からは、クラウンシャイネスという樹冠が互いに接触しないよう隙間を空けて成長する現象が見受けられます。まさに自然が会話しているという感じですね。写真下部では、鳥居が額縁の役割を果たし、絶景をおさめているように見えます。沢山の木たちは皆この絶景を見たいけれど、皆がちゃんと見られるよう場所を譲り合っているのでしょうか。その遠慮深い姿は絶景に勝ることなく美しく、日本人に似ていて少し温かみを感じる1枚です。
鳥居を通り過ぎ、道を進んでいきます__________

空に1本の線が描かれています。テーマは「見過ごされそうなものの写真」。草木に囲われている道を歩いているときふと目に入った画でした。下から上に縦に生えている木をぶった切るように横に引かれた雲がゴールテープのようで、「わーい」と手を挙げて木たちがゴールに向かっているようにも見えて微笑ましく感じました。
もしかしたら、この雲は私のゴールである灯台までの道案内もしてくれているのかもしれません。
雲の伸びていく先へ進みます__________

ジリリリリリリと聞きなれない音が聞こえてきました。音のなる先に目線を動かすと”何か”がいます。テーマは「音を感じる写真」。読者の皆さん、この写真からその音の主を見つけ出せましたでしょうか。写真真ん中の少し下に黄土色の1匹の虫がいます。この虫は時折全身を震わせながら音を出していました。別の場所へ視線を移しても、またその音がなるとこの虫を探そうとしてしまう瞬間でした。
灯台へ向かいます__________

灯台につきました。折り返し地点です。個人的にこの日は特徴的な雲が多い日でした。灯台上の雲も煙突から出ている煙のように見えませんか。
灯台からの帰りは、2のルートで帰ります。それでは進みましょう!

あれ?と思いましたか。そうです。これ、1本の道なんです。テーマは「時間の経過を感じる写真」と「自然が会話をしているような写真」。元々あったであろう道が時間の経過により草花に覆われて見えなくなっています。少し暗く影になっているところが道です。かろうじて道があるというところに自然たちの話し合いが感じられます。道なき道を歩いているようでわくわくしましたが、草花が多い分ハチや大きな虫が多くヒリヒリもしました。
草木生い茂る道を抜けていきます__________

神秘的な1本の木がありました。テーマは「時間の経過を感じる写真」。この木は何十年、何百年もしくは何千年の時を経てこのような形を得たことが想像できます。雄島には、この木のようにうねりをもった木が多くあるように感じました。どうしてこのような形になるのか調べたところ、風の影響や遺伝的要因が考えられるようです。不安定なバランスで細い幹でありながら勇ましくそびえ立つ姿からは凄まじい生命力を感じ、雄島が神の島と言われる所以だとも考えさせられました。
雄島の入り口に戻ってみましょう__________

入り口に戻ると何やらどぅるるると音がします。1隻の船が航行しているようです。テーマは「音を感じる写真」。写真からは、船の駆動音だけでなく、水面が泡立っているところから水しぶきの音も聞こえてきそうです。この船は東尋坊から出ている遊覧船でしょうか。何かをアナウンスする声も聞こえてきました。機械音、水しぶきの音、静かな波の音、人の声と沢山の音が感じられる1枚です。
らしさロゴ
これまで、私の撮影した写真を紹介してきましたがいかがだったでしょうか。これらの写真から連想される「坂井市らしさ」を坂井市ブランドロゴを使って表現してみました。


7色のカラフルな色で逆さハート型を彩り、少し欠けているようなロゴにしました。それぞれ灰色=7つの石、赤色=1基の鳥居、白色=1本の線(雲)、黄土色=1匹の虫、緑色=1本の道、茶色=1本の木、水色=1隻の船を表しています。雄島をフォトウォークして、”おっ!”と驚かされ、息をのむ瞬間が多くありました。その驚きを心臓がひっくり返ったような形にして表現し、欠けている部分は、雄島の節理とまだ見つけきれていない驚きを表現しています。今回、3つの道のうち1つの道については何も知りませんし、通った道でもまだまだ見つけきれていないわくわくがあると感じています。皆さんも実際に足を運んで、もしくは他のフォトウォーク参加者のnoteを読んでぜひ新しい驚きを発見してみてください!
ライター紹介

〈つあ〉
坂井市出身の20代女性。派手髪スーツで働いている。趣味は坂井ほや丸の追っかけ。使用カメラは、Canon EOS30D。
編集後記
ここまで読んでいただきありがとうございます。坂井市にある神の島、雄島の姿はどうでしたでしょうか。
実は、私は雄島を訪れるのは今回が初めてでした。フォトウォークで訪れる前に下調べしようかとも思いましたが、折角なので事前知識なしの新鮮な気持ちで足を踏み入れました。雄島に対しては、肝試しで訪れる場所というイメージしかありませんでしたが(学生時代肝試ししている人が周りにいたので)、雄島では言葉を失うくらいの驚きが多く、別の意味で驚かされてしまいました!雄島は溶岩からできていますが、どこかの火山が噴火したとき溶岩と共に驚きが流れ出て創られたのではないかとまで感じました。
そこで、読者の皆さまにもそれを少しでも体感していただきたくて、読んでいて驚きを体感できる構成にしてみました。驚きと言っても色んな幅があって、例えば、「最初に紹介するものが石!?」、「樹冠ってこんなに美しいのか!!」、「これ道ある!?」、「え!?どこに虫いるの?」、「こんならせん状の木が存在するの?」等です。少しでも楽しめていたら嬉しいです。
そして、私つあはご縁あって、この坂井市らしさフォトウォークに通年参加することになりました!プレイベントが凄く楽しくてぜひ今後も参加したいと思っていたのですごく嬉しいです。今年度これから定期的にフォトウォークをしてnoteをあげていきますので、これからもどうぞよろしくお願いします!
