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Day6 |【行動心理の原則】やる気がなくても動ける理由

夜も遅く、家族が寝静まった頃。
静かなはずの部屋で、私はひとり、何も始められずにいた。

「今日はここから、副業を進めよう」
そう決めてパソコンを開いたのに、画面を見るだけで時間が過ぎていく。
頭の中では、やりたいことも、やらなきゃいけないこともごちゃごちゃになって整理できない。
ちょっとした人間関係のことも引っかかっていて、なんだか落ち着かない。

知らないうちに通知が届いたスマホをいじっていたり、本棚の背表紙を眺めてたらそっちに興味がいって、気づいたときには途中で止まってた本を読みなおしていたり。

そんな状態でも、「やらなきゃ」という焦りはずっと頭の片隅にあって、なかなか動けない自分に、
またモヤモヤする。

でも、そんなある日、ふとした拍子にメモを開いて数行だけ書き込んでみた。
それがなぜか、突然大掛かりな動力装置のスイッチが入った感覚があって──
「すごくやってる自分」を感じる瞬間があったんです。
気持ちを持ち上げようとするよりも、先に手を動かしたほうが、
不思議と心のほうがあとからついてくることもあるんだと。



「気持ちが乗らないから、今日はやめておこう」
だいたい私は、そんな日ばかりだった。

本を読んで「これをやってみよう」と思う。
動画を見て「自分も動かなきゃ」と焦る。
でも、いざ自分が動く番になると、なんかやる気スイッチが入らない。
そして「明日やろう」でその日が終わる。

そのあとで、自己嫌悪がやってくる。
「またやらなかった」「また変われなかった」
そうやって、自分の期待値を自分で削っていった。



行動が感情を引っ張ることもある

noteを書き始めて6日目。
昨日までは、“やってこなかったこと”が変わりたい理由になっていた。
でも今日は、“動いたら、気持ちが変わってきた”という実感があった。

noteを書くときも、最初は気持ちは乗らない。
頭が働かない。言葉が出てこない。

それでも、「タイトルだけでも考えよう」と書き始めてみる。
そしたら、なんとなく前の日のことを関連付けて思い出して、少しずつ形になってくる。
書き進めるうちに、「この感覚だ」とわかってくる。



脳のスイッチは、行動したあとに入る

実はこれは、心理学でも証明されている。

たとえば、「作業興奮」という言葉がある。
最初の1〜2分、手を動かすだけで、脳の前頭前野が刺激され、集中モードに入っていく。
やる気というのは、“やり始めたあと”に出てくることが多い。

スタンフォード大学の研究では、歩くことで創造性が60%高まったという報告もある。
これは、「走っていると悩めない」感覚にも近い。
体を動かすと、思考のリズムや感情も勝手に変わる。



自分の脳を“うまくだます”工夫

だから最近は、気分が乗らないときほど、
「どうやって脳をだますか」を考えている。

やる気を待つのではなく、
「今だけは、やる気のある自分のフリをする」。
それだけでスイッチが入ることがある。

・とりあえずイスに座る
・日付だけ、一言だけでも入力する
・5分だけ書くつもりでタイマーをかける
・書けないなら「書けない理由」や「書けない時の気持ち」を書いてみる

この程度でも、自分の中の“めんどくさいモード”が少しずつほどけていく。

本気で変わりたいなら、やる気に頼るんじゃなくて、始める『トリガー』をつくる。
そのために、自分で自分の脳をハックする。
洗脳でも暗示でもいい。
やらない理由を探す自分には、もう飽きたから。



「気分が乗ったらやろう」と思っていることは何かありますか?

もしあるなら、今日だけは“気分”を横に置いて、最初の1分、むしろ5秒だけでもいいので体から動いてみませんか?

「やる気が出ない」ままで始めても、ちゃんと自分は動き出せるかもしれません。



次回は、「行動が変わると、自己評価が変わる」という話を書いてみます。
何かをやったことで得られる“自己効力感”が、少しずつ自分を変えていきます。

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