KOBE Gym Now!
日常の外出時はiPhoneを持たなくなり、Apple Watchだけで快適に生活できるようになった。
週3回、神戸市立体育館のトレーニングルームを利用している。自宅から体育館へ移動中に、Apple Watchでトレーニングルームの利用状況のWebページを度々見ている。
ただ、Apple WatchはWebページを見るには使いづらい。そこでトレーニングルームの利用状況を表示するだけのApple Watchアプリを即席で作ってみた。
Apple WatchのWebページ表示について
Apple WatchにはSafariアプリが存在しない。AppleがApple Watch版のSafariアプリを提供していないことから、Apple WatchはWebページを見るようにはデザインされていないことが想像できる。
その理由は2つ考えられる。1つ目はApple Watchは画面サイズが小さいためWebページが見づらいこと、2つ目はバッテリー容量が小さいためバッテリー消費が大きいWebアクセスに適さないことである。
それでもApple WatchのOSの内部にはSafariエンジンが存在しており、メッセージやメール、Siriの返答のURLリンクからWebページを表示することができる。
しかしネット上のWebページ側がApple Watch画面に最適化されていないこともあり、Apple Watchの画面操作(拡大・縮小・移動)が煩雑で操作性が悪い。
個人的アプリ
神戸市立体育館のトレーニングルームのWebページ上にある「現在の利用状況」の部分の情報だけを表示するアプリを作った。このアプリを使うことで、Apple Watch画面に表示されたWebページの煩雑な画面操作から解放された。アプリ画面をタップするだけで、手軽に現在のトレーニングルームの利用状況が確認できるようになった。

このアプリは、いつも利用している特定の体育館の利用状況を手軽にApple Watchで確認するために作った個人的なものだ。
個人的アプリから公開アプリへ
作ったアプリを使ってみると、利用状況の確認が思いのほか快適だった。そこでこのアプリを公開して、自分以外の体育館利用者にも使ってもらいたいと考えた。アプリの公開にあたり、利用状況のシステムを導入している神戸市立体育館5施設で使えるようにアプリを作り直した。

考慮したこと
本アプリはWebページから読み込むデータを必要最小限に絞り、通信データ量と読み込み速度の最適化を図った。特に画像はデータサイズが比較的大きいのでWebページから読み込まず、アプリ内にあらかじめ保存した画像を使うようにした。
利用状況システムは1分間ごとに更新されている。サーバーへの無駄なアクセスを防止するために、1分間以内のサーバーへのアクセスを制限した。

アプリの配布方法
本アプリのユーザーは神戸市立体育館のトレーニングルーム利用者に限定される。そのためAppleへの申請は、通常の「公開App」ではなく、公開範囲を限定した「非表示App」とした。配布されたリンクからAppStoreヘアクセスしてアプリをインストールする方法である。
非表示Appとして非承認
「非表示App」としては承認されなかった。企業や組織内での限定公開であれば比較的容易に承認されるようだが、個人で行う限定公開の承認は難しいようだ。

公開Appとして承認
「非表示App」として申請したのだが「公開App」として承認された。限定公開は認められないが、通常の公開ならOKということになる。これには、使用ユーザーが限定的なアプリであっても、数少ないApple Watchのアプリを少しでも増やそうというAppleの方針なのかもしれない。
公開Appなので誰でもダウンロードできてしまうが、AppStoreでサブタイトルやアプリの説明で神戸市立体育館利用者に限定したアプリということが確認できる。ダウンロードはユーザーの判断にゆだねるということになる。

あとがき
非表示Appの申請を経験できたこと、そして結果的にアプリが公開できたことで、アプリを作ってよかったと思う。
アプリ公開から一週間が経過してダウンロード数は1本のみ。神戸市立体育館トレーニングルーム利用者が、このnoto記事を見つけてアプリの存在を知り、使っていただければ嬉しい。そして、アプリについてご意見やご要望などを頂けたら、なお嬉しい。
