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日本海側を駆け抜ける!東日本の特急列車たち

東日本の日本海側を走る特急列車には、山と海の美しい車窓、地域に根ざした歴史と文化、そしてゆったりとした時の流れがあります。
今回は現在運行中の3本の特急列車――しらゆき・いなほ・つがる――に乗って、沿線の魅力を巡る旅をご紹介します。


特急しらゆき:越後平野と上越の町を結ぶ白い翼

(運行区間:新井・上越妙高~新潟)

特急しらゆきは、上越妙高駅から新潟駅を結ぶ列車で、かつて北陸本線や信越本線を走っていた特急「北越」などの系譜を継ぐ存在です。新潟平野の田園風景を走り抜け、越後の海や山が織りなす風景を楽しめます。

途中停車する長岡や柏崎では、花火や日本酒、伝統的な祭りに触れることができます。特に長岡花火は全国的にも有名で、訪れる価値あり。上越妙高では、北陸新幹線と接続しているため、東京からのアクセスも便利です。

おすすめ途中下車スポット:

  • 長岡:長岡花火ミュージアム、醸造の町としての酒蔵巡り

  • 柏崎:日本海に沈む夕日と絶景の海岸線


特急いなほ:海岸線を走る絶景列車

(運行区間:新潟~酒田・秋田)

新潟から庄内地方、そして秋田へと向かう特急「いなほ」は、まさに日本海の絶景を満喫できる列車です。特に村上~鶴岡間では、車窓から日本海の海岸線が間近に見え、晴れた日には佐渡島の姿を望むことも。

列車にはE653系が使用され、窓が大きく、色鮮やかな車体は季節によって異なる色を表現しています。途中の酒田駅や鶴岡駅では、庄内地方の食文化や温泉、歴史ある町並みに触れることができます。

おすすめ途中下車スポット:

  • 村上:鮭文化の町として有名。町中の「鮭の酒びたし」や町家カフェは一見の価値あり

  • 鶴岡:出羽三山参拝の玄関口、湯野浜温泉にもアクセス良好

  • 酒田:山居倉庫や旧本間家住宅など歴史と港町文化が魅力


特急つがる:津軽平野と日本海を結ぶ北の快速特急

(運行区間:秋田~青森)

秋田から青森までをつなぐ特急「つがる」は、津軽平野を横断し、内陸と海の風景を両方楽しめる列車です。盛美園や弘前城、立佞武多の館など、青森県南部の魅力にあふれた路線。

冬は一面の雪景色、春には桜並木、秋にはりんご畑と、四季の移ろいがくっきりと車窓に現れるのも特徴です。弘前や五所川原といった都市を経由するため、観光の拠点としても使いやすい列車です。

おすすめ途中下車スポット:

  • 弘前:弘前城と桜まつり、城下町グルメ

  • 五所川原:立佞武多(たちねぷた)の巨大な山車は迫力満点!


おわりに:車窓の美と旅情を楽しむ、海沿いの鉄道旅

東北の日本海側は、太平洋側と比べて静かで、どこか懐かしさを感じさせる風景が広がっています。
特急しらゆき・いなほ・つがるは、それぞれ異なる文化や自然をつないでくれる、旅情あふれる列車です。

次の旅は、ぜひこの列車に乗って、東北の“裏側”とも言える日本海沿岸の魅力を味わってみてください。通り過ぎるだけではもったいない、そんな旅がここにあります。

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