始めたいのに始められない。その心の渋滞を観測してみる。
こんにちは。灯の旅人です。
今回は、
「人は、なぜ始めたいと思っても躊躇ってしまうのか」
というテーマを観測してみます。
「やってみたい」
そう思ったことは、たぶん誰にでもあると思います。
noteを書いてみたい。
小説を書いてみたい。
副業を始めてみたい。
勉強をやり直してみたい。
新しい仕事に応募してみたい。
自分の人生を、少しだけ変えてみたい。
……ありますよね?🤔
でも、不思議なことに、人間って「やってみたい」と思った瞬間に、すぐ動けるわけではありません。
むしろ止まります。
「いや、でも失敗したらどうしよう」
「今さら始めても遅くない?」
「自分なんかがやっていいのかな」
「もう少し準備してからでよくない?」
「周りに笑われたら嫌だな」
こうやって考えているうちに、最初にあった小さな火が、すーっと弱くなっていく。
そして気づけば、いつもの日常に戻っている。
はい。人類あるあるです(´・ω・`)
でも、ここで大事なのは、これを「行動力がないから」で終わらせないことです。
始められない人は、弱いのでしょうか。
努力不足なのでしょうか。
本気じゃないのでしょうか。
私は、そう簡単には言えないと思っています。
なぜなら「始めたいのに始められない」という状態には、心理、社会、脳、情報環境、そして今の時代の空気まで関わっているからです。
つまりこれは、個人の根性だけの問題ではありません。
もっと言えば、心の中で願いと恐怖が渋滞している状態なのだと観測しました。

今回は、その渋滞を少しずつほどいていきます。
「始めたい」はどこから来るのか
まず、「始めたい」という気持ちは、どこから生まれるのでしょうか。
これは単なる前向きな気分ではありません。
多くの場合、「始めたい」は小さな違和感から生まれます。
今のままでいいのかな。
このまま同じ毎日でいいのかな。
自分にも何かできることがあるんじゃないかな。
本当は、もう少し違う場所に行きたいんじゃないかな。
こういう小さな違和感が、心の中で少しずつ形になっていきます。
例えば、誰かがnoteで楽しそうに発信しているのを見た時。
同じくらいの年齢の人が何かを始めているのを見た時。
SNSで誰かの成果を見た時。
あるいは、自分の生活にふと疲れてしまった時。
その瞬間に、心の奥でぽっと火がつくことがあります。
「あ、自分も何かしたいかもしれない」
この火が、「始めたい」です。
ただ、この火は最初から大きな炎ではありません。
かなり小さいです。
風が吹けば消える。
水をかけられれば消える。
自分で「いや、無理だろ」と言っただけでも消える。
めちゃくちゃ繊細な火です(;'∀')
だから、「始めたい」と思った瞬間は、実はかなり大事です。
その気持ちは、まだ弱い。
けれど、確かに自分の中から出てきたものです。
だからこそ、いきなり否定しない方がいい。
「どうせ無理」
「今さら遅い」
「自分には向いてない」
そうやって消してしまう前に、まずは観測してみる。
なぜ、自分はそれを始めたいと思ったのか。
ここから始めてもいいのだと思います。

失敗が怖いのではなく、自分が否定されるのが怖い
人が始められない理由として、よく言われるのが「失敗が怖い」です。
これは確かにあります。
投稿しても読まれなかったらどうしよう。
応募しても落ちたらどうしよう。
始めても続かなかったらどうしよう。
下手だと思われたらどうしよう。
こういう不安は普通に出てきます。
でも、もう少し深く見ると、人が怖がっているのは失敗そのものだけではない気がします。
本当に怖いのは、失敗した結果、自分の価値まで否定されたように感じることです。
例えば、noteの記事が読まれなかった。
本来なら、それは「その記事が今回は届かなかった」というだけです。
タイトルが合わなかったのかもしれない。
投稿時間が悪かったのかもしれない。
まだ読者との接点が少なかったのかもしれない。
でも、人はそこで、
「自分には価値がないのかもしれない」
と思ってしまうことがあります。
いや、飛躍しすぎなんですよ。
でも、心ってそういう飛び方をするんです(´・ω・`)
仕事に応募して落ちた時もそうです。
本来は、条件が合わなかっただけかもしれません。
相手の求めている経験とズレていただけかもしれません。
たまたま他に合う人がいたのかもしれません。
でも心は、
「自分は必要とされていないのかもしれない」
と受け取ってしまう。
つまり、人は行動の結果と、自分の存在価値を結びつけてしまいやすいのです。
だから怖い。
失敗したら、ただ失敗するだけでは済まない気がする。
自分そのものが傷つく気がする。
これが、始める前のブレーキになります。
ここまで見てくると、「始められない」は単なる怠けではなく、自分を守ろうとする心の反応でもあることが見えてきます。
ここから先では、そのブレーキをさらに分解していきます。
人はなぜ「得たい未来」よりも「失う怖さ」に引っ張られるのか。
なぜ準備を重ねるほど、逆に始められなくなるのか。
そして、SNSやAI時代の空気は、私たちの一歩目にどんな影響を与えているのか。
続きを、ゆっくり観測していきます。
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ここまで歩いていただき、ありがとうございます。 もし何か感じていただけたなら、その想いをそっと置いていっていただけると嬉しいです。
