見出し画像

なぜ私は「行動環境設計」をしたいのか

最初は、普通にインテリアが好きでした。

色、素材、スタイル。
空間の世界観を考えるのが好きで、

「どう見えるか」

をずっと考えていました。

でも、空間を見るうちに、
少しずつ違和感が出てきました。

どれだけ綺麗でも、
どれだけ洗練されていても、

居心地が悪かったり、
落ち着かなかったり、
また来たいと思えなかったりする空間があったんです。

逆に、
そこまでおしゃれじゃなくても、

なぜか長居したくなる場所もありました。

その違いは何なんだろう。

そう考えるようになりました。

そこから私は、
空間を“静止画”ではなく、

「人が動く環境」

として見るようになりました。

人って、
意思だけで動いているわけじゃない。

視界。
導線。
情報量。
光。
距離感。
空気感。

環境にかなり影響されている。

例えば、
本を読みたいと思っていても、
スマホが最短導線にあると、そっちに流れる。

逆に、
自然と本を開いてしまう空間もある。

だから私は、
「行動が自然に流れる設計」
に強く惹かれるようになりました。

でも同時に、

機能的なだけの空間にも、
私は惹かれませんでした。

効率だけを優先した空間って、
正しいのかもしれない。

でも、
感動がない。

空気感がない。

“そこに居たい理由”が弱い。

だから私は、
行動設計だけをしたいわけでもありません。

色や素材、
スタイルや余白、
光や空気感。

そういう感覚的な美しさも含めて、

「この空間だから体験できる価値」

を作りたいと思っています。

美しいだけでも弱い。

機能的なだけでも弱い。

私はたぶん、

「自然と行動が流れること」
と、
「その空間にしかない世界観」

を両立したいんだと思います。

また来たくなる。

自然と集中できる。

落ち着く。

気分が変わる。

居たくなる。

そういう“行動”と“感情”が、
空間の中で自然につながっている状態に、
私は価値を感じています。


「その空間で、人がどう動き、どう感じるのか」


たぶん私は、
空間をただ綺麗にしたいわけじゃない。

人の行動と感情が、
自然につながる“体験”として、
空間を設計したいんだと思います。

いいなと思ったら応援しよう!