妙高山登山 2026.07.12 日本百名山23座目

2026.07.12
初めて妙高山登山にやって来た。妙高地区には冬にはスノボー、夏には燕温泉とちょくちょく訪れるものだからいつかは妙高山に登ってみたいと思いながらなかなか実現していなかった。

実は前日の夕方から駐車場に泊まり込んでいたが、夕刻に入浴した際に下山者から下山するまでに12時間も掛かったと聞き、翌日の仕事のこと、天候不順などを考慮して半ば諦めけていた。それでも朝4時に目覚めるとそんなに天気は悪くないと登山することに決めていた。

黄金の湯コースをピストンすれば12時までには戻って来ると肝に銘じて身支度を調えた。

4:20出発じゃ。この日は、前もって天候があまり良くないと登山者が駐車する車の数も少なかった。

現在の標高1150メートル妙高山の標高は2,454メートルの成層火山で、1300mの高低差があった。

日本百名山の一つに数えられ、その気高く美しいなだらかな裾野のシルエットから越後富士とも呼ばれている。


ここから車道と別れ源泉管理用に作られたコンクリ道を進むと赤倉温泉源泉小屋が見えた。

4:57 赤倉温泉源泉に到着。

ここには10年前に訪問をし、わき出す湯で湯浴びをしていた。

その湯船は現在も健在であるが、またしても湯が張られてはいなかった。

またこの地には水場があった。

5:07 称明滝に到着。称明滝は、妙高山の中腹、北地獄谷の最奥部にある滝で、下流側の光明滝と対になっている。江戸時代から妙高山への参詣道沿いの霊場として知られ、参拝者が礼拝する名瀑でした。落差は約60m、光明滝は約40mとされています。

川底は白濁し硫黄成分が付着していた。

称明滝滝壺に向かうと湯船が作られ、湯が満々と張られ、手を差し入れると湯温は40℃くらい快適な湯であり、下山時に入浴していこうと企み、すぐさま山頂を目指すことにした。

5:29 麻平方面への分岐点に到着。麻平道に進むと河原の湯方面へ繋がっていく。この頃からいいよ登山道となり勾配を増して行く。

5:55 胸突き八丁に到着する。

妙高山登山における胸突き八丁とは、山頂へ向かう最後の難所として知られる、山頂までの最後の約800〜900メートルのきつい区間で、毎度のことだが、何故こんなにも苦しい思いをしてまで登山するのか自問自答の時間がまた訪れた場所でもあった。


苦しかった胸突き八丁を越えると天狗堂が現れた。

急登地獄から解放されると光善寺池が現れた。

ここは標高2050メートル。この池の名前は、かつて妙高山が修験道の霊場として栄えていた歴史に深く結びつき、かつて妙高山麓には、神仏習合の巨大な寺院組織である「関山宝蔵院」があり、その中に「光善寺」という宿坊がありました。妙高山へ登る山伏たちが、山頂を目指す過酷な修行の途中でこの池のほとりに立ち寄り、身を清めたり、喉を潤したり、神仏を拝んだりした聖なる池であったことから、その宿坊の名をとって光善寺池と呼ばれるようになったそうだ。

6:55 八合目にある風穴に到着。標高2120メートル。

7:35 鎖場到着する、胸突八丁と呼ばれる急登を登り詰めた先、九合目から山頂へ至る最後の難所とも言える地です。山頂まであと一息という標高約2,300メートル付近にあり、岩壁の落差は十数メートルほどあります。傾斜はかなり急で、ほぼ垂直に近い斜面を鎖を頼りに登ることになりますが、多くの登山者が通るため足場が作られているため安心して上れました。実は、この鎖場のすぐ横には、岩場を回り込むようにして登れる迂回路が整備されていましたが確認し忘れていた。この難所をクリアすると、360度の大パノラマが広がる素晴らしい山頂が待っています。

8:12 妙高山南峰到着。標高2454メートルとここが山頂であった。

この地に妙高大神の看板があるが、妙高大神とは、妙高山そのものを神格化した、あるいは妙高山の山頂に祀られている最高神(御神体)のことで、古くから山岳信仰・修験道の霊場として畏れ崇められてきた妙高山において、最も象徴的な存在です。

ここから後立山連峰、白馬岳、槍ヶ岳を見ることが出来ました。常連の登山者曰く「これほど展望に優れているのは希」という言葉に「てんきとくらす」サイトも半信半疑となった。

8:22 妙高山もう一つの頂である北峰に移動した。

標高2432メートルと約22メートルも低い日本百名山の標識や一般的な妙高山頂の大木碑が立っているのは、不思議なことに北峰であった。理由と言えば、山頂に百名山の標識や記念碑を立てる場合、大勢の登山客が安全に休憩したり、記念撮影をしたりできるスペースが必要であり、北峰山頂は、比較的平らで広く開けており、何十人もの登山者が一度に留まっても安全なスペースがあった。また、北峰には、地図を作るための基準となる一等三角点が設置され、国土地理院の地図上の妙高山といえば三角点のある北峰のイメージが強く定着し、深田久弥が百名山を選定した時代も含め、歴史的に北峰が表玄関として扱われてきた背景があった。


焼山と火打山も見え、遙か遠くであるが富士山も見えたよ。
8:35 下山開始。胸突き八丁当たりから膝が痛くなりやっとの事で称明滝の湯に辿り着いたのが、10時43分であった。

湯色が美しいミルキーグリーンや乳白色に濁り、これは硫黄成分が豊富に含まれている証拠で、また強酸性の環境を好むイオウゴケのような鮮やかな緑色が見られることから酸性度の高い温泉と推測できる。



湯船からは称明滝がよく見え「滝見の湯」と命名しよう。汗だくの服や登山靴を脱ぐ手間があるが、それを差し引いても余りある以上に価値のある湯であった。

11時29分 無事駐車場へ戻ってこれた。これで日本百名山23座目であった。
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