7月24日、新しい豆乳ラーメン専門店「豆禅」が始まります。
いつも豆乳ラーメン専門店「豆禅」を応援してくださり、本当にありがとうございます。
まず初めに、6月は丸々一か月という長期間、お店を臨時休業することとなり、多くのお客様にご心配とご迷惑をお掛けしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
「いつお店は再開するのですか?」
「ご家族の体調は大丈夫ですか?」
「また食べれる日を待っています。」
この一か月、本当にたくさんの温かいお言葉をいただきました。
その一つひとつが、私にとって大きな支えとなりました。
改めて、22年間という長い年月の中で、多くの方々に支えられて今日まで歩んでこられたことを、深く感謝しております。
ありがとうございました。
この一か月間、私は「休んでいた」のではありません。
むしろ、これから先の10年、20年を見据え、「豆禅」というお店の在り方そのものを見つめ直していました。
ラーメンを作ること。
お客様を迎えること。
技術を残すこと。
海外へ広げること。
後継者を育てること。
そして、自分自身が本当に目指したい生き方とは何なのか。
これまで積み上げてきたものを一度立ち止まって整理し、「これから本当に進むべき方向」を静かに考える時間になりました。
長年続けていると、「今まで通り」が一番安心です。
しかし、人も、お店も、時代も変化していきます。
変わらないためには、変わり続ける勇気が必要なのだと、この一か月で改めて感じました。
そして、本日ここで皆様にお伝えしたいことがあります。
豆禅は、7月24日より営業を再開いたします。
しかし、それは単なる営業再開ではありません。
新たなステージへ進むための再出発です。
もちろん、「豆禅らしさ」は変わりません。
植物性100%の豆乳ラーメンを作るという想いも変わりません。
身体にも地球にも優しい食文化を広げたいという理念も変わりません。
ですが、その表現方法や、お店の在り方、働き方、伝え方は、これから少しずつ変化していくと思います。
実は、個人的にも今年は大きな節目を迎えています。
私は山羊座なのですが、占星術では今年は約12年に一度とも言われる、大きな転換期を迎える年だそうです。
さらに7月23日までは「水星逆行」の期間とされ、物事を見直したり、立ち止まって整理する時間だと言われています。
そして7月24日からは順行へ。
もちろん、占星術をどこまで信じるかは人それぞれです。
しかし、私自身は「人生には流れやタイミングがある」と感じています。
偶然かもしれません。
それでも、この一か月の休業期間は、まさに立ち止まり、自分自身を見つめ直すために与えられた時間だったように思えます。
そして7月24日という再開の日は、私自身にとっても、お店にとっても、新しい流れが始まる日にしたいと考えています。
さらに、その二日後の7月26日。
豆乳ラーメン専門店「豆禅」は、おかげさまで22周年を迎えます。
22年前、小さなお店として始まった豆禅。
当時はヴィーガンという言葉も今ほど知られておらず、「肉も魚も使わないラーメンなんて、本当に美味しいのか?」と言われることも少なくありませんでした。
それでも、「身体にも地球にも優しいラーメンを作りたい」という想いだけは、一度も揺らぐことなく続けてきました。
その結果、多くのお客様との出会いがあり、日本全国から、そして海外からも足を運んでいただけるお店へと育てさせていただきました。
最近では海外で豆禅の味を届けてくださる仲間も増え、この京都の小さなお店から世界へと広がる景色も少しずつ見えるようになってきました。
22年という年月は、決して私一人で積み重ねられたものではありません。
来店してくださったお客様。
応援してくださった皆様。
一緒に働いてくれたスタッフ。
技術を学びに来てくれた弟子たち。
海外で挑戦してくれているパートナー。
すべての方々のおかげです。
本当にありがとうございます。
そして、ここからの豆禅は、「完成形」を目指すのではなく、「進化し続けるお店」を目指したいと思っています。
現時点で、「新しい形」を一つに決めているわけではありません。
もしかすると、営業スタイルが少し変わるかもしれません。
海外との関わり方や受け入れ方が深まるかもしれません。
技術継承や弟子制度の方法が変わるかもしれません。
住み込み修行という形がさらに発展するかもしれません。
カルチャースペースとしての役割が広がるかもしれません。
そのどれもが、まだ可能性です。
だからこそ、焦って形だけを決めるのではなく、自分にとって無理がなく、自然体で続けられる形を選びたいと思っています。
「こうあるべき」ではなく、「これが豆禅らしい」と心から思える形へ。
22年間積み重ねてきたものを大切にしながら、新しい時代にふさわしい豆禅へと少しずつ変化していきます。
人生には、何度か大きな転換点があります。
振り返れば、豆禅にも何度もそんな節目がありました。
オープンした日。
ヴィーガン専門へ舵を切った日。
弟子を受け入れ始めた日。
海外進出を達成した日。
そして今回も、きっとその一つになるのだと思います。
未来がどうなるかは誰にも分かりません。
だからこそ、不安もあります。
でも、それ以上に楽しみがあります。
変化を恐れるのではなく、変化を楽しみながら歩んでいきたい。
そんな気持ちで、7月24日を迎えたいと思っています。
最後になりますが、長い休業期間にもかかわらず、変わらず応援してくださった皆様へ、改めて心より感謝申し上げます。
皆様のおかげで、私はまた新しい一歩を踏み出すことができます。
7月24日、新しいステージの豆禅で、皆様と再びお会いできる日を楽しみにしております。
そして7月26日、22周年という大切な節目を、皆様と一緒に迎えられたら、これほど嬉しいことはありません。
これからも、豆乳ラーメン専門店「豆禅」を、どうぞよろしくお願いいたします。
感謝を込めて。
なぜ、私は一か月お店を閉めたのか。
22年間営業してきた店主が、一ヶ月も「休む」という決断をした本当の理由。
「一ヶ月も休んで、大丈夫なんですか?」
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