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スキ をやさしく囁いて。



ぎゅっ としたり。
絵本を 読んだり。

「だいじょうぶ?」
そう、心配してくれたり。


たたんだ洗濯物は
こぼれ落ちてしまいそうだけれど

小さな腕で いっぱい抱えて
運んでくれる。


そんなやさしい時間が
わたしは スキ


けれど

そう気づくのは
余裕がない日 のあと。


朝から バタバタ。

片付けても片付けても
どうしても散らかってしまう部屋。


(あれもこれも…)

娘たちが話しかけてくれているのに

頭の中では
別のことを考えていて


「ちょっと待ってね」

そのことが多ければ多いほど
眠ったころ 急に寂しくなる。


家事も仕事も育児も
待ってはくれないけれど

振り返ったときに
残っているのは

洗い終わって
綺麗に並べた食器の数でも

きれいに片付けた
部屋でもなくて


ぎゅっ と抱きしめられた
手に残るぬくもり。



きっと…

ちゃんとした母親に とか

効率よく家事を とか
期待に応えよう とか

そう考えている時には見えなくて

そういうものを
少しだけ 横に置いてみたら見えてくる。



だから今日は

眠る前にいつもよりも長く
たくさん ぎゅーっ てしてみました。


そうすると

スキ が重なり合えて。


伝わってくる温もり。
やわらかな髪の匂い。


当たり前だったはずのことは

なんだか急に

泣きたくなるくらい
いとおしくて…。


できなかったことを
たくさん数えた日の終わり。

(乗り越えられた…)

そう思えたこと。


不器用だったことも含めて
また明日を迎えられること。

言えなかった
やさしい言葉さえも。


うまくできた日だけを
宝物にするのではなくて、

うまくできなかった日々の中で見つけた
小さな いとおしさ
大切にしていたい。


そんなふうに思えた今日の夜が
わたしは スキ






こうして…



のぞみん|揺れる乙女、44 さん企画で
愛を囁いてみたら

ほんとうに えぇホルモン が出ました…。





最後まで読んでくださって
ありがとうございます。


やさしい夜になりますように🪷

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